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勝手に見てろ、これが男の生きる道  作者: 北の大地は寒い
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異世界へ

初投稿です。よろしくお願いします。

円卓に6人の男女がいる。


カトウ・ノブテル(62)

イノウエ・マキエ(55)

イイノ・シンペイ(23)

イシハラ・サトル(18)

オオシマ・マユミ(17)


そうやって自己紹介された。

初めに5分程の怒鳴りあいがあってからすでに30分程全員が沈黙してる。


「イセさん、あなた35歳でしたよね?」


オオシマが唐突に話しかけてきた


「ええ、そうですよ」

笑顔で答えておいた、沈黙は辛いとはいえ5人のようにあからさまに仏頂面じゃないのは

社畜として働きつくしてきた時に培った理不尽に対抗する心を殺すスキルのおかげだろう。


「あなたは、この中で若者でもないし、年寄りでもない。だからどっちの気持ちにもなって意見してもいいんじゃない?最初っから黙り込んで一度も意見してないじゃない」


無茶ぶりだ・・・それってどっちの気持ちもわかんないってことじゃん・・・

オカマが男女どっちの気持ちもわかるとかと同じ理屈でしょ・・・


「そうですね。どちらの気持ちといいますか、みなさんはどう考えてますか?」


「まて、なぜお前が話を進めようとする?求められたのは意見だろう。質問に質問で返すな!」


カトウに怒鳴られた・・・さっきから思ってたけどあの人沸点低いというか、年下を見下しているというか・・・

とりあえず、黙るか・・・事なかれ主義なんでね。










そもそも事の始まりは我々が死んだ所から始まった。

他の5人は知らないけど、俺は確実に死んだ。

だって研究所の爆発に巻き込まれて、爆心地にいたんだから。


目の前で爆発が起きて少なくとも周囲10mは瞬間的に2000℃位まで上がったから

生きていない。理解はしてるんだけど、神様から言われるとぐっとくるね。


嫁はいたけど、浮気をされてたし、両親は共にすでに他界。兄弟はいたが、両親が死んでから法事で会うのと年賀状のやりとりだけだったし、特に俺が死んでも困る人はいないだろう。



まぁそんなわけで俺は死んだ。

残りの5人も死んだらしい。


気づいたら6人とも円卓に座っていた。

正直キョトンとしたよね。

服はみんな病院の手術着みたいな白っぽい薄手のガウンみたいな感じだった。


殆ど同時に覚醒したみたいで、5秒もしたら声が響き渡った。



「おはよう、君たちは今世での生を終えました。ここで来世へ向けての提案があります」


声はすれども姿は見えず。そして声は自分は神だと名乗った。


そして、我々を今の記憶を待ったまま次の生へと転生させよう、そう提案してきたのだ。


神が言うには、我々は至極まっとうに死んだらしい。

良くある、神様のミスとか神の予定外で死んだからとかではなくだ。

では、なぜそれんな優遇措置を受けられるのかというと・・・


「あなた方のジンセイを我々に観察させてほしい」


という事らしい。

プライバシー無しの代わりに前世記憶を持てるとか・・・なんかいいよね。神様に見られるくらいなら問題ない気がしちゃう。


「心の中で返答を、了承していただいた方にはさらに説明をします。断る方にはここで退席頂いて通常の輪廻の行程にいっていただきます」


全員がその場に残りましたとさ!そーだよねー、みんな今の記憶があったら楽だもん。

そう思ってましたよ、ここまでは。


「全員に了承頂いたので説明を続けます。これが終われば発言できるようになりますのでもう少々がまんしてください」



すげえざっくり言うと、神様は私たち6人で人間観察を行うつもりらしい。

6柱の神がこれはと思った人間をここに連れてきて、それぞれの人生を観察する。

それを7柱目の神が誰が選んだ人生が一番面白かったかを判定して順位を付けるそうだ。

なんか暇つぶしな気がしないでもないけど、生まれ変わった後は好きにしていいんならなんでもいっか。


ここで年寄り2人は若干顔が引きつったけど、声は出さなかった。出せなかったんだろうね。


まぁ大体想像してた通りで転生先は科学ではなく魔法が発達した世界!


魔法かぁ・・・いいねぇ・・・

さらにいいことに一応魔物さんとかもいるらしいので遭遇→即死のコンボが無いようにある程度配慮はしてくれるらしい。ついでにちょびっと強い体を用意してるって!

神様チートかぁ・・・小説やゲームで良くあるけど自分で体験できるとは!!!


「さて、基本的な説明は終わりです。皆さんから見れば異世界『ファーム』で皆さんと同じように死んでしまう、6人を選出してあります。いずれも9歳です。そこにみなさんの魂を重ねる事で彼らの肉体を維持します。当然別人格が入りますので、あなた方の感覚で2日間、ファームでいえば50時間をそれまでの彼らの記憶の引き継ぎ時間とします。では・・・みなさんの転生先を決めてください」


そういって提示されたのは、身分・・・・だった・・・・・・


王族

貴族(上級)

貴族(下級)

平民

自由民

奴隷



「各身分での性別は気にしないでください。みなさんが話し合いでそれぞれ入るべき身分を決めてください。この場では話し合いしかできません。皆さんが納得する形で転生先を決めたところで個別にあなた方を選んだ神と謁見してもらいます」


ということで発言ができるようになったんですが・・・

それぞれが自己紹介したあとに

「ふん、神かなんかしらんが・・・身分は年齢順でいいだろう、若いもんは苦労しろ」

と最年長カトウが発言したことで

「待ってよ!それって私に奴隷になれってこと?あなたこそいい大人なんだから奴隷から始めればいいじゃない。どうせ最近の若いもんは苦労も知らないでとか言ってた口でしょ!?だったらもう一回自分が苦労してもいいじゃない、二回目なんだしさ!」


と最年少オオシマが返したので、5人は言い争いを始めましたとさ・・・・

そして黙り・・・冒頭の状況っと・・・・・








神様が出した条件が話し合いで決めること。

じゃんけんだとかあみだだとかそういう決め方はダメだった。

更に各身分の状況やプロフィールはこの時点で教えてくれなかった。

とりあえずだれかが納得してハズレくじ(奴隷)を引き受けろってことですね。


(かーみさっま、聞こえてまーーっすか?)

とりあえず遊びで神様に心の中で呼びかけてみた


(もちろん聞こえてますよ。イセ・マコトさん、どうしました?)


ビクッとして周りを見渡したら


「??イセさんどうしました??」

イイノに呼びかけられた、周りには聞こえてないのか・・・

何でもないと答えたが、カトウには睨まれるしオオシマには鼻で笑われた。

こいつらなんなん?まぁいいや・・・


(神様、現状じゃ動きませんよね?状況を打開するんでご褒美くれませんか?)

(ほう、面白い提案ですね。いつもこの身分決定には2ヶ月程かかるんですけどね)


マジか・・・この空間だと時間間隔薄いけど長時間拘束は勘弁して欲しいね


(ああ・・・まぁ誰もしも王族スタートがいいですからねぇ、それでどうでしょう?)

(・・・・・・・・・いいでしょう6柱も了解しました。彼らにしても観察開始が早いに越したことはないですからね。どのような褒美を望みますか?)

(うーん・・・その後の人生で有利になるようなのはダメですかね?詳しいファームの世界観がわかりませんが、文字を覚えるのが早くなるとか、料理がうまくなるのが早いとか。そう、なんでも覚えるのが早くなる!とかってのは神様でも無理ですかね?)

(・・・・・・いけますね。6柱もそれでいいそうです。後から説明がありますが約束しましょう。ただし、5時間以内に身分決定ができた場合です)

(かしこまりました、では期待に応えましょう!)



さってと、ずっと座ってるのは好きじゃないんでね。いっちょまとめますか。


「みなさん、希望の身分をいいませんか?要は奴隷が嫌なのか、それとも王族でなければ嫌なのか?個々人によって違うと思います、みんな日本人なんだからそれをすり合わせて行きましょう。私が思うに奴隷以外は一長一短だと思うのです。王族になればその分しがらみや権力争いがあるでしょう。継承権が上位であればいいですが、下位である可能性だって十分にある。貴族にしてもそうです。逆に平民であればそういった権力から遠いですがその分自由だってあるかもしれない。さぁ、みなさんが望むのはどの身分ですか?」


「なんでお前は最初に言わない?何故人に言わせようとするんだ!」

またカトウが怒鳴ってきた・・・めんどーなじいさんだな。


「私は奴隷・自由民以外ならなんでもいいわ!」

オオシマがそう言い切った。カトウを無視したかったんだね・・・わかるよ・・・・・


「私はできれば貴族のどちらかが・・・」

「私は平民でいいです」

「俺も貴族までの上3つならどれでもいいかな」

イノウエ、イイノ、イシハラが続いた。


「カトウさんはどうです?カトウさんが自由民で満足していただければそれで決まりますが・・・」


「なんだと!だからお前は・・・・・・そうか、奴隷でいいというのか」


そ、まとめるのなんて簡単だ、奴隷を自分がとればいい。


「カトウさんは最年長ですし、自由民は私の記憶では平民と大差なかったはずです。別れているし、平民と奴隷の間にある以上多少不便がある身分とは思いますが、そこは人生経験豊富なあなたならほかの人よりうまくこなせると思いますがどうでしょう?」


「イセとかいったな、お前は奴隷でいいのか?プライドはないのか?」


「プライドなど関係ありませんよ、誰かがやらねばならない。さっき彼女も言いましたが、カトウさんやイノウエさんよりかは若いので上から言われるのにも慣れてますし、他の3人よりは人生経験ありますからなんとかなりますよ。うまく立ち回りますしね」


「わかった・・・私が自由民でいいだろう」

ふー頑固じじい陥落・・・っと。ホントは貴族とかが良かったんだろうけど、まぁしょうがないよね。

若造が貧乏くじひいたうえにヨイショまでされたらこの年代はうなずくよね。

身分のマイナスを能力のプラスで帳消しにしてしまう。


そもそも人間観察が目的なのにそうそう死ぬ状況であるわけがない。

長期間生きるなら能力の伸びがものをいうはず!

そう・・・確かな事なんてなにもないのだから行動するしかない。


肉体労働オンリーの奴隷と暗殺計画進行中の王族だとしたら、どっちがいいか俺には判断付かん。

ならば、権謀術数うずまく宮廷内なんかより実力で改善できるかもしれない奴隷のが能力による恩恵は大きいはずだ。

そういう風に観察したいはずなんだ・・・頼むぞ神様たち!




「では私が奴隷、カトウさんが自由民、イイノさんが平民と決まりました。イノウエさんは王族は嫌とのことなので、イシハラさんとオオシマさんのどちらかが王族という事になりますがどうします?」


「レディーファーストってことで王族はオオシマさんに譲ります。その代り貴族上級をいただいてかまいませんか?」

イシハラがイノウエに優しく目を向ける

「私は貴族であればどちらでもいいのでそれで結構です」


よし、なんなくクリア!イシハラもいい仕事するね。

ってか元々イノウエは王族嫌だったんだからその代りとか・・・まぁ交渉術の初歩か。

何にしてもあっさり進んだね。イシハラとはいい友達になれそうだ、出会い方さえ違ってればね



「どうやら決まったようですね。ではそれぞれの神との謁見とファームでの肉体の記憶の引き継ぎを始めます。ここからは個別になりますが皆さんの人生が交わることもあるでしょう、素晴らしきジンセイを願っています」


神の声が消えた途端ストンっと地面に穴が開いて椅子のまま落とされた。





「やぁやぁ、素晴らしいね!君ホントいいよ。神の結託なしで身分決めが決まったのって初めてじゃないかな?」

「そうだったかね?確かにちょっと思い出せないね」


落ちた先にはさっきまでの神のと同じ声のザ・神様って感じの髭長おじさんと、中学生位の真っ白ワンピースの女の子がいた。


「えっと・・・こちらが私を選んでくれた神様ですか?」

ザ・神様の方をみてきいてみた


「そだよー、ファーム6柱の一人、残念ながら名前はないけどね。イセ君を選んでよかったーって思ってる。サイコーだよ君は」

女子中学生が応える。うん、色々言いたいけど喜んでくれたからいっか。


「さーって、さくっとファームの説明しちゃうね」


ファーム・・・ちなみにこれは神様の間で使われている名称なので世間一般ではないらしい。

神は次元法則毎に世界を管理しているらしく元々いた地球はラテラスという名だったらしい。


ラテラス(地球)とファームの最大の違いは物理法則・・・つまり地球の知識は参考程度にしかならずニュー○ン先生の万有引力の法則とか、アインシュタ○ン先生の相対性理論とか結構はっちゃけて無視してくるらしい。

まぁ、魔法がある世界だからね・・・

なので、良くある前世の記憶を使って内政がすげーはかどりました。

なんてのはあまり期待しない方がいいらしい。

逆に言葉・文字・礼儀とかは多少の差異はあってもそこまでの違いはないらしく、これから50時間でささっと覚えてしまえるくらいには日本と近いらしい。

実際5時間位で全部覚えられた。んーまぁ文字の方は若干怪しいけどローマ字の配列違い位だからたぶん大丈夫。単語は微妙に違うけど基本日本語で発音が微妙に違った。かつて世界を統一した大帝国ファパングが言語統一を行い、帝国は約1500年続いたため、いまではファパング語だけで生活できるらしい。


ちなみにこの知識ってやつは9歳奴隷の持っているものらしい。

文字と礼儀作法はサービスで教えてくれたけど、識字率は奴隷だと数%程度で平民でも30%程度しかないらしい。さらに礼儀作法なんて貴族か結構な金持ちにでもならんと必要としてないらしいよ。

神様チートの1つだね。

王族だともっといっぱい詰め込むから2日分とってあるらしい。



ファームでは大きく4つの大陸に分かれてる。ちょっと違うけど殆ど日本の北海道を下に下げて本州を丸くして、九州を広くした感じだ。ああ、丸くない。ファーム丸くないんだよ!地球と違って丸くなくておおよそ10000㎞程の範囲に大陸がありその外5000㎞程は何もない海でその外側に消滅の壁といわれる結界を神が作っているらしい。ユーラシア大陸よりちっちゃめの範囲かな?詳しい地図とかは見せてくれなかった。奴隷が知ってるはず無いしね。

まーいっか。



俺の入る肉体は「カイン」という名の9歳。奴隷。

両親とも奴隷の生粋の奴隷サラブレット。

とある村で父親奴隷のが母親奴隷に恋をした。父親奴隷は大層な働き者だったので、そのご主人様は母親奴隷を買ってくれて俺が生まれた。

当然、奴隷の子の所有権はご主人様にあるのだが、商人であったご主人様は俺が6歳になった時に軍に戦争用奴隷として俺を売ることになった。


これは大人の事情が色々あったみたいだけど子供の俺は詳しい事は記憶に無かった。

両親ともに奴隷であったため、多少の葛藤はあったが、ご主人様のために俺を喜んで差し出したみたい。

そしてその後訓練中にしこたましごかれた傷が元になってひっそりと死んでしまった・・・

死因:失血死。 享年:9歳  浮かばれないね・・・


うーん・・・設定で覚える必要があるのが教官の名前と自分の部屋位

だけ・・・楽ちんでいいんだけどね。



んで・・・もっとも大事な神様チートなんですが・・・・・・


「超記憶と超感覚・・・でどうかな?」


『超記憶』瞬間的に見たものを覚えれる。と、言うわけではないがかなり物覚えがいいらしい。もちろん完全記憶と違って一度覚えたら忘れないなんていうこともない。要するに超記憶だ!


『超感覚』地球でいう5感(視覚・味覚・嗅覚・触覚・臭覚)に加えて魔力覚というのが鋭くなるらしい。


「この二つがあれば君が望んだもの覚えが良くなるとかってのは実現できるよ!」


「ほっほー、でもでも私って転生したら奴隷じゃないですかぁ・・・もう一声ください!」


「えー!カイン君ずうずうしいねー。でもでも奴隷取ったのってカイン君じゃん、それなのに何が欲しいの?」


「いやいや、奴隷だから記憶と感覚だけでモノを覚えれるか不安なんですよ、だって奴隷ですよ?私の感覚じゃ人権無しの物扱いじゃないっすか・・・そうなるとそもそもまともに生活できる基盤が必要なわけですよ。つまり超健康!的なやつが欲しいな、って思うんですよ」


「んーーーーーー、言われるとそう思うな。・・・・・・・・・・・お、いいってさ。ぎりぎりだね、4:3でおっけーでたよ。君が転生時に与えられる特典は『超記憶・超感覚・超回復』の3点セットでーす!」


おお・・・稟議が簡単に通った・・・それにしても超回復か、超健康とかてきとーなこと言ったけどなんか超回復のがよさげだな。それにしても多数決なのかよ、神も世知辛いシステム使ってんな。


ちなみに聞いてみたら他の5人も超○○を1つ貰ってるらしい。

能力の内容については教えてくれなかった。


そして残りの時間でカインの体を使って運動してみる。

これは神様いわくすでに体と魂が連結されているためにここでの経験が肉体のほうにも反映されるからだ。

確かに35歳運動不足の研究員よりも9歳奴隷のほうが動きがいい!

神がくれた特典によるちょっと強い体は、きちんと鍛えればどんどん強くなるらしい。

それこそ遺伝とか無視して強くなる。ある意味神改造を受けたわけだから、世界最強だって夢・・・ではない?って感じらしい。


女子中学生神の説明はかなりてきとーだったので詳しくはわからないが、とにかくがんばれ!っていわれた。


明日から奴隷ライフがまってると思うとちょっと憂鬱だけど、神から応援されてるんだから第二の人生をがんばりますか!


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