3/4
帰らぬ人。
「心晴ちゃん!」
「なんですか?」
「俺の編入祝いにさ、どっか、出かけない?明日休みだし。」
「え・・・・?」
「決まり!じゃあ、明日午前十時に駅で待ち合わせね?」
「あ、はい。」
どんな服を着ていこうかな・・・
ドキドキする。
雪貴さんの言葉に、行動に一喜一憂してしまう自分にびっくりした。
「あ、心晴ちゃん!こっちこっち!」
「遅れてすみません・・・」
「俺もさっき来たばっかだよ。可愛いね、心晴ちゃん。
その服すんごい似合ってる!」
いま顔赤くなってない!?
「じゃあ、行こっか。」
「は、はい!」
カタンガタン・・・・
「楽しみだね♪」
そう雪貴さんが言ったとき、電車が大きく揺れ、倒れた。
キキ―――――――――ッ!!!!!!
グラッ・・・・・・・
ドォォォォォォォン!!!!!!!!!
あれ・・・・?痛・・・・くな・・・・
「!!!!!!???
雪貴さん!!!!!!!!」
私をかばった雪貴さんは
帰らぬ人となった。




