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キミになら、見られてもいいよ  作者: undervermillion
キミの想いを聞かせて欲しいの
9/16

全年齢版

全年齢版に変更していますので、どなたでもお読み頂けると思います。

ただし、楽しめるかどうかはわかりませんが。

しおりを挿む トリプル・スタンダード(全年齢版) 作者:単六電池


            <<前の話 次の話>>


全年齢版に加筆修正しておりますが、何故か「あまり直っていない」と注意を受けてしまいます。

今回こそ、問題ないはずですが……


――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――


            第56話 毒を食らえば、・・・


雄一は、セリアを人気のない一室に連れ込むと、セリアの様子を確認する。



「はぁ、はぁ……」

セリアは、苦しそうに、豊満な胸を上下させながら、雄一のズボンを凝視していた。


雄一は、セリアの意図を理解したが、

「いいのか?」

と、思わず確認してしまう。


「はぁ、はやくぅ、出してぇ」

セリアは、うつろな表情を俺に見せながら、ゆっくりと、俺の体に寄り添ってくる。


「待て、セリア。

今から出すから、おとなしくしろ」

セリアの気持ちもよくわかるが、焦ると失敗する。

雄一はこのような事態に備えて、ある程度練習はしていた。

しかし、初めての行為に緊張感を強いられていた。


雄一は、ズボンから大きな物を取り出すとすぐにセリアの口に含ませる。

「ん、ちゅ……。んむ……」


セリアは、物の先端部分を丹念に舌を使って刺激を与える。

刺激を受けた物は、最初よりも大きくなり、先端から透明な液体が漏れだしている。


「おいひぃ」

セリアは、透明な液体を舌を使って、唾液と一緒に飲み込んだあと、物をおもいっきりほおばる。


「ん……ふ、んむ……。ん……」

セリアは、物の先端を吸い込むようにして透明な液体を搾り取ってゆく。


雄一は当初セリアの様子から、手伝いが必要だと思っていたが、セリアの手慣れた反応を見て、セリアに任せることにする。


セリアの口の中にある物は、さらに大きくなり、限界を迎えていた。

「もうすぐで、出るよ!」

雄一は、念のためセリアに声をかけたが、セリアは嬉しそうな表情で首を上下に動かした。


「んんっ!!!」

セリアの口に射出された、白い液体は想像以上の量であった。

セリアががんばったからだろう。


「ごほっ!、ごほっ」

「大丈夫かセリア」

むせるセリアに雄一は思わず、背後に回って背中をさすろうとするが、セリアは右手を前に出して、雄一の動きを制止させる。


セリアは、物から放出された液体を一滴も漏らすことなく飲み込んだ。




雄一は、出し尽くして小さくなった物をズボンのポケットにしまい込むと、セリアに視線を移す。


セリアの顔色は部屋に連れ込んだ時よりずいぶんよくなった。

ひとまず、安心できる状態だ。




雄一は、先ほど使用した物を取り出す。

毒素中和剤「(読ませられないよ!)」の試作品である。

第3研究所で使用法を聞いたときは自分の耳を疑ったが、落ち着いてきたセリアの姿を確認し、自分が初めて行った治療行為が間違いではなかったと安堵する。

ちなみに、使用法は次のとおり。




使用方法


1 「(読ませられないよ!)」の先端部分を口にくわえる。


2 口にくわえたことで発生する唾液と先端からにじみ出る胃薬「(見せられないよ!)」を飲み込むことで、胃液の分泌を抑えるとともに、中和剤による胃の粘膜へのダメージを緩和する。


3 一定時間の熱と振動が与えられることで射出される毒素中和剤「(読ませられないよ!)」を口に含ませ飲み込むことによって、体内の毒素を中和させる。


保管方法


1 直射日光の当たらない、涼しいところに保管してください。


2 小児の手の届かないところに保管してください。


3 一度開封した製品は、すべて使いきってください。


4 医療用以外での使用は絶対におやめください。


注意事項


1 目に入らないように注意してください。万一目に入った場合には、すぐに水又はぬるま湯で洗い、直ちに第3研究所専属の医療スタッフの診断を受けてください。


2 本剤の使用により、副作用として下腹部に激痛が発生する場合があります。

その場合は、直ちに使用を中止して、速やかに第3研究所で受診するか、もしくは・・・




雄一は説明書を読んでいると、先ほどまで落ち着いていたセリアが、急に苦しみの声をあげる。

「うぅ、うぅ……」

「大丈夫か、セリア!」

雄一は、説明書を放りなげ、下腹部を押さえながら苦悶の表情をみせるセリアを、なだめるように声をだす。


「「(言えないよ!)」をちょうだい!」

セリアは、自分のおかれた状況を正確に理解して鎮痛剤を求めた。


「わかった……」

雄一はセリアの指示に従い、ズボンのポケットから第3研究所試作の鎮痛剤「(言えないよ!)」を取り出した。

セリアへの医療行為がまだまだ続くことを雄一は確信した。


――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――


(あとがき)

お読み下さりありがとうございます。

毎回のように「どこが、全年齢版?」との感想をいただきますので、今回から変更点を掲載します。


・R-15ガイドラインに従い、投薬した薬剤の用量を適正な水準にまで引き下げたこと。


・R-18ガイドラインに従い、投与された薬品の名称を伏せたこと。


・R-18ガイドラインに従い、医療行為の後に行われた行為について、すべて削除したこと。


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