「谷頭学園フルスロットル!!」に登場するアイテムについて
振り返ってみると、異世界転生ものやオンラインものが多かったので、趣を変えてみました。
別の意味で、趣を変えるべきところがあると思いますが。
しおりを挿む 谷頭学園フルスロットル!! 作者:単六電池
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ご愛読ありがとうございます。
前回の第30話「困ったときの夢オチ」により、第16章「ヨーロッパ遠征編」が終了しましたので、第17章「奪われた栄光編」に登場するアイテムを紹介します。
第31話「42人目の転校生」は、来週木曜日に掲載の予定です。
ちなみにタイトルの「谷頭」は「たにがしら」と読みます。
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谷頭学園フルスロットルに登場するアイテムについて
○聖剣けいこうとう(武器)
攻撃力+23 780円
破壊力抜群。仮に折られても、破壊された先端がさらなる凶器と化す。
第65話「最後から2番目の聖戦」で、桃谷が使用して勝利した。
ただ、教室の後片づけという勝利の代償は、あまりにも大きすぎた。
○ざるそばパン(回復アイテム)
回復(小) 210円
学園購買部で、ロールキャベツパンと人気を二分するパン。
第49話「焼きそばがないのなら、ざるそばでかまわない」で初登場。
双葉が試食したことがきっかけで、この世に生み出された。
○分度器(通常アイテム)
最大測定可能角度180度 120円
角度を測る道具。
第95話「黄金比にだまされた夜」に登場。
それ以外の使用方法については、第145話「禁じられた角度」を参照。
○魔法使用許可願(消費アイテム)
様式第12号 10円
学園内での魔法使用を認めてもらうための申請書。
生徒会規約第16条及び生徒会細則第45条第3項に記載されている。
お役所仕事なのか、使用する14日前までに申請しなければならない(祝祭日を含む)。
第77話「星を落とすもの」で申請が行われたが、この学園で魔法などという、うさんくさい能力を使用できる者など、一人もいなかった。
○竹ボウキ(魔術補助装置)
飛行魔術補助+26% 1,260,000円(概算)
第78話「飛べない翼」で登場。
水島が設計した、飛行魔術演算補助装置。
水島エンジニアリングの技術が結集した試作品。
黒坂が使用することで、真価が発揮される。
○「いけない水菜先生」(消費アイテム)
消費(中) 4,560円(生写真付き)
数学教師水菜舞先生が、ウィルスに感染したことにより臨海学校に行けなかった際に、学校で撮影したビデオレター。
第33話「一夏のおもいで」で存在が明らかになった。
第64話「水菜先生のひみつ」で全編が明らかになった。
見るたびに、「見るんじゃなかった」という男子生徒たちのため息が消費されていく。
ただ一人、桑沢を除いて。
○一升瓶(消費アイテム)
容量1.8L 0~2円(数量により変化)
フランクが、第80話「飲むなら乗るな、乗るなら飲むな」で使用したアイテム。
廃品回収された一升瓶の、その後を知るものはいない。
○キールくんの右手(重要アイテム)
76cm 約500億円(旧通商産業省による概算。現在の貨幣価値に換算すると約4,200億円)
第5世代コンピュータプロジェクトにより作成後、人類への脅威になると判断され、5つに分離され封印された部品の一部。
「キールくんの右手」の他に、「キールくんの左手」、「キールくんの右足」、「キールくんの左足」、「封印されたプロジェクト」の五つが揃うことで、史上初の第5世代コンピュータが完成し、人類最大の敵として学園が乗っ取られるはずだった。
しかし、第80話「飲むなら乗るな、乗るなら飲むな」で、一升瓶とともに回収されてしまう。
その後、第145話「伏せしものたちの逆襲(前編)」で再登場を果たす。
○秘められた想い(消費アイテム)
使用枚数30枚 98円
楠が、橘への想いを書き綴ったノート。
第6話「食堂で失った栄光」によって示唆されるが、第146話「もう一つの電撃戦(その4)」で古紙回収される。
第200話で明らかになると思われるが、第199話のタイトルが「もう一つの電撃戦(その132)」となっており、実際のところは作者にもわからない。
○「よくわかったつもりにはなる物理」(消費アイテム)
効果時間15分程度 30円
第97話「富士五湖が言えるまで、学校をやめない」で村口が、クラスメイトに暗示をかけるために使用したアイテム。
クラスの平均点が12点も上昇したため、使用したキャンディーは「ドーピングアイテム」とされて学園が没収し、第97話終了後、教師がおいしくいただきました。
姉妹品として、「よくわからないとまではいえなくなるようにするリーマン予想」がある。
○木刀(武器)
京都率62.6% 2,980円
第157話「いざ鎌倉の次の幕府があったところへ」で登場する武器。
修学旅行に向かった、葛西があらかじめ用意していた。木刀の銘から考察すると、会津若松市内のみやげもの店で購入したものと思われる。
葛西いわく「新たに買うよりは、普段から手になじんだもののほうが使いやすいから」とのこと。
そこには、当然の真理と「なぜ、木刀を修学旅行に持参する必要があるのか?」という疑問であふれていた。
とはいえ、大方の予想を裏切って、第161話「こんなこともあろうかと」で実際に使用するが、別に現地で買ったものでも問題ないと思ったのは、作者だけではあるまい。
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追記)
聖剣けいこうとうの項目を追加
ざるそばパンの項目を追加
分度器の項目を追加
魔法使用許可願の項目を追加
竹ボウキの項目を追加
「いけない水菜先生」の項目を追加
一升瓶の項目を追加
キールくんの右手の項目を追加
秘められた想いの項目を追加
「よくわかったつもりにはなる物理」の項目を追加
木刀の項目を追加
黒板消しの項目を削除
「谷頭学園フルスロットル!!(1)1人目から41人目の転校生」の項目を削除
調子に乗れば、いくらでも書けそうなネタではあります。
追記)次回は9日正午に掲載の予定です。
今の話で、第1章「キミになら、見られてもいいよ」を完結にします。次章から「キミの想いを聞かせて欲しいの」が始まります。