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裏切り者の剣士さま!  作者: 三日月カヌレ
「新」異世界生活
16/21

覚醒


「フィーシャ。後は任せて。」


目の前の敵を見据え、俺はそう放つ。

若白髪の青年、褪せた群青と、灰色の目のオッドアイで、焦点が合っていない。


死体だ。間違いなく、魔力で動いているだけで。


火炎付与テンポ・ファイヤ雷電付与(テンポ・ライトニング)威力上昇付与(テンポ・アタック)速力付与(テンポ・ソニック)高防御付与(プロテクト・テンポ)魔力増幅付与(マジック・テンポ)


バフを重ね掛けしていく。基礎の底上げは大事だ。

なにより────パーティーメンバーがやられたのに出し惜しみはできない。


「"神級(ゴッズ)"」


人造神兵器(アトミック・ボム)


さっきまでと雰囲気が変わった。

空間はひりつき、周囲の魔力が楕円形に集約していく。

物質創造────その魔法には高い技術が求められる。この世界には無い物であれば尚更。


「核爆弾────だよな」


現代科学の化身。神の武器とも言える兵器がその場に現像する。それとともに、虚妄の魔術師の中の魔力が大幅に減ったような気がした。


相打ちになったとしても俺を倒したいのだろう。


「そんな事、させるわけはないんだけど!!」


神級(ゴッズ)!!」


音速よりも速い速度だろう。ソニックウェーブを発生させながら核爆弾は弾丸のように俺に向かう。

立ち向かう様にして剣を構えた。


龍刀断魔(ドラゴキングソード)!!」


俺が"砂嵐"に与えられた力は二つ。

一つは、魔族殺し(モンスター・キラー)を無力化する力。

そして二つ目は───ドラゴンの力を更に引き出す能力。

俺は邪竜、ドラゴン族の力を万全に引き出した俺は

もはや人間に負けるはずはなかった。


「─────魔、王。」


核爆弾の爆発。そして放射線ごと切り裂く様に、魔力の斬撃は虚妄の魔術師の胴体を真っ二つに。

死に際、虚妄の魔術師が放った言葉はその一言だった。


「勝った、、、?」


背後にいたフィーシャが、震えるような手で俺にそう問いかける。


「勝ちましたよ。フィーシャ」


ホッ、と一息つくと、俺はそう返した。

虚妄の魔術師────撃破だ。

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