ライフワールド
⋯カチャカチャ⋯
空翔「よし!これで全アイテムカンストだー!」
俺の名前は空翔!
そう俺は自称世界一の作業厨だ!普通のゲームはボスを倒したりだとかでクリアになる事が多いが俺は敵のドロップ品を限界まで集めたりストーリーを進めずにどこまでアイテムを集めれるかを一生試している所謂運営の天敵だ。
〜学校にて〜
久保田「おい!空翔!聞いたか!新作のオープンワールドゲー
ムのライトワールドって言うゲーム出たらしいぞ!」
空翔「お!まじで!?」
久保田「しかも今回のゲームフルダイブ型VRゲームだって!」
空翔「まじで楽しみだな〜!」
〜帰り〜
空翔「じゃ、また明日〜!」
久保田「バイバイ〜!」
そういえば新しいゲームがもう出たって言ってたな、買ってみるか~
じゃあ早速やってみるか!
〜ゲーム開始〜
まずは名前を決めないとな〜
まぁいつもの名前でいっか
【ツバサ】
チュートリアルがメニューの説明だけ!?
まぁやって覚えるか!
よし!まずはアイテムの表示上限を調べないとな…
ん?あれはなんだ?
スライムだ〜!!
スライムのドロップ品を最初にカンストさせるか!
〜6時間後〜
「いくらスライムの液を集めても…なかなかカンストしない…」
もう999,999個がカンストって事に賭けるしかないか…
〜数時間後〜
「よし…あと1体倒すと999,999個だ……よし…倒せたぞ…あと1体倒して表示が999,999個から変わらなかったらカンストだ……」
表示
1,000,000個
▲
999,999個
「え…まだカンストしないの…?」
「もういいや!一旦休もう!」
「このゲームってどうやってログアウトするんだっけ?」
「確か宿屋に泊まったらいいんだっけ…?」
「よし!近くの街に向かうぞ〜!」
その後道中でもツバサはスライムを倒しまくって
気づいたら最初の街を越えて中級者クラスの街に来てしました
「よし…!やっと着いたぞ〜!!」
「宿屋はどこだ?」
あれか?まぁ行ってみるか!
「すみません〜!ここって宿屋ですか?」
「ここは冒険者ギルドですよ。
何かお困りの事はありませんか?」
「あの、宿屋ってどこにあるんですか?」
「この先の路地を突き当たりまで進んで左側に赤い建物がある
と思うのでそこに行ってみて下さい。」
「ありがと〜!」
え〜と…ここか?
「すみません〜!
ここに泊まりたいんですけど空いてますか?」
「はい!空いていますよ。お名前を教えてください。」
「俺の名前はツバサだ!是非覚えt...」
「ツバサさんですね306号室にお進みください。」
「……あ、はい」
自分の部屋にはついたけどどうやってログアウトするんだ?
ベッドに寝たらいいのか。
いや〜楽しかったな〜また明日もやるか!
明日こそはカンストさせてみせる!
〜翌日学校にて〜
久保田「なあなぁ!空翔!ライトワールドどこまで進んだ?」
「え?俺?俺は近くの街までは行けたぞ〜」
「空翔はまだまだだなー!俺は上級者の街先知に着いたぞ!」
「先知?なんか分からんけどすごそうだな」
〜帰宅〜
じゃあ早速昨日の続きをやるか!
そういや久保田が先知?って言う街まで行ったって言ってたな俺が今いる街はなんていう名前なんだ?まいっか
〜5時間後〜
ふぅーやったやったスライムの液が5,600,000まで溜まったぞ!カンストになるには9,999,999くらいまで
集めないとだめなのかな?
そういやスライムの中に体力が多い奴がいたけどなんなんだろう?