村の少年
小さな村の少年。15歳になったアル・エリークは
身長は165cmの細身、黒髪で右手の甲には太陽のマークが刻まれている。
アルの日常は朝起きると鶏にキレて、筋トレして、木を倒して、運んで、組み手をやって寝るという毎日。
アルは人口50人しかいない村に住んでいる。
大人が10人かかってもそれを振り払う体術を持っているアルはそんな毎日に退屈していた。
この村は良い意味で平和主義過ぎて争い事が起きない。
海から流されて来たシワシワの英雄伝の本。
誰かを救うことに憧れを持っていた。
英雄の名前はルルン・スピアーズ
能力はなく拳一つで国を収めた話が刻まれている。
6歳の頃に浜辺で拾い毎日読んでいる。
いつか人を救う人物になるために。
ただどういうわけか、海は進むと島の反対側に到着するだけなので出ることが島から出ることが出来ない。
母親のミルはいつか外に出れると言い続けたが、アルはその言葉を信じようとしない。
アルの父は3歳の頃から家に帰って来ず、アルを抱えている写真が飾られている。
平和ボケをしないために1人修行をしてきた。
そして15歳の誕生日の日、誕生日を迎えた日に眠っているアルはベッドごと魔法陣に吸い込まれていった。