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“あなたを好きなだけじゃダメですか?” と気になってた女の子に僕は言われて、、、!

作者: 七瀬





“あなたを好きなだけじゃダメですか?” と気になってた女の子に

僕はそう言われて、、、!




・・・以前から気になっていた女の子に突然、僕はそう言われた。

勿論! 【好きなだけでいいよ】とその時、僕は彼女にそう伝えると?

彼女はニコッと僕に微笑み返してくれた。

これは上手くいったんだと僕は思い込んでいたんだけど?

どうやら? 選ぶ相手かのじょを僕は間違ったらしい!




『“今日さ、am2時ごろ迎えに来て!”』

『無理だよ、そんなに遅い時間! 僕、明日も仕事だよ。』

『はぁ!? ワタシの彼氏だよね? だったらゴチャゴチャ言わないで、

向けに来いよ!』

『・・・・・・』

『“黙ってないで! 返事は?”』

『“はい!”』

『ちゃんと返事が出来るんじゃない! ちゃんと迎えに来いよ!』

『・・・ううん、』





・・・僕はしぶしぶ、眠い目を擦りながら車で彼女を向けに行くと?

彼女は他の男とイチャイチャしていて、僕が運転席から彼女に話しかけても、

その男とまだイチャついていた。



『おい! いい加減にしろよ!』

『はぁ!? コイツ誰だ?』

『“ワタシの彼氏!”』

『はぁ!? お前、彼氏居たのかよ! まあ、いいけど。』

『早く車に乗って!』

『じゃあねーまた!』

『あぁ、またな! ハニー』

『ばいばい、ベイビー』




・・・想像以上に、緩い女だとこんな形で気づくなって!

僕は彼女とまだ付き合ってていいものなのか?




『着いたら? 起こしてくれる!』

『・・・わ、分かった、』

『じゃあーおやすみ~』

『・・・・・・』





僕は彼女の何を好きになったのだろう?

彼女とは同じ職場で、凄く可愛らしい女性ひとだなと僕はずっと

思い込んでいた。

きっと僕のように想っている男性社員は未だにたくさん居ると思うんだ!

それぐらい職場の彼女とここに居る彼女は別人のように感じる。

僕の職場でも、僕の同僚の男性社員が彼女の事を好きな奴もいたのに......。



『俺さ、すみちゃんの事スキかも!?』

『まあ~かわいいもんな!』

『そうだろう、俺は顔がタイプなんだよな~!』

『顔だけか? 胸も尻もいいんだよな!』

『案外! お前って変態なんだな。』

『“今更? 変態だけど、何か?”』

『開き直ってんな~!』

『まあーね!』

『俺! 真剣にすみちゃんに、告白しようと想ってんだ!』

『いいんじゃない!』

『“お前はいいのかよ、俺が彼女に告白しても、、、!”』

『いいよ、上手くいけばいいな。』

『・・・な、なんだよ、お前いい奴じゃん!』

『今更かよ!』

『ありがとう、俺! 頑張るわ!』

『あぁ!』





こんな話をつい最近、していたのに、、、。

彼女が僕に告白してきたもんだから、立場が一気に変わってしまった!

今では? その同僚も僕と彼女が上手くいく事を望んでくれている。

ただまさか? 僕もだが彼女がこんな感じだとは誰も思ってないだろうし、

直ぐに彼女と別れると? 僕が彼女をフッタみたいで、職場で何を言われる

か分からなし、慎重に動かないといけないと僕は想っていたんだけど、、、?

彼女が急に職場で、しかも? 皆が居る前で、僕にこんな事を言い出したんだ!



『“あっくんの赤ちゃん! 出来ちゃったみたい!?”』

『えぇ!?』

【おめでとう~ 良かったな~!】

【いつ結婚するの?】

【デキちゃった婚だね!】

【順番おかしいけど、良かったじゃん!】

【寿退社か?】

【いいじゃん! いいじゃん! めでたいんだから~】






正直! 彼女と会う時は、僕は彼女の送り迎えの時だけ。

“彼女が飲みに行く時の送り迎えだけなんだよ!”

そんな僕が彼女と体の関係があるはずもなく、もし? デキてる

んだったら? 間違いなく! 僕の子じゃない!

それなのに、僕は彼女と結婚するべきなのか、、、?

誰の子かも分からない女の子と結婚って、、、?

そんな詐欺みたいな話ってある?



・・・僕の本音を言えば?

“もう彼女に振り回されたくないし、別れたいんだよな。”

いい加減! 僕は彼女の都合のいい男でいる気はない!

でも? これ以上、話が進んでしまったら?

もう後戻りはできないし、僕は一体? どうしたらいいモノなのか?

“早く、彼女と別れないと偉い事になりそうだ!”


最後まで読んでいただいてありがとうございます。

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