お城に行こう!①
私、クレア・ウィシュターニアは、四大貴族の1つウィシュターニア公家の当主。ウィズ・アルベルト様の妻です。そんな、私は現在絶賛子育て中なのです。え?私の子供。違いますよ。この子達は、旦那様の姉上様であられるエミリア姉様のお子様でつまり私の甥姪ちゃん達です。とても可愛い子達です。
「「「お姉ちゃん!!」」」
おっと、いけない。子供達が呼んでいますね。私は、子供達を撫でてあげます。そうすると3人とも満面の笑みで笑ってくれます。ああ癒されますわ〜。この子達の笑顔は天使級です。きっと女神アクエリウス様もこの可愛さには、嫉妬することでしょう。
3人のお名前をご紹介致しましょう。
お転婆さんのビオーネちゃんしっかり者のユリナンテちゃん甘えん坊のユリウスくんです。ウィシュターニア公家は、帝国の心臓と呼ばれる名家。三人のお母上であるエミリア姉様は、帝国の外相をお務めになられて多忙なお方。私がしっかり母代わりをしないといけません。「お姉ちゃん!お外で遊ぼう」
おっと、ユリウスくんがお家の庭で遊ぶ提案をしてきました。この子達は、お外遊びが大好きです。私は、3人を連れてお庭に出ます。すると、3人は元気いっぱいに走り出します。私は、そんな3人を見守りながらゆっくり歩きます。ユリナンテちゃんがクルクルと回っています。
「ユリナンテちゃん!転びますよ!」ユリナンテちゃんが転びそうになりました。私は、素早くユリナンテちゃんを抱き抱えます。危なかったですね。
「大丈夫ですか?」
「うん!お姉ちゃんありがとう!」
ユリナンテちゃんは、元気に返事をしてくれました。私も一安心しましたわ。ユリナンテちゃんを降ろしてあげるとユリナンテちゃんは、また元気に走り出しました。すると今度は、ユリウスくんが枝を拾って振り回しています。「ユリウスくん周りに人がいたら物を振り回してはいけませんよ?」「わかった!」「元気なお返事ですね。偉いですね」私は、ユリウスくんの頭を撫でてあげます。するとユリウスくんは、嬉しそうに笑います。ビオーネちゃんが小さなお手で私の服の裾を握っています。凄く可愛いです!!
「お姉ちゃん!お城に行こう!」ユリナンテちゃんがスタンベル城を指差して提案します。
「お城ですか?では、お母様に許可を取って来てください」「はーい」
しばらくして三人が戻ってきました。
「ママがね、行っていいよって!」「よかったですわね。では行きましょう!」屋敷の前まで行くと1人の御仁が立っわておられました。「儂がお主らを護衛する」それは、帝国の英雄譚にもなっておられる元帝国近衛騎士団長。現在は公家騎士団長を務めてらっしゃるジークフリート・サラディン様でした。「じーじ!」ビオーネちゃんが行き追いよく抱きつかれます。ジークフリート様は満更でもない表情をなさっています。
「では、行こうかのう」私達は馬車でグラディウス帝城スタンベル城へと向かいました。「お姉ちゃん、お城大きいね!」「そうですね。知神と謳われた初代バルトニーニア公が築城なされた帝国な誇る城です」私は、ユリウスくんの言葉に相槌を打ちながらお城の外観を見ていました。すると、馬車が止まりました。どうやら着いたようですわ。
「さあ!降りるのじゃ!」ジークフリート様がそう仰ると私達は馬車を降りました。そして、門番さん達に説明して城に入れてもらった。




