スノー・ホワイト
スノー・ホワイトは、軍事国家グラディウス帝国に属す軍人であり、四公の1人ウィシュターニア公が1人ウィズ・フォン・アルベルトの妹であり、ウィシュターニア公軍第三大隊長及びウィシュターニア公秘書官を務める。スノーは、ウィシュターニア姉兄で唯一エミリア、ウィズと血の繋がありウィズの父方の伯母の娘で物心が着く前に両親と死別。愛情を持ってしてエミリアに育てられた。スノーは、幼少時から、物静かで外にあまり出ず書庫で引きこもっているような子供だった。特にウィズとは非常に仲が良く常に一緒にいる事が多かった。スノーは、幼いながらにウィズを好きになっていた。いつも兄の後ろを歩いて付いていた。「兄ちゃんお手て繋いで」と、ウィズにお願いし手を繋いでもらうのが日課だった。ウィズは、そんなスノーを可愛がっていた。「スノーは可愛いね」「兄ちゃんもかっこいいよ」と、2人は仲睦まじい兄妹だった。
その日は突然来た。ウィズは、帝国の士官学校に入学する為に帝都に旅立ってしまった。スノーは、ウィズがいない事に寂しさを感じ泣いていた。そんなスノーを他の兄姉達は慰めていた。「すぐ帰って来るよ」と、慰めてくれた。スノーは「兄ちゃんとずっと一緒に居たい」と言った。次の年エドワード、また次の年にメアリーが士官学校に入学した。そしてスノーも13歳になり士官学校に入学する事になった。しかしその年にユスタリス神聖と傭兵国家バルバトスとの【第二次東西戦線】が勃発し両軍多くの死傷者を出し3年休戦が結ばれた。その3年の間に兄ウィズは変わってしまった。姉のエミリアは軍の職を全て辞してウィシュターニア城に帰ってしまいスノーは、戦場に心を無くしてしまったウィズの秘書官としてウィシュターニア公軍に属した。ウィズは、軍務に明け暮れていた。した。ウィズは、軍務に明け暮れていた。「兄様、お食事の時間ですよ」「ああ」と、素っ気ない返事で返した。スノーは、ウィズの身の回りの世話をしていた。
「すまないな……こんな頼りない兄で」「そんな事ないですよ、兄様」と、励ました。しかしウィズは食事の時間も仕事の書類に目を通していた。
スノーは、そんなウィズを心配していた。だがその心配も杞憂に終わる事はなかった。ある日ウィズの恋人であった当時女剣隊統括隊長を務めていたアリエル・フォン・バルベルデがウィズを尋ねて来た。ウィズは、快くアリエルを出迎えた。「アリエル。久しぶりだな」「久しぶりウィズくん。会いたかったわ」
「俺もだ」と、抱き合った。2人は、仲睦まじく話をしていた。スノーは、席を外し邸宅の中庭にいた。「スノー? こんなところにいたの?」と、メアが声をかけた。当時メアはアリエルの副官を務めていた。「姉さん……」と、涙ぐんでしまった。「どうしたの?」と、心配しスノーを優しく抱きしめた。「ウィズ兄様は……もう……私の事なんて忘れちゃったのかな……」と、泣き崩れてしまった。
「そんな事ない」と、慰めた。しかしスノーの不安は拭えなかった。
「兄様が一番大事にしているのは……私達弟妹よスノー。アリエル様よりもきっとね…」どこまでも一緒だったら嬉しいけど……いつかは、好きな人を見つけて兄様もメアだってそして私も結婚するだろう。それが貴族の義務なのだから。




