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ウィシュターニア公戦記  作者: 上西日向守
ユスタリス神聖国編
118/134

神の審判

「イキってんじゃねえよ。てめぇの価値なんて最初から何もねぇんだよあぁコラ」ロサリエが十字架型の剣を胸の前に掲げる。「てめぇんとこのアバズレ女神に祈れやコラ」

「数々の女神アクエリウス様の愚弄を償ってもらうぞ【異端者】ロサリエ!!」「あぁコラ異端者はてめぇだ。死神ウィズ・アルベルト!!」ウィズは、ロサリエに斬りかかる。

その一撃をロサリエが受け止めると2人は鍔迫り合いとなる。

そして互いに距離を取る。

「一切合切無に帰れ【一刀両断】」ウィズの斬撃が縦一線に飛ぶ。

「塵となりて消え失せろやあぁコラ!!【破滅の十字架】」ロサリエの斬撃がウィズに襲いかかる。

2つの斬撃はぶつかり合い、相殺される。

そして2人は同時に地面を蹴り上げる。

再び互いの剣がぶつかると火花が激しく散る。

激しい攻防が続く中、ウィズは、ロサリエの剣を弾き返した。

ウィズが剣を振るうとロサリエは、それを受け止めた。

「往生際の悪い野郎だなあぁコラ」

「なんとでも言え」ウィズはそのまま剣を押し込むもロサリエはそれを弾き返した。そして2人の一撃が再びぶつかり合う。互いの剣が激しくぶつかる音が響く中、両者一歩も引かない攻防が続いた。やがてお互いの剣が弾かれるとウィズの刃が一瞬早く届くもロサリエはそれを受け止めた。「まだ諦めてねぇのかよあぁコラ!」

「私は、私の信念のために戦う」

「ケッかっこ付けやがってよぉお……くたばる寸前の癖によう!!」ロサリエは、ウィズの剣を弾き返すとそのまま斬りかかった。ウィズがそれを防ぐもロサリエはすかさず追撃を加える。

ウィズはその攻撃を防ぎきるものの次第に押され始めていく。「死ねやあぁコラ【鉤十字の紋章ハーケンクロイツ】」そしてついに致命的な一撃を貰ってしまった。ウィズの体に鉤十字の傷ができた。

「どうやら勝負あったようだなあぁコラ」ロサリエは、勝利を確信したように言い放った。「ぐっ……」ウィズはその場に膝をつき倒れかけるもなんとか堪える。だがその傷からは血が溢れ出していた。

「まだ生きてんのかよあぁコラ」ロサリエは嘲笑うように言った。

「しぶといやつだぜ全くよう!てめぇらアクシズ教徒は気色悪い生命力してんなあぁコラ」そして再び斬りかかる。

ウィズはその一撃を防ぐが、ついに力尽きたかのようにその場に倒れ伏すのだった。「さてとそろそろ終わりにするかあぁコラ」

ロサリエは、剣を構えるとウィズに向けて振り下ろした。だが、その斬撃がウィズに当たることはなかった。なぜならその一撃は、何者かによって受け止められたからだ。「誰だてめぇは?」

「口が悪いお嬢さんだね」

「あぁコラ。てめぇが初代剣神アルベルトかぁ」それはウィズの身体を借りて現世に現れた初代剣神アルベルト・ウィッシュターニアだった。

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