聖なる場所
和平と同盟を結んだ帝国と神聖国の、首脳達はまず神聖国内にてベルモットにより操り人形として洗脳されている最高臣老神を解放すべく行動を開始する。
「フリューゲン殿とレイシャ殿、最高神達の捜索をお願いしたい」ガルムがフリューゲンに問う。「わかりました。ガルム参謀総長殿」フリューゲンは即答した。「神聖国軍の頭脳である貴殿には期待しているますぞ」ガルムがにやりと笑う。「お任せくださいガルム殿」ウィズとレイシャも頷く。こうして、フリューゲン参謀率いる解放軍とヴァルキリー将軍率いるベルモットの潜伏先捜索隊に別れる事になった。こうして帝聖連合軍の二方面作戦捜索が開始された。
「老神の方々がおります聖十字教会聖堂に向かいましょう」フリューゲンの誘導で神聖国最大の教会
【聖十字教会聖堂】へと向かった。教会に潜入すると恐ろしい程の静けさだった。
「老神の方々は、聖堂の奥にいる可能性があります。この教会が、神聖国の心臓部と言っても過言ではありませんから」奥に進むも、やはり誰もおらず、廊下の奥には大きな扉があった。「やはり、変ですね。普段ならシスターや神聖教徒達がいるはずですが……不気味な程に静かですね」レイシャの顔に不安の色が色濃く見えた。「ベルモット・ワイズの死徒となった者は、恐ろしく強く自我を失った殺戮兵器です」
「覚悟の上です。頼みの綱は、レイシャ軍隊長貴女のそのめですよ」
「聖ユスタリスのお導きのままに」フリューゲンは、妖艶に微笑み剣を握る。「では、まず私が入ります」
ウィズが注意深く扉を開きと一瞬にして空気が変わった。それは凍り付くような殺気だった。
「思ったより早かっまたなあぁ?そこの野郎てめぇコラ!アクシズ教徒だろ?あの青髪女の匂いがプンプンするぜ」右目に眼帯をしたシスター服の赤髪の女性が十字架の形をした剣を肩で担ぎながら言う。
「貴女は、ベルモットの部下ですか?」ウィズはまず彼女が敵か味方か判断する為に問いかけた。
「まあ、そう思うよな。でも俺様の方があのイカレ野郎より強いぜ」
「まさか、こんな人物までがベルモット側に……」「お知り合いですか、参謀殿」「彼女は、行き過ぎた教えから神聖国教会から破門された【異端者】ロサリエ・カスティーオです」「おいおい、あんまり褒めるなよフリューゲン参謀さんよぉ。相変わらず癇に障る乳してんなあぁコラ」ロサリエから凄まじい殺気が放たれる。「残念だったな、邪神を信仰するカス。老害共は、この奥にいるが、俺様が黙って通すと思うか?」ロサリエが剣を抜きこちらに剣先を向ける。
「てめぇらは、ここで俺様の説法を聞いてから死ねるんだぜ。感謝しろや」「私達は、ベルモット・ワイズの死徒を討たなければいけません」「わかってるぜ参謀さんよぉ。でも今は俺様のターンなんだぜ」ロサリエが笑いながら言った。
ロサリエが剣を振りかざすと凄まじい衝撃波が放たれる。
抜刀したウィズがその剣を受け止めた。「おいおい、そんな軟弱な剣技で俺様の斬撃を防ぐたあやるじゃねぇか!」「異端者には、ご退場願おうか」「じゃかまじいわ!」ウィズとロサリエは互いに剣が交差し火花を散らす。




