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ウィシュターニア公戦記  作者: 上西日向守
ユスタリス神聖国編
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聖剣で斬れ

ウィズがベルモットに斬りかかるも長剣で受け止められる。「死神、君はまだ強くなるのかい?」

「当たり前だ!」

ウィズとベルモットは剣をぶつけ合う。レイシャは、電撃を帯びた剣でアルキメデウスに斬りかかる。斬撃を剣で受け止められるも下から蹴り上げられ体勢が崩れる。そこに長剣の鋭い突きを受け吹き飛ぶ「レイシャ殿!」

「私は、大丈夫です。女神アクエリウスを救わねばならぬのだからこのくらい」

ウィズがベルモットに斬りかかるも長剣で受け止められる。

その隙を見逃さずゼラが聖剣を振るう 。「当たるか!」ベルモットは、ウィズを吹き飛ばす。斬撃の雨を降らす。

「くっ!強い」レイシャが呟く。レイシャは、左肩を負傷してしまっていた。「だが、ここで負ける訳には行かないのだ!」レイシャが剣を構え直すと再びアルキメデウスに斬りかかるも簡単にあしらわれてしまう。そこにウィズが割って入りアルキメデウスは、吹き飛ぶ。「君は、厄介だ。だがその力は死神には勿体ないな」ベルモットが、ウィズに斬りかかるも剣で受け止める。

「ゼラ殿!」レイシャとウィズの斬撃をアルキメデウスが受け止める。

「少し君と話がしたいな。死徒よ。その2人を頼んだよ」ベルモットの言葉通りアルキメデウスは、ウィズとレイシャを同時に相手にする。

「私に封印されることを予期していた女神アクエリウスは、予め自身の魂と体を分離し、その魂が、君なんだろ?隠さなくてもいい。見ればわかるよ」

ゼラは、額に汗を流す。「その剣は、この大陸を築いた創造神ガイアの聖剣だろ?その剣を所有しているのは神話では、娘の女神アクエリウスだと聞くがまさか、女神の分体つまり、娘が存在していたとは」

「それを知って貴公は、どうするおつもりですか」「私が欲しいのは、君が持つ女神の加護だ。それに今の君よりその剣を私の方が上手く扱えるだろう」

「それで私を手にいれると?」

「あぁその通りだ。」「断る!」

「そうか……それは残念だ。なら力尽くで奪わせてもらおう」ベルモットが長剣を構える。ゼラも剣を構え直す。2人の間に静寂が流れる。先に仕掛けたのは、ベルモットだった。素早い連撃を繰り出すもそれを全て防ぐゼラ。「なるほど、その力は女神の加護か」ゼラが剣で反撃するもそれを難なく避ける。次に長剣を振り下ろすも受け止められる。

「面白いな君は!ならこれはどうかな?」ベルモットは、長剣を横に構えると先端から強烈な雷撃を放出した。「くっ!」ゼラはそれを避けきれずに直撃を受けてしまう。

「その聖剣は、私が貰い受けよう」ベルモットは、再び長剣を振り下ろそうとすると横からウィズが斬りかかりそれを防ぐ。

「死神、邪魔しないでくれないかい?君も貴族ならわかるだろ?」

「その地位を捨てた輩に兎や角言われたくないわ!!」ウィズは、ベルモットに斬りかかる。「君だって同じさ」長剣と初代剣神の剣が激しくぶつかり合う。

レイシャとアルキメデウスの戦いも激しさを増す。斬撃を飛ばすも簡単に防がれるも果敢に攻め続けるレイシャ。アルキメデウスの反撃を受けるもその刃を受け流していく。激しい攻防が続く中ついにレイシャはアルキメデウスの背後を取った。「これで終わりです!」渾身の一撃を叩き込むべく構えるレイシャ。

しかしアルキメデウスは、長剣で受け止めるとそのまま弾き返した。そして再び斬撃を飛ばすもそれを紙一重で避ける。

「まだだ!」レイシャは再び斬りかかるも避けられる。アルキメデウスの反撃を受けるもその刃を受け止める。激しい攻防が続く中ついにレイシャがアルキメデウスの背後を取る。「一芯雷撃!!」渾身の一撃を叩き込み粉塵に辺りは包まれる。「はぁ……はぁ……」息を切らし膝をつくレイシャ。その時背後から何者かに羽交い締めにされた。「く、目をお覚ましください!アルキメデウス様!!」

アルキメデウスは、表情一つ変えない。レイシャは叫ぶ。

「無駄だよレイシャ嬢、その死徒は私の命令しか聞かない」ベルモットの言葉と同時にアルキメデウスが長剣を構える。「まさか……」レイシャの顔から血の気が引く。そして次の瞬間斬撃を飛ばす。

「ぐあぁぁぁぁ!」斬撃を受けたレイシャの体から血飛沫が飛び散る。

「そんな……私は……アルキメデウス様……」

アルキメデウスは、再度長剣を振り下ろすもそれを間一髪でゼラの聖剣がアルキメデウスの頭上を斬り裂くその瞬間アルキメデウスは、糸の切れた人形のように倒れた。

「やはり、女神の力を使うとそれを解除するのは、聖剣の力のみか……俄然欲しくやった」ベルモットが下を出し倒れたレイシャに駆け寄るゼラに迫った。

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