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ウィシュターニア公戦記  作者: 上西日向守
ユスタリス神聖国編
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封印されし女神

ゼラの案内の元、ウィズ達は最深部 。「ここか……」ウィズが呟く。「ここが……」レイシャも緊張した面持ちをしている。2人の前には巨大な扉がある。その扉の先にベルモット・ワイズがいるはずだとウィズは確信していた。「行きましょう」ウィズの言葉に2人は頷く。3人は扉を開けた。そこには祭壇がありその上に長い白髪の男が立っていた。「やあ、久しぶりだね死神。それに女神の片割れと聖十字軍のレイシャ嬢だね」ベルモットが不気味に笑う。「ベルモット・ワイズ……」ウィズが呟く。「さて、君は僕に用があるようだが……一応聞いておこうか?何の用だい?」ベルモットの言葉にウィズは剣を抜く。「決まっている!貴様を倒しアクエリウス様を救い出す!」

「そんな事を言うためにわざわざここまで来たのかい?ご苦労な事だな」

「黙れ!!貴様だけはこの手で倒す!!」ウィズの怒りに満ちた声が響く。

「ほう……威勢が良いね。せっかくフルバーニアまで神聖国軍を進軍させたのに」

「どういう事だ!」レイシャが叫ぶ。

「簡単なことさ。私が神聖国の老神を操りこの戦争を引き起こさせたのさ」レイシャが、抜刀しベルモットに斬りかかるも軽くいなされる。「まさか両軍の実質的指揮官が来るとは驚きだ」「レイシャ殿!」ウィズが地面を蹴り上げベルモットに斬りかかるも突如現れた黒ずくめの男に阻まれる。「貴様何者か!」

「老臣、アルキメデウス様!!」

黒ずくめの男の顔を見たレイシャが叫ぶ。「今は、私の死徒さ、聖十字軍隊長レイシャ・クローズ。私は理想の為なら手段は選ばない」

黒ずくめの男、アルキメデウスとレイシャの戦いが始まる。アルキメデウスは巧みな剣術でレイシャを翻弄する。レイシャの攻撃は全て見切られている。ウィズとベルモットは剣を交える。一進一退の攻防が続く中突如ベルモットの背後からウィズに斬りかかる。「くっ!」ウィズは辛うじて回避した。

「ふふふ、君も本当に懲りないね」ベルモットは笑う。

「黙れ!貴様だけは許さん!」

再びウィズとベルモットの剣が激しくぶつかり合う。一方レイシャとアルキメデウスの戦いも熾烈を極めていた。アルキメデウスの猛攻に追い詰められていくレイシャ。

「おかしい……老臣アルキメデウス様がこれ程の剣技を使うなど」それは、アニース王国でのフランネ王女の状況と同じだった。「君も私の死徒になればわかる」ベルモットは不敵に笑う。

「なるはずがないだろう!私は、レイシャ・クローズだ!」「レイシャ殿!死徒の頭上を斬れ!!」言われるがままにレイシャが、老臣の一人アルキメデウスの頭上を斬るも剣を弾かれる。「どういう事だ!」「アニースの時とは違うよ死神」レイシャの黄色い雷撃を帯びた斬撃は、ベルモットに向けて放たれるもアルキメデウスによって防がれる。「今回は、動力源があるからね。簡単には呪縛からは、逃れられない。彼女が、いる限りね」ベルモットのうしろのクリスタルの結晶の中には、1人の女性が眠っていた。「あれは!!」ゼラが叫ぶ。「そうさ、あれがアクシズ教が崇める御神体。女神アクエリウスさ!!」

ベルモットが高笑いする。

「貴様!!」ウィズは怒りに震える。ベルモットが高笑いする。

「さあ、老臣アルキメデウス、その2人をを殺せ」

「くっ!」レイシャが剣を構え直す。「さぁどうする?女神の力を源にした、半永久的に操られる老神と私を相手にどうする?」ベルモットは、不気味に笑い長剣を構える。

「よくも!!」ゼラが、左手を胸に当てると光の剣が、出現し地面を蹴り上げベルモットに向かっていくが、死徒となったアルメキリウスに制止されるもお構いなく斬撃を飛ばし吹き飛ばす。「女神の聖剣かな?でも君は所詮、半端な力だ。魂だけの君に何ができる!!」放たれた斬撃を長剣で受け止め左手の短刀を抜きゼラに向かって斬撃を飛ばす。

「どこまで貴様はクズなのだ」斬撃の前に飛び上がったウィズが初代剣神の剣を構える。「天地統べる者それ即ち……天地人」斬撃は相殺されウィズはゼラを抱き抱えて地面に着地する。「ゼラ殿。貴女には聞きたいことが沢山ありますが、まずはこの状況を打破するのが先です。レイシャ殿は、死徒の相手をお願いします」「勿論承知しました」レイシャはアルキメデウスに斬りかかる。

ウィズは剣を構える。

ウィズがベルモットに斬りかかる。

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