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幕間【お散歩エリザ】

 戦勝祝賀会前日、深夜にセンドックの訪問を受けた俺達は朝食を馬車で取るとシバスに告げていたので、ゆっくりと朝風呂を堪能してから昼食の時間までチェスナッツで過ごした。


 11時頃になってハイガーデン左屋敷のリビングに顔を出し、シバス達と一緒に昼食を取った後、後片付けとコーヒーブレイクを終えた俺達は気まぐれアンマリーの店に出かけた。

 これは当初からの予定通りで、アンマリーが集めてくれた戦勝祝賀会用の―― 購入もしくはレンタルも可の ――アクセサリーを見に行くためだ。


 馬車をキャッスルベースに止め、オウコとコハクをブーア商店の厩務員に預けていると、赤い連檄のアニスと猛群狼のアリーカとシルバラがそれぞれの馬車から姿を現した。俺は知らなかったが、一緒にアクセサリーを選びに行く約束が出来ていたらしい。


「あれ?ファビアナとミドラは?」

アニス「ファビアナは飲み過ぎで寝てるわよ。そもそもあの人、アクセサリーなんか興味ないから、私に任せるって。」


アリーカ「ミドラも同じよ。あの子も素材が良いんだからもっとお洒落に気を遣えば良いのに。」らしい。



 アニスたちを伴って気まぐれアンマリーの店に着くと、順番が決められていたようで最初にエリザがドレスを着せられた。するとそこに、ロレンのレナスの疾風とラウルスの守護の槍壁もやってきた。どうやらここでも、一緒にアクセサリーを選ぶ約束が出来ていたみたいだ。

 ちなみに俺達男はこれと言ってアクセサリーを付ける予定がないので、今日は完全な付き添い、おまけだ。


 ドレス姿のエリザに女達の「可愛い!」が連呼される中、俺達男並に着飾る事に興味の無いエリザがまさしく人形のようになすがまま、されるがままになっている、そんな様子をボーッと見ながら


「今日は長そうだな。」

ロレン「ああ。覚悟はしてきたよ。」

ラウルス「ロレンもか?俺もだ。」


「・・・あれ、ボルマルは?」

ボルマル「えっ?俺は、カルバナが服を選んでるのを待ってるのは嫌いじゃないから。」


「「「チッ!裏切り者!」」」

ボルマル「な、何がだよ!」



 それから暫くして


エリザ「フゥーーーようやく開放されたわ。」

「ご苦労さん。コーヒーでも飲むか?」


エリザ「それも良いが、妾少し外を見てきて良いか?これだけ女達が揃ったら、この後どれだけ時間が掛かるかしれんからの。」


 外とは、言葉通り気まぐれアンマリーの店の外だ。エリザの目的は、昨日から始まった戦勝祭のおかげで王都中のあちこちに立ち並んでいる出店を覗きたいという事だ。


「あっ!それ良いな!俺も行こうかな。」

ロレン「良いね!俺も。」

ラウルス「乗った!」

ボルマル「行くのは良いけど、女達に声を掛けていった方が良いぞ?」


「じゃあそうするか。」

ロレン・ラウルス「「おう!」」




―― 10分後 ――


 祭りで賑わう街中に、テコテコと歩く小学生高学年くらいの美少女と、その横をトコトコ付いていく豆柴ほどの狐の姿があった。


エリザ「さて九瑠璃。美味しい物を探すとしようかの。」

九瑠璃《そうですね、エリザ様。》


 そうなんだ、俺とロレンとラウルスは気まぐれアンマリーの店を出して貰えなかった・・出る気が失せたんだ。


 『ちょっとその辺見てきて良い?』といった瞬間、『その辺?その辺ってどこですか?如何して?なんで?何時まで?そんなに私達といるのが嫌なんですか?・・・』等々、そりゃ凄まじく捲し立てられ、俺もロレンもラウルスもすっかり心をおられてしまったからだ。




エリザ「しかし、出店が多いのは良いが、こうも多いと何が何だかじゃな。」

九瑠璃《これは、臭い頼みですね。》


エリザ「そうなんじゃが、今度は美味しそうな臭いはしても何を売ってる屋台なのか、妾の目線では見えんのがの・・」

九瑠璃《エリザ様。尾を5本にしますから私の背に乗って下さい。》


エリザ「しかし九瑠璃よ。シグレから街中であまり尾を増やすなと言われておるのだろ?」


九瑠璃《はい。ですが――》

エリザ「おっ!九瑠璃、奴じゃ!奴がいた!問題解決じゃ!」


 言うが早いか、エリザがほんの少し速度を上げて人混みの中をするすると進んで行く。




「おい親父、こりゃ何だ?」

「こいつは、ストライプチキンの半身揚げさ。米の試食馬車は知ってるだろ?あの馬車を仕切ってる商人とコネがあって教えて貰ったんだ。

 皮はパリパリで中身はジューシー!美味えぞ!」


 大剣を背負い、傷だらけの革鎧を着込んだ大男が少し腰をかがめて、涎を垂らさんばかりに揚げたての半身揚げを凝視している。


「ジューシー?まあいい、2本――」

「おい!親分!」


 不意に誰かに呼ばれた気がした大男が振り向くが、目線の先には行き交う人しかいない。

 気のせいかと思い屋台に向き直り


「親父、なんか言ったか?」

「えっ?別に言っちゃいねぇが、2本買うのか?」


「ああ。2本く――」

「おい!呼んでおろうが!聞こえんのか!」


 あれ?と思い再び振り向くが、やはりそれらしいのがいなかった。

 すると


「こっちじゃ!」―― ガン!

「ダーーーーー・・・」


 突然左脛、弁慶の泣き所に衝撃を受け、脛を庇うように片膝立ちになってしまう。


パーボ「だ、誰だ?何しやがった?」

エリザ「妾じゃ!」


パーボ「し・・シグレの妹じゃねーか!お前、俺の脛に何しやがった?」


エリザ「何しやがった?蹴っただけじゃ。なんじゃ?お主、親分のくせに泣きそうな顔じゃの。」


パーボ「蹴った?嬢ちゃんが?ウソだろ・・俺の脛はオークに蹴られた位じゃビクともしねぇんだぞ。」


エリザ「ん?そんな事より、どれ・・・」

パーボ「えっ?おい!何してんだ?おい!」


 片膝になったパーボの左肩にするするとエリザが上って座ってしまう。


エリザ「おお!なかなか座り心地が良いの!ほれ、立って良いぞ!」

パーボ「立って良いぞって、おい!こら!降りろ!」


エリザ「妾、屋台の中が見えなくて困っておったんじゃ。此処で会ったのも何かの縁。ホレ!立て!素直に立たねば、拐かしじゃ!攫われる!と大声で叫ぶぞ?お主の風貌は、誰がどう見てもいたいけな少女を襲う大男にしか見えんが、それで良いか?」


パーボ「なっ・・何がいたいけな少女だ・・この・・チッ!」

 言い負かされたパーボが立ち上がると、右肩にトンと九瑠璃が飛び乗った。


エリザ「おお!良い眺めじゃ!で、これは何じゃ?」

屋台の親父「ストライプチキンの半身揚げだ。」


エリザ「美味そうじゃの!妾は3本じゃ!」

屋台の親父「あいよ。じゃあ、全部で5本だから銀貨1枚と大銅貨2枚で良いぞ。」


パーボ「おい、金!」

エリザ「金?ああ、妾の分は後でシグレが払いに来るのじゃ。」


パーボ「まてまて!嬢ちゃんは金持ってねぇのか?屋台で後払いなんて聞いた事ねえぞ!」


エリザ「そうなのか?なら親分頼むのじゃ。なに、後でシグレから貰えば良かろ?」


パーボ「シグレから?ってか、そもそも親分っての止めろ!」

エリザ「なんじゃ、あれこれ五月蠅い奴じゃの。叫ぶぞ?」


パーボ「な、こ、このやろ・・・」

エリザ「ならパーボと呼んでやるから、ほれ!早く金を払え!それとも助けてーと叫んでほしいか?」


パーボ「ああ、クソ!親父、ホラ!」

屋台の親父「毎度!熱いから気をつけてな!」


 半身揚げを3本受け取ったエリザが、1本を九瑠璃に咥えさせて自分もパーボの左肩でムシャムシャと食べ始める。もちろん、ムッとしながらパーボも食べ始め


パーボ「口からこぼすなよ。」

エリザ「安心せい!妾、綺麗に食べる大食いクイーンじゃからな。」


パーボ「チッ!―― ムシャムシャ・・」

エリザ「ほれ次はあの屋台じゃ!行け!パーボ。―― ムシャムシャ・・」

パーボ「ああ?なに人を顎で使ってんだよ!・・でも、美味そうだな。」


 こうして、あれだこれだと言い争いをしながら2人の食べ歩きが始まった。



《エリザ!どの辺にいるんだ?あんまり遠くに行くなよ。》

エリザ《大丈夫じゃ!パーボがおってな、一緒に食べ歩きをしておる。》

《パーボが?珍しい取り合わせだな・・でもまあ、パーボと九瑠璃が一緒なら良いか。なんかあったら連絡しろよ。》

エリザ《解っておる。》




エリザ「お?パーボ、左じゃ!ほれ――」

―― グリッ!


パーボ「ゲェ!・・いきなり人の頭を捻るな!しかし、なんて力だよ・・」


エリザ「良いから、あそこじゃ。あの出店じゃ!」

パーボ「何があるって・・ん?彼奴は・・」


 エリザが指さした出店を、戦鎚を背にした者が覗き込んでいた。その髪の中に見え隠れしているのは竜人の角だ。


「うーーーん・・・」

出店の店主「姐さん、随分迷ってるね。」


「う、うん・・いや・・うん・・可愛すぎてあたしには似合わないかな・・でも・・」


パーボ「へぇー、お前でもそんな物に興味があるのか。」


ポーシャ「えっ?・・キャーーー!」

 突然後ろから聞こえた声に振り返った竜人が、パーボの顔を見るなり叫び声を上げて拳を振り上げた。


―― ボフン!  「ゲェーーーー!」

 パーボの腹にアッパーの良いのが決った。

 2mを越す横にも縦にも厚い大男が崩れ、両膝を地面について蹲ってしまう。


パーボ「ゲフゲフ・・テメェ・・ポーシャ!いきなり何しやがる!」

ポーシャ「はぁはぁ・・・パーボ!な、なんでお前が此処にいる?」


エリザ「それはな、妾と・・・」

 ポーシャの綺麗なアッパーがパーボに決まる寸前、サッとパーボの肩から降りて振り落とされるのを回避していたエリザが此処までの事情を話して聞かせる。


エリザ「で、ポーシャは何を見とったんじゃ?・・ほうこれか。」


 エリザが手に取ったのは、日本の宵店で売っている玩具の指輪のような、先が開いたリングに縦に3つ連なった花の彫金が付いたものだ。


ポーシャ「可愛・・変わった指輪だと思って。」


エリザ「指輪?ポーシャ、これはイヤーカフと言って耳に付ける物じゃ。イヤリングと違って、この1個を右でも左でも好きな耳に付けるんじゃ。

 店主、これは如何した?」


出店の親父「えっ?お嬢ちゃん詳しそうだな。それは、顔見知りの冒険者が遺跡で見つけたって持ってきたんだ。銀って言うだけで魔道具でもねぇから、酒代程度で良いから引き取ってくれってな。」


エリザ「やっぱりの――」

パーボ「おい!話し込んでるよーだが、ポーシャがいたんだ、これからはポーシャに面倒見て貰え!俺はもう行くからな!

 脛は蹴られるは、腹に1発貰うは散々な日だよ、まったく!」


エリザ「ほう?妾を置いていくというのか?」

パーボ「だから!ポーシャがいるだろ!」


エリザ「せっかく楽しく買い食いをしてたのに・・エグッエグッ・・ポーシャ!パーボが!虐めるーー!」

 エリザが泣き出してポーシャの足にしがみ付き、不意にパーボをに振り返り


エリザ「皆さーーーん!此処に、人攫―― グッ!」

 大声を張り上げた直後、パーボの大きな手がエリザの小さな顔の大部分を覆い隠してしまう。


パーボ「止めろ!解った!解ったから叫ぶな・・ちきしょう。」

 パーボが手を離すと、何も無かったようにケロッとしているエリザが立っていた。


エリザ「解れば良いんじゃ!解れば!素直が一番じゃぞパーボ。」

パーボ「て、テメェ!涙は?泣いてたんじゃねぇのかよ!」

エリザ「泣きマネは女の武器じゃ。信じるお主が悪い。」


ポーシャ「クスクスクス・・・」

 エリザとパーボのやり取りに、とうとう堪えきれなくなったポーシャが笑い出してしまう。


エリザ「おお!そうじゃった。パーボ、これをポーシャに買ってやれ!」


パーボ「はぁ?なんで俺がこんな奴に買ってやんなきゃ何ねえんだよ!」


ポーシャ「こんな奴で悪かったな!パーボ、なんなら今この場で白黒つけてやろうか?」


パーボ「ああ?さっきからムシャクシャしてんだ!やってやろうじゃねぇ―― ガン! あ、足・・また蹴りやがったな・・」

 再び左脛を抱えてパーボが蹲る。


エリザ「落ち着け!パーボ、どうせ狩りで稼いだところで寝るか食べるしか趣味もないんじゃろ?」

パーボ「う、うるせーよ!」


ポーシャ「図星を突かれたな!」

パーボ「テメェ!」


エリザ「金に困ってるわけではなかろ?ポーシャが珍しく()()()()()()()悩んでたんじゃ。この場に出くわしたのも何かの縁、男なら俺が買ってやるの一言くらい言えんで何がS級じゃ!パーボ、お主も存外器の小さな男じゃの?」


パーボ「な、なん・だ・と・・言うに事欠いて、器が小さいだぁ?・・巫山戯んなよ・・

 ああ、解った!俺が買う!買ってやるよ!親父!幾らだ?」


出店の親父「言っても銀だからな。大銀貨2枚だ!」

パーボ「おらよ!」


 お金を払ってイヤーカフを受け取ったパーボがポーシャに渡そうとすると


エリザ「パーボ、ポーシャ。行こうかの。ホレ!早う!ホレ!」

 何故かエリザが2人を促して、さっさとその場を離れてしまう。そして、出店が見えなくなったところで


エリザ「パーボ。さっきのイヤーカフに魔力を込めんるんじゃ。」

パーボ「魔力?なんで――」

エリザ「とっととやらんか!」


パーボ「あーもう、なんだかな・・・」

 ブツクサ言いながらパーボがイヤーカフを握って魔力を込めると


ポーシャ「あっ凄い!ピンク?ピンクシルバー?色に光ってる・・・」

パーボ「どういう事だ?」


エリザ「やっぱりの。あの店主は銀と誤解しておったが、これはミスリルじゃ。魔道具と言うほどの物でもないが、魔力を込めて光沢が出ると、()()()()を上げる効果があると言われておったはずじゃ。」


パーボ「女らしさ?」

 と呟いたパーボがポーシャを見た。


ポーシャ「な、なんだよ?あたしだって女だぞ!・・・パーボ。大銀貨2枚だったな。あたしが払う!お前に買って貰う謂れはないからな。」


パーボ「何言ってやがる!買ってやるって言ったんだ、それじゃって受け取れるか!黙って受け取っとけ!ほら!」

 パーボが三連花のイヤーカフを掌に乗せてポーシャに突き出す。


エリザ「確かに、此処でそのお金を受け取ったら男が廃るの。パーボにも意地があるんじゃ。ポーシャ、パーボの男気、受け取ってやれ。」


ポーシャ「・・・解った、受け取るよ。ありがとうな、パーボ。」

パーボ「お、おう。そう素直に言われると、なんだかな・・」


エリザ「それじゃポーシャ、此処にしゃがめ。」

ポーシャ「しゃがむ?しゃがめば良いのか?」


 ポーシャが素直に腰を落とすと、今度はそのポーシャの左耳を指して


エリザ「パーボ。此処に付けてやれ。」

パーボ・ポーシャ「「は、ハァ?」」


エリザ「せっかく買ってやったんじゃ、最後まで面倒みてやれ。それも男の甲斐性じゃ!それとも――」

パーボ「解った!解ったよ!もうどうでもなれだ。あーポーシャ、動くなよ。」


エリザ「今は指輪に間違えるほどの大きな輪じゃが、遺跡から出てきたくらいじゃ、ほぼ間違いなく【自動調節】付与されとるはずじゃ。」

パーボ「自動調節?とにかく、付ければ良いんだな。」


ポーシャ「えっ?あっパーボ、耳を触るな・・・」

パーボ「触んなきゃ付けられねぇだろうが!あっ!輪が小さくなってくな・・」


 何ともぎこちない仕草でイヤーカフを付けてやるパーボに、顔を真っ赤にしているポーシャ。そして、そんな2人をニタニタしながら見ているエリザがそこに居た。


エリザ「ほう。なかなか似合うではないか。のうパーボ?」

パーボ「えっ?あ・・俺には解んねぇよ。」

 何故かプイッと顔をそむけたパーボの顔が赤くなっている。



エリザ「さて、また屋台を冷やかしに行こうかの。パーボ、肩じゃ!」

 諦めたのか、それでもブツブツ言いながらパーボが腰を下ろすと、エリザが当然のように肩に上って座る。


エリザ「ほれ、ポーシャも行くぞ。どうせする事も無くぶらぶらしておったんじゃろ?」


ポーシャ「する事も無くって・・ああそうだ。何か食べたい物があったら、あたしが奢ろう。パーボ、遠慮しなくて良いぞ!」


パーボ「そうか?なら、そのイヤーなんとかの分は奢られとく―― ガン! 痛―な!頭を叩くな!」


エリザ「情けない事を言う奴じゃな!男じゃろ!気にするなくらい言えんのか!」

パーボ「はいはい。気にすんな、ポーシャ。」


エリザ「ハイは1回じゃ。」

―― ガン!

パーボ「だから痛―よ!」

ポーシャ「クスクスクス・・・」




 結局エリザが気まぐれアンマリーの店に戻ってきたのは夕方だった。それまで、パーボとポーシャはエリザに付き合わされていたらしい。

 と言うか、俺とロレンにラウルスとボルマルも、その時間まで気まぐれアンマリーの店にいたわけだけどね。

 ただ居ただけなのに・・疲れた。


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