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【これ何人用?】

「サクラ。膝を折って座って貰って良いかな。」


サクラ「はい。良いですよ。」


 この世界のお風呂は基本浅い。お湯は足を伸ばして胸が浸かるくらいだ。

 その湯船で正座をするとサクラのたわわなおっぱいがお湯から出てくる。


サクラ「あ・・・どうしたんですか?」

 俺はサクラの向かいに廻って、湯船からあらわになったサクラのおっぱいに顔を埋めた。


「少しこうしてて良いかな。ああ、温かい。ホッとする。」

サクラ「ふふ。好きなだけどうぞ。」

 サクラが俺の頭を撫でてくれた。


「俺がいた国は戦争や人を殺したりすることがこの世界のように頻繁には無いんだ。この世界に来て、人を殺すことを覚悟はしてたけど・・・アカネも良い?」


アカネ「はい。用意してましたよ。」

 サクラから離れ、アカネのおっぱいに顔を埋める。


「ふー・・良い気持ちだ。」

アカネ「それは良かったです。」

 アカネも俺の頭を撫でている。


「人を殺すのは意外に何ともなかったよ。むしろ戸惑いも逡巡も無かったことに驚いてたんだ。ただ・・・気分の良い物じゃないね。ナナイ。良いかな?」


ナナイ「来て。」

 ナナイの大きなおっぱいに顔を埋めるとナナイが両手で締め付けてきた。

「うぉ、ナナイ、ナナイ。息が・・出来ない・・」

ナナイ「ふふ。落ち着いた?」


「ああ。フカフカで良い気持ちだ。

 俺の国の人間は平和ボケしてるんだ。俺がいた時代の平和を勝ち取る為に、自分の子供の未来を繋げようとして戦場に立って戦った人がいたはずなのに忘れちゃったんだよ。」


 ナナイから離れツバキに行く。

 ツバキも黙って大きなおっぱいに包んでくれた。


「ツバキも気持ちいいな。」

ツバキ「幾らでもどうぞ。」


「俺はこの世界で生き残る。好んで人を殺したくは無いが、みんなを害する者には容赦しない。さっき、その覚悟をあらためて確信できたよ。・・・サクラやアカネは?」


サクラ「私は村に盗賊が押し入ったときに盗賊を殺したことがありましたから。」

アカネ「私は馬車を襲撃されたときに1人。」


「そうか。弱いところを見せちゃったね。今だけ許して。強くなるから。」


サクラ「シグレ様。私ホッとしました。」

アカネ「私もです。シグレ様が殺人狂じゃなくて。」


「莫迦!そんな事あるわけないだろ。」

「「ふふ・・」」


ナナイ「2人は弱いところを見せられてホッとしてるのよ。シグレくんはシッカリしなきゃって頑張りすぎよ。もっと私達を頼って。甘えて良いのよ。」


ツバキ「私もそう思います。まだ1日と一緒に居ませんが私は守られるだけはいやです。私も強くなりたい。そしてシグレ様の弱い部分を守りたい。そう思います。」


「ありがとう。―― ペロ!」

ツバキ「あっ。」


―― ペロペロ!

ツバキ「あ、あ・・・」

 思わず初物を味見してしまった。


サクラ「こら!シグレ様ダメですよ、おイタしちゃ!」

 サクラにツバキから剥がされた。


アカネ「そうですよ!ズルいですよ!」

ナナイ「こらこら、我慢しなさい!ほら寝室に行くわよ。」


 3階の寝室も豪華だった。

 幅20m?天蓋付きの巨大なベッドが中央に陣取っていた。


「スゲー・・何だこのサイズは!これ何人で寝る用なんだろ?」


―― カチャ!

 サクラたちが初めて見る夜着を着ている。この世界で初めてみる透けてる素材だ。


ナナイ「どう凄いベッドでしょ。」

「凄すぎて声を失ってたよ。」


サクラ「シグレ様。この夜着ツバキが出してくれたんです。」

「素敵だね。ネグリジェ?かな。」


 そう、どう見てもネグリジェだ。純白のスケスケ素材で丈は膝ぐらい。全員ネグリジェ1枚で下は付けていない。

アカネ「ネグリジェ?」


ツバキ「これもダイモンが販売してた物です。」

「もしかして素材から作ってなかった?」

ツバキ「その通りです。こう言った物も、此処の地下にまだ沢山あります。」


「スゲーなダイモン!」


 大きなベッドの真ん中に車座に座っている。

サクラ「シグレ様。もちろん今日はツバキからお願いします。」


「ツバキ、本当に良いのか?」


ツバキ「もちろんです。恥ずかしいのですが、先ほどシグレ様がおイタをした時から変なんです。お腹の下が疼くような・・・

 私は人化を覚えてから卵を産まなくなりました。ああ、安心して下さい。魔物は人種の子を身ごもりませんから。

 そうではなくて、初めてなので優しく、ん・・」


 はい。美味しく頂きました。

 ツバキは最高でした。

 しかし人化って凄いね。全然変わらない。何がって?人体の構造から反応まで全部です。



 翌朝はサクラのキスで起こされ1階のダイニングに降りた。

 ダイニングに入ると順番にキスをされる。まだ恥じらっているツバキが妙に可愛い。

 朝食は既に用意されていてそのまま食事を始めた。


「今日は1日馬車で移動だね。」


サクラ「そうですね。シグレ様。此処はどうするんですか?」


「それなんだけど、此処を俺達の拠点にしようとは思ってるんだ。でも前にも言ったけど、俺は色んなところにも行ってみたい。だから此処とパーティーボックスを俺達のホームにしようと思う。」


アカネ「ホーム?」

「家ってことさ。あの馬車を使って色んなところに行ってみよう。当然寝泊まりはパーティーボックスを使う。時々気分次第で此処に戻る。どう?」


ナナイ「良いんじゃない。賛成!」

「「賛成!」」


「ツバキは?」

ツバキ「私はシグレ様に従うだけです。」


サクラ「ツバキ狡いです!1人良い子じゃないですか。」

ツバキ「年の功ですよ。ふふ。」

「「「ははは・・」」」


「でも街に行ったら宿に泊まらないと変なのかな?」


ナナイ「大丈夫よ。空間拡張された馬車を買って宿がわりにしてる冒険者も多いのよ。馬車は高いけど何処にでも行けるし気を遣わなくて良いから貴族は殆どそうしてるわ。」


「なら大丈夫だな。ああナナイ。ネールの街のホームは妖精の樹だから。これからもずっとね。」


ナナイ「ありがと。シグレくん大好きよ!」


「んーーーっと!」

 大きく両手を伸ばして深呼吸をした。


ナナイ「どうしたの突然?」

「ん?何か昨日の夜一瞬寝苦しかったんだよね。呼吸困難になったような・・まあ変な夢でも見たのかな。覚えてないけど。」


「「「「ははは・・・」」」」


サクラ「ああそうだ、やっぱりツバキが増えても2回ずつなんですね。あっ!嫌じゃないですよ!」


 そうなのだ、結局4人に2回ずつしてしまったのだ。


アカネ「私もそう思ってました。あっ!私も嫌じゃないですよ!逆にそうかなって思ってたから嬉しかったです。」


ツバキ「私は少し吃驚しただけです。ただ、人種の男は一晩でこの数が普通なんですか?」


ナナイ「ん~~たぶん違うと思うよ。4人に2回ずつ一晩で8回は珍しいんじゃない。」


「は、はは、ははは・・・・2回ずつはもはや決まり!みたいな?ははは・・・・・・・・」

 もはや笑って誤魔化そう。うん。それが良い!



 朝食を終えて俺達は準備を始めた。


 まずこれから使える物を馬車と俺の収納にわけた。まあ殆どが俺の収納だったけど。そのかわり俺の収納に入っている食料の半分をツバキの収納に入れた。ツバキの収納は意外に容量が大きくてこれから重宝しそうだ。


 お金は取り敢えず白金貨500枚分を俺の収納に入れた。

 いきなり大金持ちになっちゃったよ。


 ちなみに、銀貨1枚が日本円で1000円ほど。大銀貨が10000円、金貨が10万円、白金貨が日本円で100万円だ。そう考えると、俺は5億円も収納に入れたことになる。

 ファンタジーだ!


 武器はショートソードの雷閃と水鏡がサクラ。アカネがゲドの弓の藍をえらび、ナナイが焔に代えた。土壁は俺の収納の中だ。

 そして俺はツバキの強い勧めで骨喰藤四郎を常備刀にし、呼び名を〈骨喰(ほねばみ)〉とした。


「ツバキ。この〈国士無双〉を使って。此の国士無双の穂先、良く見るとパン切りナイフのようになってるだろ?」


ツバキ「パン切りナイフ?ですか。」


「ほら、先端の10cm位下から刃が波打つようになってるだろ?パンなんかだと此の方が引っかかりが良くなって切れやすいんだよ。

 槍でありながら切る事を意識して作られてるんだろうね。間合いを長く取れるからツバキにはもってこいだと思うよ。」

ツバキ「私にですか。」


「それと、ダイモンが書いた本を読んで雷魔法を身に付けようと思う。雷魔法が使えるようになったらツバキにペーストするよ。ツバキは魔力量が多いからアカネと2人後衛で頑張ってくれないか。」


ツバキ「解りました。やります。」


「ナナイ。そう言うことだから育成計画を考えてくれないか?」


ナナイ「了解。私達も新しい武器の力を把握しないと行けないしね。」


 準備を終え馬車を俺の収納にしまって屋敷を出た。


「ツバキ。認識阻害って重ね掛けできるのかな?」


ツバキ「どうでしょう?やったことがないので。」


 ツバキに認識阻害の魔法を使用してもらうとやっぱり俺も出来る。

 そこでツバキが屋敷に掛けた認識阻害を覆うように俺が認識阻害を掛けてみた。


「あれ?何かいけたな。へー術者には境界が解るんだ。」


サクラ「シグレ様。気配探知にまるで反応がありません。」


「良し。これで屋敷は安心だな。そうだ、これから此処は〈大門屋敷(だいもんやしき)〉と呼ぼうか。」


アカネ「良いですね。呼びやすいです。」


 大池の馬車に戻り、新しい馬車に馬を付け替え借りてきた幌馬車をしまった。


ナナイ「街が近くなったらまた付け代えるの?」


「いやそのままギルドに行って、ギルドの馬車は収納から出す。後々を考えたら最初が肝心だよね。」


ナナイ「そうね。隠すことでも無いし。」


 繁殖地の中に入っていたツバキが戻り、俺達は大池を出発した。


 帰りの馬車は実に快適だ。

 とにかく震動が無い。お尻が痛くない。

 コの字のソファにゆったりと座り、ダイモンの本を読んでツバキが入れた紅茶を堪能できる。月とスッポンだ。


 湖沼群を出たところで襲撃者達の遺体を森の中に棄てた。

 身に付けていた装備は襲撃された俺達の物らしいが大した物も無さそうなのでそのまま棄ててきた。


「そうだ、サクラ、アカネ、ナナイ。パーティーボックスが拡張されてるんだ。街に着いたら買いそろえたい物を考えてくれないか?」


サクラ「解りました。じゃあパーティーボックスの中で考えましょうか?」

アカネ「そうね。パーティーボックス!」


「ナナイ。お金の心配は要らないから、これから必要そうな物も考えてみて。」

ナナイ「了解。」


 ちなみに拡張されたパーティーボックスは、リビングが15m×15mに。新たに10m×10mほどのダイニングが増えその先に10m×5mのキッチンがくっついている。

 階段が付き2階に20m×20mほどの部屋と10m×10mの部屋がある。1階のトイレの横に洗濯が出来る場所が拡張されていた。そして2階にも水洗のトイレが増えている。

 お風呂が広く豪華になった。何だろう、俺の願望が反映されるのか浴槽は10m×10m程になっていた。このまま行けば洗い場より大きくなるかも知れない。

 お湯を出す獅子の口は無かったが、代わりに竜の口がお湯を出すようだ。ファンタジーだ!


 馭者をしているツバキの横に行った。


「ツバキは何でも出来るんだな。」

ツバキ「長く生きてきましたから。」


「どうしてメイド服なんだ?」

ツバキ「大門屋敷で着ていた物です。シグレ様にお仕えする気でしたので。」


「ツバキ。仕えるとかそういうふうに考えないで。一緒にやっていく仲間なんだから。」

ツバキ「はい。ありがとうございます。」


「グレイパッセルってみんなツバキのように長生きなの?」


ツバキ「私以外は200年ほどです。ただ中に300年ほど生きるものが生まれます。そういった者達は地域毎に種族を纏める役目をしています。」


「昨日、良く彼奴らの会話を聞き取れたね。」


ツバキ「知られていませんが、私達は弱いかわりに目と耳が良いんです。目は【遠見】で2km先でも見えますし【暗視】で夜でも見えます。耳は普通に500m先の呟きが聞こえます。屋根に登って集中すれば建物の中の呟きも聞き取れます。そして私達は夜も半数は起きています。何かあった時いつでも逃げ出せるためにです。」


「生き残るためか。ツバキ、使うみたいで申し訳ないんだけどお願いが有るんだ。」


ツバキ「シグレ様はお願いしなくて良いんです。()()()()()で良いんです。」


「ネールの街にマッフェオって言う貴族の莫迦息子が居る。昨日の奴らの雇い主だ。そいつの事を見張って欲しい。頼めるか?」


ツバキ「ですから・・・もう。お任せ下さい。」


「ところでさ、大門屋敷に20年も居てダイモンに迫られなかったの?そんなに綺麗で魅力的なのに。」


ツバキ「1度私の胸を触ろうとしたことがありました。伸ばしてきた手を思いっ切り叩いたらそれっきりです。」


「そりゃ相当強くやったな。ねえ、俺が触ろうとしたら?」

ツバキ「どうでしょう?やってみて下さい。」


 ツバキの大きな胸に横から手を伸ばし指でツンツンする。


ツバキ「それで良いんですか?」

「ツバキ約束して。俺以外には絶対触らせちゃダメだからね!」


ツバキ「はい。誰にも触らせません。お約束します。」


サクラ「あー何イチャイチャしてるんですか!」


「イチャイチャなんかしてないよ。サクラも約束だぞ。俺以外には絶対そのおっぱい触らせちゃダメだからね。」


サクラ「当然です!触らせるわけ有りません!」


「おーい!アカネもナナイもだぞ。絶対俺以外触らせないように。」


アカネ「触らせませんよ!そんな事考えたくも有りませんよ!」

ナナイ「当然でしょ!当たり前のこと言わないの!」


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