【刹那い】&【然し㥶い】
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『刹那い』
夢を見て朝起きて
窓開けて風浴びて
底の知れない 切なさは
日常に溶けて 切なさは
風化を受けて 切なさは
忘却の彼方
嗚呼 再びの 刹那さは
・・・ため息
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『然し㥶い』
歩くと寒い
そこにある空気が冷たい
だれもいない 台所
歌うと寒い
そこにある空気に伝わり
響きが旅立つ 廊下
寝ると寒い
そこにある空気は止まり
無音が満ちる 寝室
ぼくにおいて、
セカイにおいて、
然し㥶い。