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この作品には 〔残酷描写〕が含まれています。
苦手な方はご注意ください。

時々、あのお手玉唄が聞こえるのです……

作者:るりまつ
 こんな時間に目が覚めてしまいました。
真夜中だと言うのに、突然、磯ひよどりの清流のように澄んだ鳴き声が、開け放したままの東の窓から聞えてきたせいでしょうか。
 それとも、薄いレースのカーテンが、風に揺れて私の腕をそろりと撫でていったせいでしょうか。
 その感触を追うように、むきだしのニの腕に手を当ててみると、いつの間にかすっかり冷えきっていたようで、血の気の失せた日影の石のような冷たさに、不意に子供のころ過ごしていた、小さなわびしい村での出来事を思い出してしまいました。
 八月の、夏休みも程なく終わる頃、緑に澱む、暗い沼での出来事を。

 ……もしあなたも眠れないのであれば、少し……私の話にお付き合いいただけますか?
 長い話ではないのです。夜が明ける前には終わってしまう。
 そんな程度の話です。

※他サイトにて重複投稿しています。
2016/04/09 20:27
2016/04/10 10:02
2016/04/17 12:17
2016/04/18 07:00
2016/10/18 19:47
2016/04/19 07:00
2016/04/20 07:00
2016/04/21 07:00
2016/04/23 20:05
2016/04/23 20:05
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