表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
9/19

女子高生に激能力! 3

「本当に、完敗です…」


保健室に戻ってきたあたしと先生たちは、早倉ちゃんの手当てをしていた。


といっても、手当全般は天国先生に任せ、あたしは包帯を渡したりゴミを捨てたりなどの雑用。

神崎先生はガラスの破片の掃除をしていたけれど。


あたしが早倉ちゃんをケヤキの木でどつき倒した後、しばらくは意識が戻らなかったので焦った。

前世に因縁があったとはいえ、今までは仲良くしてたのだ。


「まさかアンナ先輩が覚醒していたとは。

事前情報の仕入れ遅れがミスでしたね」


「まぁ、いいじゃない。

別に死ぬ生きるの問題じゃないんだから」


肩を落として本当にがっかりしている早倉ちゃんに、

あたしは言葉をかけるが頭を振って否定された。


「私にとってはそんな問題ですよ。

これでは私の計画が台無しです…」


「早倉、なんか目的があったンだろ?」


神崎先生は、ゴミ箱にガラスの破片をちりとりで入れながら問いかけた。

早倉ちゃんは、ええ、と頷く。


「私の行動は全て、千賀先輩のためにありますから」


力強いが当然のように言われた言葉に、あたしは一瞬驚くのが遅れた。


「…、え、千賀て、千賀イリタ?

なんでまたイリタが?」


「やはり、アンナ先輩はご存じなかったようですね。


千賀先輩、実は…


攫われちゃってるんです、黒崎野先輩に」


この言葉には、先生たちも凍りついたように行動がぴたりと止まる。

あたしはただ意味が分からずに首をかしげるだけだった。


「…だからさ、なんでイリタ?

別に関係ないでしょ?」


早倉ちゃんは包帯をしている右腕を抑えながら、呻くようにつぶやく。


「関係ありまくり、ですよ…。

千賀先輩は―――

全能神の魂を宿していたんですよ。


私たちの母また父的存在の、神様の魂を」


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ