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24 各国首脳の考え

 24 各国首脳の考え


「いったい、これはどういうことなのだ?」

 と核ミサイルを発射した各国の首脳が頭を抱えている。

 彼らの驚きは二つある。ひとつは当然のことながら突如トキオに現われた宇宙大怪獣の異常な食欲についてであり、もうひとつは、どこの国の政府首脳も自分たちと同じことを考えていたという嘆きだ。

「バカモノどもめ!」

 と、ある国の書記長が悪態をつく。

「みんな自国の点数稼ぎばかりを考えおって!」

 けれども、その国の書記長には各国首脳の考えがわからないでもない。力の分散・均衡という名目で使うことのできない近代兵器を山のように自国内に備蓄していたからだ。やっとの合意で軍縮が始まったとはいえ、まだまだ軍事予算は膨大だ! 国民の失業率は経済ショック以降、減ることを知らない。増税に喘ぐ彼らは、いつ政府の転覆を図るかしれないのだ!

「めくらましが必要なのだ!」

 と、その国、および各国の首脳たちが大声で叫ぶ。

「国民に政治不信感を抱かせないためには力の誇示が必要なのだ。たとえ一度失敗したからといって、すぐにそれを止めるわけにはいかない!」

 そしてその全員が一斉に卓上の核ミサイル発射ボタン=第二次攻撃用――そして最後のミサイル群――に手をかける。


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