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19 ミサイル

 19 ミサイル


「ミサイルだ!」

 小さな男の子が叫ぶ。

「いったい、なんて数なんだ! 世界中の核保有国が、いっせいにミサイル攻撃を仕掛けてきたとしか思えない」

 シュレーディンガーが大声をはり上げる。

「くわばら、くわばら……。つるばら、べるばら……」

 弘左衛門が、男の子たちを乗せた飛行体制のまま身を小さくよじり、祈りの言葉を呟く。するとシュレーディンガーが、すばやく、

「さっき、キミが説明した方法を別の目的で使わせてもらうよ!」

 そう言うが早いか、自分の身体をチカチカと瞬かせはじめる。男の子と弘左術門を自分と一緒に何処か安全なところにテレポーテーションさせるために精神を集中しているのだ。

「よし!」

 とシュレーディンガーが一声大きく叫ぶ。

 次の瞬間、小さな男の子と弘左衛門、そしてシュレーディンガーの姿がその場からふっと消える。

 あとには、まるでトキオの空を埋め尽くす、数千発の核ミサイルだけが残される。


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