いつものバランスなら
会わなくていい距離にふたりはいた
ようやく過ごした夏が過ぎ
いまは透きとおる過去を
眺めては
ため息よりも先に大切なことを探してる
どんなことでもキミの前では
うまくいったりした
言葉が足りなくても
明日が見えなくても
なんとなくで
ココロは強いままでいた
そのうち
「あの頃は・・」で始まる時間が
まちがいなく増えるんだろうな
そのなかで、
キミが登場する場面が何度かあり
僕は無言のままで
キミが笑顔を見せる前までは
笑えないでいるのかな
目覚めた朝に
空気感が違ってる
カーテンを開けるたび
その軽さと重さの両方を僕は
知ることになるんだろう
恋を量りにかけてみたら
今日の僕には
特別に多くの恋を乗せてくれないと
左右のバランスが
うまくとれないね