お勉強が終わりました→寮母の初仕事です
皆さんお久しぶりです
二週間と言っていたにもかかわらず三週間近くも開けてしまい申し訳ございませんでした
最初はこのまま修業パートを続けるのもありかな、と思っていたところもあったのですが、13話を書いていて自分が物凄く修業パートを書くのが苦手なことが分かりました
特に説明とか自分でも何を書いているのか分からなくなってしまうレベルです
また、最近VRMMOの小説を読み続けていたら、そちらが書きたくなりなんだかんだ書くのは後回しにしてこの話で一章を終わらせることにしました
元々修業パートを書く場合は一章が長くなる予定だったのですが、修業パートが無くなったこともあって物凄く短くなりました
Twitterを見てくださっている人は知っているかもしれませんが、この二週間ずっとゲームをやっていました
言い訳をさせてください!
小説を書かないといけないとは思っても続きが思いつかず、気付いたらゲームに逃げてました
毎日投稿している人はどうやってあんなに思いついているのでしょうか?(そもそもプロットを書いていない)
まあ、そう言う訳でキャラ紹介はあとで投稿しておきます
スキルやステータス、または設定等で分からないものがあったら逐一聞いてくだされば応えていきます
では『13話』お楽しみください
「皆さん、今日はお疲れ様でした。今日の夕飯は皆さんお好きだと言っていたので、唐揚げにしてみました。皆さんの味の好みはまだ分かっていないので僕の家で作っていた味にしましたけど、意見があったらいくらでも言ってくださいね」
今の時間は7時50分前。予定通りの時間に夕飯に出来た。
今日作ったのは唐揚げと野菜炒めと冷製スープだ。野菜炒めとは言っても、正確には茄子を主役にした茄子野菜炒めと言った感じで、少し辛みはあるので好みは分かれるかもしれないが個人的には好きな料理の一つだ。冷製スープは単純に熱くなってきたので作っただけなので、正直不味くなければいいと思っている。
『いただきます』
「うわぁ。この唐揚げ、物凄く美味しいよ!」
「ありがとう。美愛」
「こっちの野菜炒めも辛みが良いアクセントになっていて美味しい」
「那波もありがとうね」
「む、こっちも美味しいわね」
「わぁ。どっちも美味しいです」
深鷺さんと夏弥ちゃんは手で口を抑えながら小さな声で美味しいと言ってくれた。みんなの口にあっていたようで安心した。
正直なところ、家の親は美味しいなどと言う言葉を発することなど無く、作らせるのが当たり前のような顔をしていたので、他の人の口に合うのか合わないのか、そう言った事も分かっていなかったのだ。学校の家庭科の時間には美味しいと言ってくれた友達はいたが、お世辞だと思ってあまり真面に取り合わなかったのだが、もう少しちゃんと向き合えばよかったのかもしれない。
「御代わりもありますので、たくさん食べてくださいね。ただ、バランスには気を使ってくださいね。バランス悪い食事を続けていると倒れてしまいますからね」
こうして夕食の時間は過ぎていき、その日は特に何事もなく終えることができた。
なお、洗濯の時はともかく無心で頑張ったことを記しておく。慣れないことを望む。
■■■■■
翌日、珱霞は朝食を終えた後、約束の時間に合わせて出発した。
迷宮に潜るという事だったのできちんと準備したのだが、先日購入したばかりだった剣にひびが入っているのに気が付き若干沈んだ気持ちで鹿島迷宮へと向かった。先日倒した魔物はまだ売却していないので、それを討ったお金で買おうと思う。
(氾濫から一度もステータス見てないな…)
【夜冥 珱霞】
Lv.13
Exp.169/1400
HP 560/560
MP 1150/1150
物攻 48
魔攻 41
物防 34
魔防 25
俊敏 38
運 18
・スキル
武具適性
¦—棍術:レベル2[up!]
¦—短剣術:レベル2[up]
¦—片手剣:レベル1[new!]
魔法適性
¦—水魔法:レベル2[up!]
収納:レベル1
鑑定
小さな勇気:レベル1[new!]
・称号
小鬼虐殺者
乗り越えし者
【乗り越えし者】
条件
・レベルが30以上離れている魔物100体以上と3時間以内に戦う
・レベルが50以上離れている魔物と戦う
効果
・スキル【小さな勇気】を獲得
・スキル【小さな勇気】の進化可能性を獲得
【小さな勇気】
条件
1:称号【乗り越えし者】の獲得
2:他人が自分よりも強い敵に襲われているときに助ける(可能性小)
効果
・【恐慌】【怯え】の状態異常にかかりにくくなる
・相手のレベルが自分よりも高いときに自身の運以外のステータスが一定割合上昇する
「レベルも上がっているし、スキルの効果で特定の状態異常に対する耐性もついた。自分よりも強い敵と戦うときにも多少なりとも強化される、か。どの割合で強化されるのか‥‥まあ、何故かは分からないけど、急激にステータスが上がったところで自分の身体が動かしにくくならないわけだし、多分問題ないんだろうな」
珱霞のステータスは迷宮に潜り始めて一週間と過ぎていないものとしては圧倒的なものだ。勿論、パワーレベリングをするやつもいるが、そう言うやつらは大抵の場合技術の方がついてこない。
珱霞の場合はここまで自分で強くなってきているので(氾濫ボスの経験値は、ほとんどを真紅の薔薇が持っていったため除く)ステータスがただ強くなっているのではなく、レベルと共に技術も成長している。
スキルのレベルは技術の成長度合いを示す鏡だと言われることもあるが、正確には少し違う。
スキルのレベルはその技術を持つ者、それがスキルを生やしたときにもっていた能力をレベル1として、それが高みに近づいたときに上がっていくシステムである。最初の技術レベルが低ければそれだけスキルレベルは上がりやすくなるのだ。スキルレベルの限界値は10で、最大値になるとその人の技術に見合ったスキルへと進化する。
珱霞がステータスを確認している間に、電車は鹿島迷宮の近くの駅へ到着した。
「お。珱霞君!こっちだよ」
「おはようございます。淳さんは今日も元気ですね」
「淳、って呼んでちょうだい。さん付けだと何だか男っぽくていやなんだよね」
「ああ、確かにその名前だとさん付けだと男っぽく聞こえますね。そこら辺あんまり考えてなくてすみません」
「別にいいよ。いつものことだし。じゃあ、車に乗って。コンビニでスイーツ買って食べてたら珱霞君が駅から出てきたからビックリしたよ」
「この時間の電車なら15分ほど余裕を持って着けますから」
「ああ、次の電車だと11時前にはちょっとギリギリだもんね。関心関心」
彼女の言う通り、電車によっては時間がギリギリになってしまう。それは教えて貰う側として流石にありえないと考え一つ早い電車に乗ることにした。
「じゃあ、行こうか」
「はい」
5分とかからず鹿島迷宮へと到着し、珱霞は訓練を開始した。
「じゃあ、まず基本から覚えようか。基本は珱霞君も分かっている通りイメージだよ。でもね、ただただ結果だけイメージしたのでは普通の魔法使いにしかなれない。まずは魔力が体から外に出ていくイメージを固めようか。魔法使いにとってMPは生命線だ。でもね、さっき言ったように使っているだけだと無駄にMPを垂れ流すことになってしまうんだ。攻撃を討つタイミングと言うよりは、イメージを練るタイミングでなんだけどね。身体からMPを放出させているのは皆理解しているけど、それがどの程度の量出ているか分かっていないんだよね。例えばMPを10使う魔法があったとするよ。でもそれは正確には8位で足りるかもしれないんだ」
「MPは体から放出する際に最低限の決まった量が出ているのではなく、プラスαで出ているという事ですか?」
「うん。その通りだよ。この話を理解できる人は多いんだけどね。この後は才能に左右されるといってもいいよ。何処まで自分の体内を廻る魔力をイメージできるかだね。まあ、珱霞君はある程度理解しているようだけど‥‥まあ、一種の才能だよね。じゃあ、珱霞君の身体に私の魔力を流すから、それを感じ取ってみてね。じゃあ、始めるよ」
淳はそう言って肩に手を置いた。
肩のあたりから温かさが広がっていく。肩から腕へ、腕から指先へ、戻っていって腰の方へ、下半身をまわり1分もしないうちに体を一周回ってきた。
「これが体を魔力が回る感覚ですか?」
「うん。まあ、これを自分で操作しようと考えると急に難しくなるんだけどね。まあ、珱霞君は何となくすぐにできる気がするな」
「今ので何となく感覚が掴めましたし何とかなると思います。自分の中に他人の魔力を流されて体が熱くなるのは、自分の魔力が無理矢理押し進められるからじゃないのですか?」
「まあ、そう言う考えもあるよ。私も最初はそうかと思ったけど、よく考えると人間の中に容量って決まっているのか良く分からないんだよね。正直、人間の容量について説明しようとすると、そもそも魔力が体の中に存在しているのかどうか、ってところから議論しなくちゃいけなくなるからね。流石にそれは難しいとされているから将来的に知れればいい、程度に考えていなよ」
珱霞はそれを訊きながら、自分の体の中を魔力が流れる感覚を思い出していた。
ゆっくりと流れているわけでは無いが、決して早くもない。そう、血液が流れる感覚に近い。だけど、流れる感覚はもっとゆっくりで‥‥
珱霞は意識をゆっくりと沈めていく。
「これは驚いたな~。まさか周りから魔力を吸い取るなんて…初心者どころか上級者ですら出来る人は限られている技術なのに」
淳の言っていることなど気付かず、もっと深く意識を沈める。イメージは魔法を使うとき。その時の感覚を思い出す。
魔法を使うとき手を使う方向へ向けて使っていたが、今考え返してみれば少し討つ直前に違和感があったような気がする。あれも魔力が通った時の感覚だろう。
だが、魔法を使うときの感覚は先程淳に魔力を流してもらった時とは違かった。人に魔力を流す場合、魔力はその人の中の魔力にせき止められそれが原因で体が熱くなる?そう考えると分かりやすいかもしれない。
魔力が流れる速度は血より少し遅い程度。身体全体をまわるが心臓を経由しない。少しばかし血液の流れとは異なるが、全身を廻るという点ではそう大きく変わりはしない。
「あれ、もう出来てる?」
淳がそう言葉をこぼすが、珱霞はそんなことには気づかず静かに意識を沈め、魔力の回転数を上げていく。
「(魔力を体の中で回すことで、身体能力を強化することにも繋がるのか…いや、違うな。魔力の総量が増える分、身体能力がレベルアップに従って上がっていくと考えるべきか。まあその辺りは専門家に任せよう)淳、魔力を体の中で廻すことは出来ました。次は何をすればいいですか」
「え、もう出来たの…?じゃ、じゃあ、その調子でより少ない魔力量で魔法を使えるように練習していきましょうか」
「分かりました」
■■■■■■■■■■
そして珱霞が訓練を始めてから3ヶ月の月日が流れた。珱霞は探索者としてのランクをBにまで上げ、現在はBランクの迷宮を攻略中だ。
今回の迷宮の攻略を成功させれば、無事にAランクの仲間入りとなる。とは言え、しばらくはBランクを潜ることになるだろうが、半年もあればAランクの迷宮に潜れるだけの実力をつけることになるだろう。
【夜冥 珱霞】
Lv.268
Exp.15348/26900
HP 2900/2950
MP 26345/29850
物攻 348[+α]
魔攻 345[518+α]
物防 259[334]
魔防 246[321]
俊敏 311[522]
運 56
・スキル
武具適性
¦—棍:レベル10[up!] [max!]
¦—短剣:レベル10[up!] [max!]
¦—片手剣:レベル10[up!] [max!]
¦—両手剣:レベル10[new!] [max!]
¦—双剣:レベル8[new!]
¦—斧:レベル5[new!]
¦—槍:レベル9[new!]
¦—棒:レベル4[new!]
¦—杖:レベル7[new!]
¦—弓:レベル10[new!] [max!]
¦—槌:レベル8[new!]
¦—盾:レベル3[new!]
¦—本:レベル7[new!]
魔法適性
¦—水魔法:レベル10[up!] [max!]
¦—氷魔法:レベル6[new!]
¦—火魔法:レベル10[new!] [max!]
¦—爆発魔法:レベル3[new!]
¦—風魔法:レベル10[new!] [max!]
¦—雷魔法:レベル8[new!]
¦—土魔法:レベル7[new!]
¦—光魔法:レベル5[new!]
¦—闇魔法:レベル6[new!]
¦—回復魔法:レベル9[new!]
¦—魔力操作:レベル10[new!] [max!]
収納:レベル6[up!]
詳細鑑定[up!]
俊足
ランナー
小さな勇気→勇者
・称号
虐殺者
乗り越えし者→挑戦する者
魔王
【挑戦する者】
条件
1:自分の適正レベル以上の迷宮に一人で潜り完全攻略する
2:自分よりもレベルの高いイレギュラーボス、もしくはイレギュラーエンカウントに独りで勝利する
効果
・スキル【勇者】を獲得
【勇者】
条件
・挑戦する者の獲得
効果
・相手のレベルが自分以上の時ステータスが1.5倍増加する
・【恐慌】【怯え】の状態異常にかからなくなり、全ての状態異常に対して耐性を獲得する
【魔王】
条件
・5属性以上の魔法レベルを5以上に上げる
・魔力が20000以上
・魔攻が300以上
・魔力操作のレベルがMax
効果
・魔攻が常時1.5倍
・魔法を使うときの魔力消費量が2割5分減
【俊足】
効果
・俊敏がスタミナの続く限り1.5倍
【ランナー】
効果
・スタミナが切れづらくなる
【虐殺者】
条件
・5種類以上の魔物で虐殺者の称号を獲得する
効果
・一度倒したことのある魔物に対してダメージが1.8倍
・自分よりもレベルの低い魔物に対して【恐慌】または【怯み】の状態異常を付与することがある
また、Bランクに潜るまでに当たって、新たな武器や防具を手に入れることになった。
主防具
アークスパイダーのマント[物防+40][魔防+40]
アークスパイダーのシャツ[物防+20][魔防+20]
アークスパイダーのズボン[物防+15][魔防+15]
アークスパイダーのグローブ[物攻+20][物防+5][魔防+5]
天馬のシューズ[俊敏+55]
武器
斬魔刀【黒斬】[刀][物攻+55][斬魔付与]
妖刀【冥宵】[刀][物攻+45][魔攻+30]
聖剣【クルルシファー】[両手剣][物攻+90][魔攻+30][俊敏-30]
魔剣【ゲイル】[片手剣][物攻+70][魔攻+30]
双星剣【シルト】[双剣][物攻+30][魔攻+30]
覇龍槌【ゲルド】[槌][物攻+200][俊敏-60]
黒鉄の杖【フェルト】[杖][物攻+10][魔攻+70][使用魔力半減]
連撃斧槍【ハルムベルテ】[斧槍][物攻+180][俊敏+20][スタミナ消費倍増]
光呑弓【ヘルム】[弓][物攻+50][魔攻+50][光魔法の攻撃力増加]
魔導書【クローフラスの写本】[本][魔攻+130][使用魔力半減][魔法によるダメージ増加]
不動盾【クラリスメイス】[盾][物防+300][俊敏-100]
以上5つの防具と10の武器が普段使用している武器だ。
武器の方は現在潜っている迷宮で手に入れたものもあるが、手入れを済ませていないこともあり現在はこれらを使っている。
珱霞の場合は独りで潜っていることもあって色々な武器を使っているが、防具の方は軽さをメインに据えていてそれに加えて物理と魔法どちらにも対応できるようにアークスパイダーの糸で作られた防具を使用している。Bランク迷宮までで手に入れられる素材としては最上級の素材で、物理と魔法どちらにも体制を持つことから魔法使いの防具としてよく使われることが多い。
珱霞はBランクの迷宮を進み、ついに迷宮ボスにまで辿り着いた。
「ここがボス部屋か。HPもMPもそこまで減っていないし、ポーションも大量にある。武器の手入れは完璧に出来ているし、防具もまだ壊れそうにはない。疲労もたまってないし…うん。じゃあ、行こうか」
珱霞は一通り問題があるかを確認すると、ボス部屋の扉を開いた。
「ボスはグレーターミノタウロス。レベルは‥‥304。ステータスは物攻と物防以外僕より高いものは無し‥‥うん。問題ないね。こっちから行くよ!」
珱霞はグレーターミノタウロス(以後ミノ)に向かって駆けだしていく。ミノの武器は大剣だが、力的に考えて片手で振り回すのだろう。
硬い表皮に守られているとはいえ、防御力は800手前。多少こちらが不利ではあるが、越えられない壁と言うほどではない。
「【フェルト】〈氷獄世界〉『換装』【ゲイル】ハァァァ!」
ミノの足を氷によって封じると、ゲイルで膝の裏を全力で叩く。流石にその一撃で折れることは無いが、それなりにダメージが入ったのは確かだろう。
「『換装』【クラリスメイス】くっ!」
ミノが大きく振りかぶって大剣を振り下ろしてくる。それは珱霞の回避の敵わぬ速度で振り下ろされ、珱霞はギリギリのタイミングでクラリスメイスによって防ぐことができた。
「『換装』【フェルト】〈ナパーム〉」
珱霞は一気に後方に下がると爆発魔法でミノの周囲に大爆発を起こした。
ナパームは摂氏1000℃を超える温度で燃焼し広範囲を焼尽、破壊する魔法になっている。
あくまでイメージなのでミノにゼリー状の物体がまとわりついて、それが爆発したといった感じになっている。
「流石にこの程度じゃ削り切れないよな。『換装』【ヘルム】」
『QGraaaaaaaaaaaaaaa!』
「〈光の雨〉」
光魔法と弓の混合技で、光魔法によって作った矢を物理的に触れるようにして、それを大量に放つ技だ。
あくまで大量に雨のように降らせるだけで、対多数戦を想定した技なのでそこまで命中率に期待はしていないのだが、まさか当たってもほとんどダメージをくらわないとは思ってもみなかった。
ボスモンスターには総じて【発狂】と言う状態がある。
物攻or魔攻と物防or魔防が急激にそうする状態異常で、残りHPが3割以下になると発動する。
ミノは物攻と物防が1.5倍近くまで増えるタイプだったようだ。
「くそ、流石にここまで強化されるタイプは初めてだぞ!『換装』【クルルシファー】〈雷纏〉」
クルルシファーに雷を纏わせ、攻撃力を増加する。
「〈水球〉」
珱霞は水球に大量の魔力を流し込んでいく。
残魔力量からすれば雀の涙程度の魔法だったとしても、使い方によっては最強の魔法にもなりえる。
肥大化した水球はミノを包み込んでいき、数秒と経たぬうちに完全に包み込んだ。
「〈連続爆発〉!」
水球の中で爆発を起こす。
水量に対して小さな火種では爆発することは無く、逆に大きすぎるとこちらにまで被害が及ぶ。
だからこそ、小さな爆発でも高火力である爆発を使い、連続で水蒸気爆発を起こしていく。
「これで終わりだ!」
ミノの体力をほとんど削り切り、ミノが最後の抵抗とばかりに大きく振り下ろしてきた大剣を躱し、珱霞はミノの首をクルルシファーによって切り落とした。
「標的撃破」
珱霞は宝箱を開けると地上へと戻っていった。
最後までお読みいただき有難うございました
作品をもっと読みたい、続きが気になると思っていただけましたら、ブックマークならびに評価の方よろしくお願いします