ヒャッハー100%
短め。
ジャスティオーザクルセイダースを無事に追いはら………帰還させて私は1人召喚陣のある広間に降りた。
ナイとマルちゃんが着いてきてるけどコイツらは人と勘定しないからノーカンである。
「アイテム収納。『黒コート』!!」
毎回キャラシーに書き込んでいた私を哀れに思し召したラヴァデウス様の計らいにより、なんとキーワード「アイテム収納」で出し入れ出来るようになりました。
出したい時は「いでよ」のままです。
ありがとうございます!
我が神ラヴァデウス様に心から感謝します!
脱アナログ!素晴らしい!ヒャッハー!!
「「ひっ」」
悪魔達が突然半裸になった私にドン引きしてるけど、気にしない、気にしない。
チラッ
こっち見て涙目で震えてんじゃねぇよ。
………落ち着いて、私。ちょっといらっとしたぐらいで潰しちゃダメダメ。まだ使い道あるんだから。大人の余裕で許してやらなきゃ。
あー足が速やかにがにまって膝が開いていく!!
さっきまで無理して伸ばしてた背中が自然に猫背になる!!
なんだこの開放感。
めちゃめちゃリラックスするし、一呼吸ごとに息が楽になる感じするわ~。
そして、腰を落として姿勢が低くなったのに何故か視野がじわじわと広がってゆく。
ナ ニ コ レ
30代のゲーオタ、スマホ中毒だった私は学生時代と比べ格段に視力が落ちていた。
その感覚があったせいで高レベルプリーストであり、更に転職してシーフを極めアサシンにまで進化した複職持ちのチンピラーノの基本能力、スペックの高さに気づかず、弱体化による能力低下に自覚がなかったようだ………
このだだっ広い巨大召喚陣を空間ごと把握出来てるんですけど、チンピラーノアイ、凄すぎない?
薄暗くて遠くまで見渡せなかった筈なのに昼間のように隅々まで見えます。
暗視?アサシンの技能レベルマックスってこういうことなんですね。
ふわーお!
更に!アサシンの特殊技能『解析』のおかげで召喚陣の詳細が理解出来る。
嘘………さっきまで私、なんか魔方陣書いてあんな~ぐらいの気持ちで見てたのに。
気持ち悪いくらい、頭が冴える。
ただ、魔法の構築が専門外で術式の構図から多分こういう意味なんだろうなみたいな推測?補完的要素が多い。
ちなみにプリーストの使う呪文系統は信仰心でぶっぱする物なので、どうやって発動するかなんて理論面の学習は学問の神の信徒しかしない。(宗教学は宗派それぞれ)
脳筋のブッドハルクは言わずもがな、ジャスティオーザや商売の神マーチャンドラーもそうなのだから、ラヴァデウスも押して知るべし。
「魔法関係はミラちゃんにお任せだったから……細かいとこは難しいな」
我らがパーティには魔法特化の専門家がいた。
特化技術はキャラクターの個性だ。
相手の領域には敬意を払うし全面的な信頼をしていた。
ゲーム的な話をすると、ゲームマスターが判断してたんだけどね。
素養の有りか無しかで、得た情報の分析、解析、解読をする権利がプレイヤーごとに与えられた。主にダイスを振る権利が。
懐かしい昔にしみじみしながら、召喚陣を改めて観察。
なんとなく解読出来る気がする程度なんだな………
そんな私から見ても。
「この魔方陣、無駄多くね?」
マルちゃん「恐ろしいだろう?あの佇まいでオーラが聖属性なんだぜ………」
ナイ「(瀕死)」
聖属性の主張→不死系(光になれ)シュワっ。悪魔系(闇に滅せよ)プチィ。邪妖系(灰塵と化せ)ザラァ。
大体意味は一緒。




