第7話
私は電車の外に出た。全員携帯を持っている。慎太から重機関銃を貸してもらう。
ドルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルン
重機関銃の音が鳴り響く。
小田原駅にいた奴は全員死亡した。
「・・・。」
言葉が詰まった。その片足があったのだから。慎太が出てくる
「あったじゃん。でも腐ってきてるから使えない。だから靴だけ脱がしてもらおう。っていうかこれのかたいっぽうは?」
「いや、持ってるけど片足ずつサイズは違うから。」
「あ、そうだったな。」
槙野が出てくる。と次の瞬間
「イッタィ」
槙野が義足ではない足首(左足首)をぐねったのだった。瞬間にそこが腫れる。
「あー。こりゃ捻挫確定だな。」慎太が言う。
「そらぁ、ぶかぶかだからなるわな。」私が言う。
そして殺した奴の一人がちょうど左足首捻挫してるやつがいたのでそいつのギブスと包帯持ってきて巻いた。
とりあえず槙野が捻挫したので松葉杖で義足では歩けないので靴の件は保留にして槙野を車にのせてやった。そして槙野の切れた右足から靴を回収した。そうして槙野と一緒に行くのが私、死体運ぶのが慎太と佳子になった。横浜の県庁まで車で2時間もかからなかった。なぜなら信号がないからだ。
2人が死体を運んでいる時、槙野の靴の調整をしていた
「右足の靴貸して。ヒールの高さが違っていたらけがのもとになるから。」
槙野は義足の靴を脱がして私に貸した。
ヒールを削っている間の会話はない。
ヒールを削り終えた。
靴をどちらの足にも履かす。
はたから見ると赤のヒールで留め具があるのと黒のヒールで留め具がないのと、サイズが右と左でおかしいが私はそうでもない。なぜならヒールの高さがあってるから。
そして毎時の時課槙野のねんざのぐあいを見る。もう治っていた。言うには
「すいません。昔っから治りが早いんです。」
「わかったよー。」私が言ってギブスを外す。
そうこうしていしているうちに2人が帰って来た。
「どうだった。」
「大丈夫、服従確認だって。」
「じゃあ、槙野を守らないとな。」
「ああ。」
「じゃあ、スーパーで野菜取っていこう。」
「いいね。行こうか」