第5話
気が付いた。2人はまだ気づいてない。
「あー、頭、痛。」
そうして2人を揺り起こす。
2人も気が付いた。携帯が使えるか見てみる
「あ、使えるよ。ほら。」
確かに。動いている。グーグルマップで自分の位置を確認してみると箱根だった。
「ア、近くに登山鉄道がある。それ使お。」
ラッキーだった駅にたまたまおいてあった。赤い線が電車の中まで続いている。確認をしてみる。
「人間の血だ。まだ時がたってない。佳子と慎太はそこで待っとけ。俺は中に入る。」
電車の電気はついている。血の跡をたどる。そして、その血の主に銃を向ける。何も持っていないちっさな女の子だった。すぐに二人を呼ぶ。慎太には重機関銃を出して外で待ってもらった。佳子は看護婦なので
「いけない。血が3分の2以上出てる。こういうことは慎太が得意だから慎太に。私は外で待っとくわ。」
佳子が慎太を呼んでくる。
「そんなに医療が得意なのか。」
「いや違うよ。俺は超能力を持っているんだ。見せて。こっから先の足は切られてなくなっているのかい。」
「ああ。見たところなかった。だからよろ。」
「わかったよ。」
慎太が急に
「計医治療、この子の傷口をきれいにしろ。」
といった。確かに赤いところは見せていない。
「血がないな」慎太が言う
「なぜ説明もしないのに。」
「顔が青白くなってる。これは血がない証拠だ」
「へえ。輸血する器具は。」
「今から作る。」
数秒後、女の子を見ると輸血管がつながれていた。
「ハエーな、仕事が。」私が言う。
数時間後女の子が目を覚ました。
「どうしたの。」慎太が聞く。
聞くと、女の子だけ参加させられたらしい。そして気が付いたらHな人に襲われて(放送禁止用語)をしよう。と言われたらしい。これを断ると足を引っかけられて片足を切られたらしい。そして立てない自分に無理やり(放送禁止用語)をしようとしていたので這って逃げたがそこで力尽きたらしい。急に慎太が、
「あ、しまった超能力は1日4回しか使えない。」と言った。
「シャーね、」
女の子と私の足の長さが一緒なこと、足がない方も一緒なので義足を外して女の子にあげた。