第3話:病院
病院には慎太が来ていた。慎太が
「おい、大丈夫か!?昨日から意識なかったんだ。」と言う。
「俺は大丈夫だよ。それより、聞いてくれ。」私が言う。
そして、ルックが言っていたことを話す。
「へ、そうなのか。じゃあ俺の出番だ。!」と慎太が言う。
「いいのか?」私が言う。
「ああ。いいよ。とりあえず。でも一つだけ。俺の妻もいれていいか?」慎太が言う。
「ああ。いいよ。でも、ひとつだけ条件だ。ハイヒールを履かすな。スニーカーにしろ。でないと、一人だけ遅れをとって死ぬことになるからな。」私が言う。
「え、もしかして死んだときのまま転送されるの?」慎太が言う。
「ああそうだよ。」私が答える。
そうして、慎太は妻に連絡した。
その1時間後、慎太の妻が来た。
言われた通りキチンとハイヒールじゃなくてスニーカーを履いていた。
「じゃ、準備はいいか。」私が言う。
「おう。」2人が答える。
「じゃあ、どっちから?」私が言う。
「私が行く」慎太の妻が答える。
「っていうか包丁は?」私が言う。
「持ってきた。」慎太が言う。
「どこがいい?」私が言う。
「首でいいわ。」慎太の妻がいう。
「慎太は?」私が言う。
「俺も首でいい」慎太が言う。
まずは慎太の妻の頸動脈を切る。
鮮やかな鮮血を出して床に倒れる。
そして死んだかを確認した後、慎太も同じようにする。
そして、俺の番。昔の武士みたいな切腹をして息絶えた。
そうして、3人とも、この世にいなくなった。