賭けのデスゲーム
『よし! 準備完了、スタート!』
『で、急にメンバーが現れたわけだが、これってさぁ、絶対途中からだよね! レベル中途半端だし! はぁここは最初っからやりたいところだけど、また最初の設定するのはさすがにやだなぁ、まぁとりあえずこのデータでやってみようかな、 RPGだしスライムとかでるよね』
と言っていたらフラグがたった
「がらぎゃらぎらぎら」
『お! 来たか! えーと、えーと、たたかう! 攻撃っと、いけー!・・・・・・よし! 倒した
「がらぎゃー」
スライムは倒れた 報酬2000円をもらった
『よし!まぁ最初ってこともあるし、ふつうか、』
『あぁそいえばお腹すいたな ずっと食べてないし、コンビニに買いに行こ、ん?これなんだ?新聞か?』
自分は落ちた新聞紙を見て不可解なことがあったと知った
『殺人犯が急に死んだ!? 死因は分からない!? なんだよこれ、うーんまぁとりあえずカップ麺買ってと』
ガチャ 自分はドアを開けてパソコンを開いた
『ふぅ、やるか』
ピンポーン ピンポーン
「宅配便でーす」
『ん? なんか頼んだっけ? とりあえず出てみよ』
「印鑑を押してください」
『あっはい』
「ありがとーございましたー」
自分はこの時点でこのゲームを初めてから何回も奇妙なことが起きていると自覚していた
『え、お金払ってないんだけどなーじゃあ実家からか? でもそんな連絡もらってないし』
『とりあえず開ければ分かるか、······いや開けたんだけど、うーんどういうことだ? 入っているのはお金だぞ!』
『だけどラッキー! これでなんか買えるな、』
『そういえばアイテム棚見るの忘れてたな、見てみるか・・・・・・は? なんだよこれ』
アイテム棚には妙なものが入っていた
『フライパン パソコン 机 カッター······えぇー! なぜにこんなものが! RPGにはいってるのかよ! こんなもの普通に、てかさぁ、あまりにも実用的なもの多いな! てかどうやって使うんだよ! 例えばフライパン、これで頭殴れってか! いや絶対RPG要素含まれてないって、』
『はぁー、ん? 待てよ、いま手元にあるのは、パソコン フライパン カッター 机、で、ゲームの中のアイテムは、フライパン パソコン 机 カッター、やっぱり同じだ! でもこんなことってあり得るのか? ちょっと中断して、このゲームについてググってみるか、 えーとパソコン勇者、スペースっと、』
ひたすら探したが、それについての情報は全く見つからなかった
『はぁー、これもだめか、てかこれだれが作ったんだよ、おかしいだろ、無名のゲームなんて、まぁもうちょっとやってみれば分かるか』
『えーと草むらはいってと、······』
しばらくして
「ガァーハザ~」
『お! やっとでた、今度はゴブリンか、前のより手強そうだな、今度は守ってみるか、えーと守るっと』
相手の攻撃 エナジーパンチ
「がぎゃあばー」
『あ、』
ゲームオーバー
『えぇー! 攻撃力高くね? てかゴブリンってあんな技覚えてるのかよ! くそがー、まぁ一回ぐらいはいいとしよう、てかもう疲れたし、ちょっと休憩するか』
『そういえばお金財布に入れるの忘れてた、入れよっと、あれ?さっきまで2000円あったのが1000円になってる! 自分が間違えてるのか? まぁいいや、財布に入れてと』
『ニュースでも見るか、カチッ』
自分はリモコンの電源をつけた
[ただいま速報です、以前の強盗を殺したと言う犯人が見つかりましたが、またもや死に至りました 死因は分かりません]
『え! ちょっと振り返ってみよう、前はアイテムが一緒になった、そしてスライムを倒した後、急にお金がきた、そして自分はゴブリンに負けた、その後お金が減っていた、やっぱりそうだ、このブラウザゲーム······現実と連動している!?』