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ナイモノネダリ

作者: 水鏡良芽

これは詩に入るんですかね?



僕はいつも理想ゆめを見る。


山を自由に走り、獲物を貪る。


望む時に起き、欲するままに眠る。


そんなものはありはしない。


僕は牢獄げんじつを生きている。



◇ ◇



僕は起き、仕事に向かう。


将来への望みはない。欲する物もない。


全ては与えられている。


僕が願っても何も変わらない。



◇ ◇





我は常に理想ゆめを見る。


歩くだけで、獲物にありつける。


周りを気にすることなく眠り、


誰かに起床を促される。


そんなものは夢物語。


我は荒野げんじつを生きている。



◇ ◇



我は起き、狩りへと向かう。


明日の保証は無い。欲しいものは有り余る。


日々の糧すら貧しい。


我が願う処で何も変わらない。






◇ ◇

「「ああ、理想ゆめ

理想ゆめではなければな」」

◇ ◇

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― 新着の感想 ―
[良い点] ・段落の変わり方がちょうどいい。 ・幻想的な世界に引き込まれる。 [気になる点] ・僕と我を使い分けるのはわざとなのだろうか。わざとなら何も言わないけれども、少し変かもしれない。 [一言]…
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