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妹に呼ばれて異世界へ  作者: 神戸近区


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55/72

55話

 今日は久々に時間が出来たので、3人でダンジョンに来た。

「ツバキ様、今日もミモザといつも通りに魔獣退治してきますね」

「わかった。私は適当に……深い所で運動してくるわ。こちらはサクラに任せても大丈夫よね?」


「はい。大丈夫です」

「では行ってくるね」


「気を付けて!」

「そちらもね」


「ミモザ、今日はどうする?もう少し深い所に行ってみる?」

「敵が強くない?」


「強いというより数が増える。魔石も少しだけ大きくなる」

「私でも大丈夫?」


「怖いなら最初は二人で戦ってみる?」

「そうね。お願いできる?」


二人でいつもより下に降りて行った。

「確かに敵が多いね……強くは無いけど」

「数が多いからここで戦うと経験値が多く貰えるのよ」


「経験値……私も稼げているのかな?」

「そうね。学生の時と比べてら数倍の魔力を持ってると思うわ」


「そんなに!?」

「増えてるよ。魔法発動するの楽でしょ?」


「それは慣れたのかと……」

「まあそれも有るけど、慣れだけでは無くて魔力も増えてるよ。見ていたら分かる……魔法で体強化してる時の強さが凄いから。先程敵の攻撃受けたけど怪我しなかったでしょ?あれ普通の兵士でも吹き飛ぶ程度の攻撃だったよ」


「そこまで強く……なってるの?信じられないわ」

「いまなら軍の1部隊対ミモザでもミモザが勝つよ」


「……喜んでいいのか分からない」

「私の気持ち少しは分かって貰える?皆に魔獣より強いとか言われる気持ちが……」


「確かに素直に喜べないね」

「そうなのよね。でも魔法は楽しいから苦では無いの」


「もし魔法が無かったらサクラはどうしてたんだろうね?」

「そうね……魔法の無い世界って有っると思う?」


「世界なんてここだけ……では無いの?複数あるの?」

「あるかもしれないし無いかもしれない。でもあるって考えた方が楽しくない?」


「楽しいかな?魔法が無いと不便なだけでは?」

「分からないよ。その分色々な物がつくられているかもしれないし」


「そうなのかな?想像できないな」

「まあ何が正しいという正解は無いけどね」


「色々な世界か……違う世界に生まれていてもサクラとは会えたのかな?」

「そうね。姉妹だったかもしれないよ」


「姉妹か……ならサクラが姉だね。お姉ちゃんって呼んでみようかな。ってどうしたの?何か嫌な事言ってしまった?」

「そんな事無いよ。でもね……お姉ちゃんって呼ばれるのが懐かしくてね」


「あれ?でもサクラに妹は居なかった気が……」

「そうね。でも何か懐かしくて……」


「妹欲しいの?」

「……落ち着いたら欲しいかも」


「妹がいる人と結婚したら義妹が……」

「そうね。でも結婚は今まだしたくないかな?」

今後の展開の参考にもなりますので評価、感想など頂けると助かります。

ここまで読んでいただきありがとうございます。


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