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妹に呼ばれて異世界へ  作者: 神戸近区


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52/71

52話

 街づくりは進んでいるが、建物に必要な木材が不足してきた。

「ツバキ様、板とかが足りないみたいなので私が出て木を切ってきますね」

「それなら私も行くけど、切った木をすぐには使えないよ」


「そう言えば乾燥させたりが必要……魔法を使えばできませんか?」

「出来るわ。……でも出来たらあれはしたくないわ。長い時間と魔力が必要なのよ」


「そうですか……でももう少し進んだら多分不足します。そこから木を伐って……時間がかかりそうですね。

もう少し早く気づいたら良かった」

「いい方法が有るわ。とりあえず木を伐りに行きましょうか」


 私達は領地の木の多い場所へ転移し大量に木を伐った。

「サクラ、枝も無駄にはしないように持っていくよ」

「分かりました。もう既に結構な数が集まりましたが、これをどうしたらいいのですか?」


「そうね、一旦工事して居る人達の所に行きましょうか?」

「分かりました」


私達は再び転移で移動して現在工事中の所へ行った。

「では工事している方達に必要な木材の大きさを聞いてつくろうか」

「質問なのですが、どうやって作るのですか?」


「そうね。大事な事を言い忘れてたわ。今からここに材木の店をポイントでつくって」

「分かりました。ポイントを使って……出来ました!」


「終わったら必要な大きさを聞いてきましょうか……」


私達はどのような大きさの木が必要か聞いて回った

「色々なサイズが居るのですね」

「そうね。では店に行きましょうか」


「店に着きましたけど、どうしたらいいのですか?」

「ここで木を出して必要な大きさを言うだけで出来るわ」


「はい?乾燥とか加工は?」

「全部やってくれるよ。これも時間に余裕が出来たら普通の人に頼むようにした方がいいけど今は急ぐからね」


試しに伐って来た木や枝を出し、必要なサイズを言うと本当に加工されて出て来た。それを近くの大工に見てまらったらいい木材だと言われた……。


 この日から木材はサイズを聞いて来るだけで用意できるので作業自体も時間短縮できるようになり、予定より早く進む事が出来た。他にも飲食の店をつくる事で、食材さえ預けておけばいつでも食事が出来てそれも大変喜ばれた。


「ツバキ様、意外に皆慣れるの早いですね……私は未だに違和感を感じるのですけど」

「ミモザも含めて皆サクラの魔法だって思ってるから驚かないのだと思うよ?」


「いや、魔法が便利なのは認めますが……そうはならないだろって思ったりもします」

「それは前世の記憶がまだ多いからでは……私は慣れたわ。長い間利用してきたし」


「私も慣れるのかな……」

「サクラも長生きすると思うから、そのうちそんなこと考えなくなるわ。私も言われて思い出した感覚だから」

今後の展開の参考にもなりますので評価、感想など頂けると助かります。

ここまで読んでいただきありがとうございます。


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