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異世界言ってみよう  作者: AIまかせ(微妙)
9/23

続 吟遊詩人と謎のスキルの悲(喜)劇

この物語は、AIをアシスタントに、アイデアを形にしたものです。既視感を覚える部分があっても、それはAIや作者が無意識に影響を受けた結果かもしれません。「もうあったらすいません」くらいの気持ちで、気軽に楽しんでいただけると幸いです。

災難はまだ終わっていなかった。


バルが爆笑しアマリが笑い出して少し経った瞬間だった。ツッコの周りが爆発すると共に鈍い音が響いた。

ツッコは白目をむいて無言で上に飛ばされると、ツッコの頭がちょうどボッケ顎に頭突きを喰らわすような感じであたり「ンゴォ」と言いながらボッケも気絶して2人重なってクルクルと上に飛ばされ叩きつけられた。


「はぁああああああああああ!」「えぇええええええええええ!」

バルとアマリは、あまりの出来事に呆然と立ち尽くし、ただただ驚きの表情で二人を見つめていた。


爆発が収まると2人ともボロボロになり気絶して倒れていたので、バルとアマリで並べて地面に寝かせた。

バルは真剣な表情になり考え込んだ。..確実に何かスキルの効果が発動している。それなら、まずスキルを止めた方が良いと考えたが、気絶していたので容態を先に調べ始めた。アマリも心配で涙目になっている。


「ツッコの方は結構なダメージがあるね。。ボッケもダメージがまあまあ、あるね」バルは呟くと、肩掛けカバンから小瓶を3つ取り出し見つめ悩みはじめた。

「う〜〜〜〜〜〜〜〜〜、あ〜〜〜」

これだと3本いるよな...依頼料安かったな、簡単だと思ったのに...悪い奴らに見えないしギルドのおばちゃんも初心者って言ってたし..まーあんだけ笑えたし..この子もすごい心配そうな顔してるし...


「もう!感謝しなよ!」ため息をつくとツッコの口に2本、ボッケの口に1本突っ込んで飲ませた。すると、ツッコとボッケの体が少し輝いたように見えた。


「え?あれ?」「あぇ?え?」ツッコとボッケは目が覚め傷も治っていた。

その瞬間バルは声を張り上げた。「2人とも『言葉の力を終わります』って、すぐに言うんだ!」2人は驚きながらもバルに従う。

「よし、言ったね。それならもう大丈夫なんじゃないかな」バルは少し安心した。


「あれ?痛みがねえ?..しかし、何だったんだ?急に滑ったり、足が凍りついたぞ?」

「えーと、滑って?..なんか光ったような?」ツッコもボッケも不思議そうにしてる。


「多分?ツッコに何か効果が発動してたからボッケのスキルの効果が発動したんだと思うよ?」バルは考えながら言った。

「『守りの詩』が発動しなかった後に何か言ってたでしょ、多分その言葉で何か発動したんだよ。」バルは手を組んでいる。

「ツッコが攻撃されてたようだから…ふ、ふふ」バルはさっきの事を思い出したら、また笑えてきたが持ち堪えた。

「ゴホン!あんま、よくわからないけど多分攻撃スキルなんじゃないかな。ってことは仲間じゃなくてモンスターに向けて、その時言ったようなこと言えば、さっきみたいのがモンスターに発動すんじゃないの?」バルは続ける。

「まーでも、これじゃあ吟遊詩人のスキル教えても無駄だし、あとは君たちで調べるしかないじゃないの?」バルは困って頭をかいた。


その後に完了報告書を要求されて書いてバルに渡すと「スキルの件は残念だったけど...最高に面白かったよ!酒場に来たら、また会えるかもね!」ニッカリ笑うと足早に去っていった。


「お兄ちゃんたち元気になってよかったよ。あの時バルが2人に飲ませたのってポーションだったのかな?」アマリが呟いた。

「何?痛くねえと思ったら、ポーション、飲ましてくれたのか?」ツッコは驚くとアマリに質問した。

「ツッコに2本、お兄ちゃんに1本飲ましてくれたよ。」アマリはさらに続けた。

「確かポーションって言えば、この前エーリカさんポーション1本分しかないって言って報酬が銅貨30枚だったよね、今日の報酬がそれだと、バルは、ものすごい大損だよ」アマリは困った顔をした。

「待て!ポーションにする手間賃とか瓶とか入れるともっと高いはずだ!.....いつか儲かったら酒場でバルに歌でも頼んでチップ入れまくるしかねえな。…まー儲かればだけどな」ツッコは、ばつの悪そうな顔をした。

「そうだね、最初は足踏んだから、いい奴に見えなかったけど、めちゃくちゃいい奴だったね」ボッケも同じように、顔を歪めていた。


こうしてバルタザールの吟遊詩人講義が終わった時には昼はもう過ぎていた。昼食がわりのお馴染みの携帯食を食べたあと服が少しボロボロになったこともあり、リュックに入れてあった布で隠して結界の家に戻った。


その夜に残り少ない携帯食の夕飯を食べている時だった。

「そういえば、家の中の本で、発動したスキルはステータスで見れるって書いてあったな…」ボッケがぽつりと呟いた。3人は顔を見合わせた。

その結果、ボッケだけステータスで発動スキルのページがある事を発見した。


『言葉(ボケ)LV1』

「使用回数:1日9回 範囲:対象が聞こえる所 対象:見て指定した単体限定 

対象の名前や見た目の特徴に関連したボケで、対象に能力が発動します。

発動するダメージや効果は、対象の強さと自分のLVによって決まります。

同じ相手に同じボケの使用不可になります。


対象にボケがウケた場合は

漫才がウケて『あったまる』を別の意味で実現させて、対象に火球が撃ち込まれダメージになります。

なお、連続2回『あったまる』していた場合は漫才の『爆笑』するを別の意味で実現させて、対象が爆発してダメージになります。


対象にボケがウケない場合は

漫才の『すべる』を別の意味で実現させ、対象を後ろに転ばせ頭を打ってダメージになります。

なお、連続2回『すべる』していた場合は漫才の『寒い、凍りつく』を別の意味で実現させ、LVに応じた厚さの氷で対象の足元から周辺ごと凍らせてダメージを与えます。


対象が『爆笑』か『寒い、凍りつく』になった場合は

対象と自分の仲間以外で爆笑が確認されると1回限りの追加ボーナスが発動します。1人目が爆笑してから10秒以内に笑った人数に応じて、対象に爆発が起こり人数倍の大ダメージになり、追加ボーナスが終了します。

ただし、この時3人以上が爆笑していた場合は、漫才の『爆笑の渦』を別の意味で実現させ、爆発炎上の後に炎の渦が起こります。













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