表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
異世界言ってみよう  作者: AIまかせ(微妙)
8/24

吟遊詩人と謎のスキルの悲(喜)劇

この物語は、AIをアシスタントに、アイデアを形にしたものです。既視感を覚える部分があっても、それはAIや作者が無意識に影響を受けた結果かもしれません。「もうあったらすいません」くらいの気持ちで、気軽に楽しんでいただけると幸いです。

「吟遊詩人のスキル…」

ツッコは、マーサの言葉を反芻するように呟いた。

結界の家で色々と試したが何も起こらなかった、あの言葉(ツッコミ、ボケ、ラップ、DJ)LV1とか書いてあったスキルか。


「あーそういや、そんなんあったね」ボッケが思い出したように言う。

「あーあれ…私も何も起こらなかったし、お兄ちゃんたちは普通に漫才してただけだったね..」アマリは疲れてる。

でも使えるスキルだったら….今はワラにでもすがるしかないかとツッコは考えた。


「その吟遊詩人に会いたいんだけど」ツッコは前のめりになって尋ねた。

「うーん、吟遊詩人は気まぐれな人が多いから、ギルドを通して依頼するのが一番確実なんだけど……。本当に悪いんだけど、今稼いだ銅貨を依頼料にするってことで、お願いできないかしら?」マーサは困ったように微笑む。

あれだけ苦労した報酬が無くなるのは痛いが、まだ結界の家に食料も少ないがある。3人は相談すると意を決して頷いた。


結界の家に帰り食事をするなり全員疲れて眠ってしまった。

次の日の朝に相談した結果、薬草採集の仕事を続けながら、薬屋に行く前にギルドで吟遊詩人の進展を聞くことになった。進展の合間に時間の単位や長さの単位なども


ギルドに着き流石に、まだ見つかってないと思ったが、マーサに聞いてみた。

「あんたたち、すぐに見つかったよ!よかっ…あーあそこにまだいるよ。」マーサは掲示板の方を見た。

「バルタザール!ちょっと、こっち来てちょうだい」マーサは呼びかけた。


「なんだよ、おばちゃん」そこに来たのは肩掛けカバンをかけてギターのような少し傷のある小型の楽器を背負った子供に見えた。しかし注意して聞くと声は声変わりした青年のようだった。

「あんたさっき、スキル教える仕事受けたでしょ、この人たちがそうだよ」マーサは3人に目を向けた。


「なーんだ、あんたたちが依頼者さん?僕はバルタザール、バルって呼んでおくれよ」ニッカリ微笑んだ。

「おい!子供じゃねえか、冒険者って子供でも、できるもんなのか?」ツッコは驚いた。

「僕、すごい、かっこいいねギター持ってるね!」ボッケは、そういうとバルの頭を撫でた。それを見てアマリは、ほんわかしていた。

「ちょっと、あなたたち彼がその吟遊詩人よ。小人族ハーフローレで成人しても人間の半分ぐらいにしかならない種族なのよ!」マーサが横から注意する。


「馬鹿にすんな!僕はもう大人だぞ!それにギターじゃなくてリュートだよ!」ボッケの手を振り払うとムッとしていた。その後3人は謝った。

「わかったならいいよ!そんじゃ広場に行こっか!」バルはあまり、なやまない性格のように見えた。紹介やスキル等を話しながら広場に向かうことになった。


ギルド出て、しばらく歩き建物が途切れ、さらに歩くと開けた広場に出た。


「じゃースキルの使い方を始めるよ...まずはその前に」バルはボッケの方に行き

「これから足を踏むよ」ニッカリ笑うと、ボッケの足を結構な勢いで踏んだ。


「うぎゃーーーー痛いい」ボッケは足を片方あげて飛び回った。

「てっめえ何しやがる」ツッコはバルを睨みつけた。アマリもツッコの後ろに隠れた。


「まーまー待ってよ、これは、これから使うスキルの効果の違いを体で知ってもらう為にしたんだよ。決してさっき頭を撫でられたからじゃないよ。。」バルは笑っていたが、目は笑ってないように見えた。

「何すんだよ、すっごい痛かったよ」ボッケは涙目で言った。

「ボッケだったよね、悪かったね、ちょっと休んで痛みが引いてから同じことするけど、その前に吟遊詩人のスキルを、使うから違う結果になるはずだよ!」バルは謝った。


しばらくしてボッケの痛みが引いた後、

「また同じことするの?僕嫌だよ」ボッケは不満そうだ。

「まー黙って、始めるよ」バルは続けた。


「言葉の力を始めます」そしてボッケの方を見た。

「ボッケは冷静に動き守るだろう、それが無理だろうと、もう諦めはしない」バルの口から言葉が流れ出す。

その言葉が響くにつれて、体に力が漲っていくのを感じボッケは驚いてる。


そしてバルは,またボッケに近づくと

「また、これから足を踏むよ」ニッカリ笑うとボッケの足を結構な勢いで踏んだと思われたが、ボッケの動きはいつもと違い、見たこともない速度で避けた。

「ボッケ?」「お兄ちゃん?」2人が驚く。

「すごいよ、これ、なんか相手の動きを見て避けれたよ!」ボッケは驚いてる。


「これが吟遊詩人のスキルの一つで「守りの詩」って言うんだ。これは冷静さと集中力を高め、敵の攻撃の回避や防御力のアップが少しできるんだ。すごいだろ」バルは胸を張った。

残りの2人も、かけてもらうと実感した。

「これはLV1でも、できるはずだよ。効果は1時間ぐらいは続いてるよ。あとLV1なら1日9回ぐらいできるんだけど、それ以降は言っても頭痛いだけで何も出ないんだ」バルは自分の頭を指さした嫌そうな顔をした。


「それじゃあ、やり方を説明するよ『言葉の力を始めます』てまず言うんだ、これでスキルが使えるようになるんだ、使いたくなければ『言葉の力を終わります』ていえばスキルは使えなくなるし効果も消えるよ。間違え無いように、戦闘終わったら言ったほうがいいよ。あと寝ても同じで、スキルは使えなくなるし効果も消えるよ。」バルは続ける。

「まー今はスキルが使える状態の時の続きからだね、その時に使いたい相手を見ながら、さっきの『守りの詩』である『ボッケは冷静に動き守るだろう、それが無理だろうと、もう諦めはしない』って言えば効果が出るはずだよ」バルは考えながら話してる。


「あのぅ〜最初に名前がありますけど、名前がわからない人にかけたい時とか、どうするんですか?」アマリは少し怖がりながら質問した。

「あ〜、そん時は、『杖を持ったあなたは』とか何か相手の特徴を指定すればいいよ。LV1だと効果範囲は自分から半径50Mぐらいだよ。え〜と、それから複数の指定は、スキルで複数指定できるスキルが発現すれば使えるって話だよ」バルちょっと不安そうな感じで言った。


「じゃーまず、ツッコとボッケがお互いに、かけてみようか?...でも、スキルの『言葉(ボケ)』と『言葉(ツッコミ)』は吟遊詩人の『言葉(詩人)』と似てるけど何が起こるかわからないから少し離れてやってね。あと『守りの詩』の効果は、もう、とけてるよ」バルはニッカリ笑った。


その後ツッコとボッケは向き合った。少し離れた場所でアマリとバルは座って眺めることにした。

「じゃー行くか『言葉の力をはじます』」そう言うとツッコは体から何か湧き上がる感じがした。

「よーし僕も行くよ、えーと、確か『言葉の力をはじます』」そう言うとボッケも体から何か湧き上がる感じがした。


2人とも真剣だ。

「よし、『ボッケは冷静に動き守るだろう、それが無理だろうと、もう諦めはしない』どうだ?ボッケ?」ツッコはボッケを見て言った。

「それじゃ、『ツッコは冷静に動き守るだろう、それが無理だろうと、もう諦めはしない』どう?ツッコ?」ボッケはツッコを見て言った。

「何も変わってねえぞ?」ツッコは頭を傾げている。

「あれ、何も変わらないよ?」ボッケも何も感じないようだ。

その後あと3回試しても、何も変わらなかった。


「う〜ん、やっぱスキルの言葉は似てるけど違うんじゃないの?....まー気を落とさず頑張りなよ」バルは気まずそうに言った。


「ツッコ、このままじゃ詩人というより、もうすぐ死人になっちゃうね」ボッケはつぶやいた。

その瞬間だった!ツッコがツッコミを言うまもなく、ツッコの足がスベリ思い切り後ろに転ぶと頭を強打した。

「ウゲッ」ツッコは頭を押さえて、うめいていたが、なんとか立ち上がった。


バルもアマリも急にツッコが勢いよく倒れたので驚いている。

「どうしたのツッコ、まあ大丈夫。。。そうな気がしないね」ボッケが笑いながら言うと

またしても瞬間!ツッコの足がスベリ思い切り後ろに転ぶと、また頭を強打した。

「フガゲッ」ツッコは頭を押さえて転がりまわる。


それを見てヴァルは吹き出しそうになるが堪えてる。アマリも驚きつつも口を押さえて笑いを押し殺そうとしている。

少し時間が経ち、フラフラになり、かなり痛そうながらもツッコが立ち上がった。

「ツッコ本当に大丈夫?相当な回転もしてたよ?採点したら10点満点ぐらいの」ボッケは心配そうだ。

さらにその瞬間!ツッコは、ものすごい寒さに襲われると自分の半径50cmぐらいの範囲の地面が足ごと5cmの厚さで凍りついた。

「すげーさみ。いい」ツッコは呆然としながら呟いた。


そしてフラフラのツッコは足が動かないのでバランスを崩して後ろに倒れてそうになっていた。それを見たボッケが急いで駆け寄って後ろから抱きしめたは、いいが足場が悪かった。抱きしめたまま足が滑るとツッコの靴の辺りの氷が割れ、まるでバックドロップのようにツッコの頭を地面に打ち付けてしまった。

「ほゴッゲ」ツッコはそう言うと白目で気絶してしまう。


「ツッコ、ツッコ返事してー」ボッケはツッコを揺らして目覚めさせようとしている。

バルはもう見てられない「もうやめてくれぇ、馬鹿なの、馬鹿なの」と爆笑している。アマリも助けに行きたいのに笑ってしまっていた。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ