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異世界言ってみよう  作者: AIまかせ(微妙)
17/30

スライムと戦闘の悲(喜)劇

この物語は、AIをアシスタントに、アイデアを形にしたものです。既視感を覚える部分があっても、それはAIや作者が無意識に影響を受けた結果かもしれません。「もうあったらすいません」くらいの気持ちで、気軽に楽しんでいただけると幸いです。

巣に戻る鳥の哀しげな声が響く頃、市場から結界の家に戻り、ドゥエンデの収納から必要ないものを取り出した。

結局、雑貨屋では、塩一月分を銅貨90枚、香辛料は高いので買わず、石鹸5個を銅貨75枚、魔石3個を銅貨300枚、ボッケの要望で光るインクを銅貨50枚、ツッコが便乗して果実酒を銅貨40枚、アマリも何かの種子が入ったお手玉をドゥエンデの椅子にと銅貨30枚、合計銅貨585枚になった。

その結果、あれだけパンパンだった財布がわりの袋が、ほぼ0になり、3人はガックリとしていたがドゥエンデは、お手玉にちょこんと座って、嬉しそうに揺れていた。


気を取り直し、唯一の楽しみといえる夕食を作る。押し麦、乾燥豆、野菜を鍋に入れ煮れしばらく茹でた。

「やっとまともな、ご飯だね、干し肉だけで顎が痛かったし..」

「お肉ばっかで体に悪かっけど今度のは健康に良さそう..」ボッケもアマリも鍋を見て嬉しそうだ。

「ゴハン、イイヨ、イイヨ」ドゥエンデも鍋の周りを飛んでいる。アマリが食べさせてから、食欲は旺盛になってしまった。

「結構うまそうに煮えたんじゃねえか、塩のみで適当に味はつけたからな!じゃあ取り分けるぞ」ツッコは笑顔で皆の皿に取り分けた。

「「「いただきます!」」」「イタダ、キマス!」


「ウゲェ」「ウグゥ」「ンガ」

三人は噛もうとした表情のまま苦悶の表情となる。

「何だこれ、豆が硬えぞ」「また、顎が痛いんだけど」「硬いよこれぇ」

ツッコ、ボッケ、アマリは頬を手で押さえ痛そうだ。

「マーサさん、一晩水につけておかないとって、この事だったんだね」アマリは思い出した。

「大丈夫かと思ったんだけど、こんな硬いんだな。まぁ味は食えるし、豆だけ避けて食うしかねえな」ツッコはため息をついた。

「知ってたなら豆とってから煮たら、よかったのに」ボッケはめんどくさそうに言った。

「お前が豆たくさん入れようとか言ったんだろ」ツッコはボッケにいうと、ボッケは目を逸らした。

「もう、仲良く食べてよね」そうアマリに言われ謝る2人だった。ドゥエンデは豆を避け地道に食材と格闘していた。


その後、寝る前に明日の予定を話し合いをして、ロルフに聞いたスライム狩りで儲けてみようということになった。


..翌朝、朝食の一晩浸したお粥は柔らかくなっていて美味しく食べれた。昼飯と夕飯の分は鍋ごとドゥエンデの収納に入れた。そしてまず、マーサにスライムの依頼の詳細を聞きに行くことにした。


ギルドに着きマーサに聞くと、体当たりしてくるが、そこまで痛くはないこと。スキルがないと倒せないこと。魔石がでれば一つで銅貨60枚になるということ。死骸の体液を近くにあるスポンジ草で吸わせてから持ってきてくれれば、それも一つ銅貨10枚で引き取ることがわかった。そしてスポンジ草のサンプルに1本もらった。その後、体液を入れるための容器を結界の家に取りに戻り、皮袋があったのでそれをドゥエンデ収納に入れた。


街の外に出てしばらく歩くと水の流れる音が聞こえ小川が見えてきた。

川幅は2Mほどで水深も浅く、水草が結構生え、水流もそこまで早くないようだ。周りを見ると様々な草が生い茂っていた。そして川に近づくと涼しげで気持ちが良かったが所々歩きにくかったし、ときどき小さな昆虫が逃げていった。

その時ボッケの眠そうな顔を見たツッコは嫌な予感がしたので、ドゥエンデの収納から、フード付きの服を取り出しフードの後ろに何枚か布を入れフードを被った。そして探索すると、すぐにスポンジ草は見つけれたので沢山とっておいた。


その後しばらく歩いていると、スライムを発見したというか、ツッコが踏んでいた。そして踏まれたスライムは怒ったのかツッコの足を少し跳ね上げるとツッコのちょうど急所に体当たりをした。

「ん..えあ..ングゥ」ツッコは声にならない、そのまま股間を押さえて転がった。

「どうしたのツッコ!大丈夫!」ボッケはツッコに近寄ると30cmぐらいの透明お餅型のスライムがいることを確認した。アマリも確認するとボッケから少し離れた位置で周りを警戒した。

ボッケはツッコを引っ張ろうとするが中々動かない。そんなボッケの背中にスライムは体当たりしてきた。しかし、そんなに痛くはなく、少し強めの肩叩きぐらいだったのでツッコは当たりどころが悪かったのかもしれなと考えていた。そして、しばらく体当たりして、気が済んだのか、跳ねて遠くに行ってしまった。


「...くっそぉ、あんなとこにいるとはな」ツッコは股間をおさえ痛みで座り込んでいた。

「ツッコ、大丈夫だった?透明でわかりにくいから、めんどくさいね。まぁ背中向けてれば耐えれそうだけど」ボッケは困った顔でいう。

「もっと注意して見ないといけねえな。それと街から離れると危ないから、街の近くで探すぞ」回復したツッコの号令と共に、さらに、もっとしっかり周りを確認して進むことにした。


しばらく探し回ると、少し遠くに透明なものがいた。とりあえず5Mぐらい離れた位置まで行くと作戦を始めることにした。

作戦の内容は、スキルで簡単に倒せると言ってたので、スキルのボケとツッコミで素早く2回転ばせたら、ツッコが引きつけてる間か、それより早い段階で、スキルのボケで凍らせて倒すというものだ。アマリが3回ラップ言ってる時間は長い為、今回は後ろで周りの警戒をお願いした。


「じゃー始めるぞ」「「言葉の力を始めます」」ツッコにボッケが応じる。

「スライムは酢ライム」「書かねえとわからねえだろ」ボッケとツッコは流れるように言った。

スライムは後ろに滑って体上部を打ち、びっくりしている間にさらに滑って体上部を打ったが全く効いてないようだ。すぐにツッコに向かって体当たりして来た。しかしこの時、そのスライムの前にさらに別のスライムが出てきた。


「このスライム、スリムだね」ボッケは、咄嗟に出て来た別のスライムを見てボケを言ってしまった。

その結果、凍らなかった最初のスライムがツッコに体当たりをして、別のスライムが滑って体の上部を打った。

ツッコは股間を押さえ背を向け耐えると、

「スライムなのに殺意見え過ぎだろ」逃げながらツッコミを入れた。

すると最初のスライム中心に半径50cmぐらいの範囲で体下部から5cmの厚さで凍りついた。


ボッケも別のスライムの攻撃に背中を向けて耐えつつ、確認すると

「ツッコ、すごいよ、スライムも真っ青だね!..あ」ボッケは、しまったという顔をする。

案の定ツッコは滑って頭を打つが、フードの中の布のおかげで大丈夫だった。しかし、その後ボッケを無言で少し睨んでいた。


ボッケはその視線と別のスライムから逃げつつボケを言った。「スライムなのに硬くて痛いね」

それに合わせて、ツッコは本音で喋った。「お前の痛さよりマシだろ、このボケ!」

別のスライムも凍って沈黙したが、ツッコの視線でボッケも沈黙した。アマリはため息をついていた。


「スキル終了だ」「「言葉の力を終わります」」ツッコとボッケはスキルを終了させた。


「また、やると思ったよ!バルの時もそうだし、ツノウサギ取って慣れてきた時もやったし、ほんと気をつけてくれよ!」ツッコは同じような失敗をするボッケで学習したのだった。経験から人間は学んで成長するんだなとアマリはツッコを見て思った。


「ごめんよツッコ、別のスライムが来て焦ってたのに、ツッコは対応してて、すごいから、思わす賞賛が出ちゃったよ!しかも、僕の失敗まで見越してるなんて!ツッコは天才だよ!ねアマリ!」ボッケは褒めちぎる。

「お兄ちゃんのアホさを、わかって対応できるなんて、本当にすごいよ」アマリは笑顔でツッコを誉めながら、ボッケの背中を思い切り、つねっていた。ドゥエンデもボッケの頭の後ろ側をポカポカ叩いていた。

「うん?そうか?まぁ、そんなに褒めんなよ、照れるじぇねえか」ツッコはわかりやすい性格だった。ボッケとアマリは安堵の息をついた。


その日の昼食を終え、彼らはスライム狩りを再開した。

そしてボッケとツッコのスキル使用回数が各自10回になったところで、スライム狩りを終了した。

結果はスライムを6匹をなんとか倒して、魔石2個で銅貨120枚と体液が6個で銅貨60枚の合計銅貨180枚手に入った。




少し読みやすく変更、内容は、ほぼ変わってないです。

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