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異世界言ってみよう  作者: AIまかせ(微妙)
12/30

ツノウサギと戦闘の悲(喜)劇

この物語は、AIをアシスタントに、アイデアを形にしたものです。既視感を覚える部分があっても、それはAIや作者が無意識に影響を受けた結果かもしれません。「もうあったらすいません」くらいの気持ちで、気軽に楽しんでいただけると幸いです。


すいませんマーサの口調、最初のに修正しました。

マーサは最近きた新人冒険者のカード受け取り名前を確認しながら聞いていた。

「すいません、バルに教えてもらって俺たちスキル発動して少しなら攻撃できるようになったんだ。それで薬草採取しながらできる、俺たちでも倒せる弱いモンスター討伐依頼とかってありますか?」ツッコは頭をかきながら言った。


「バル?そういえばバルタザールは損したって言ってた割には笑ってたね?..まあ攻撃スキルが使えるなら、そうだね…草原で、あなたたちでも倒せそうなのなら、ツノウサギなら、できるんじゃないかい」マーサは続ける。

「倒したらここに持ってきておくれ。一頭あたり肉が銅貨16枚で、ツノが銅貨8枚の合計銅貨24枚だよ。でも、危ないと思ったら逃げるんだよ」マーサは心配そうに言った。


「ありがとう、おばちゃん。じゃあ気をつけて行くぞ!」ツッコは片腕を上げる。

「おー」とボッケとアマリも片腕を上げた。ドゥエンデは捕まえられると困るので、人がいるときはフードの中に隠れるように約束していた。


街の門に向かい、しばらく歩くと

「銅貨24枚っていうと、薬草10本の報酬が30枚だから1匹で薬草8本分かぁ、思ったより儲かんないね」ボッケは指で数を確認しながら言った。

「小さいし肉も少ないんだろ。まぁ、しょうがねえな」ツッコも浮かない顔で同調した。


門が近づいてきた。

「見た目が、ほぼうさぎだから、可哀想だね」アマリは呟くと少し落ち込んでる。

「しょうがねえよ。金がないと俺たちが死んじまうからな」ツッコも眉間に皺を寄せた。ボッケを見て目が合うと

「ツノウサギかあ、なんであんなツノあるんだろうね」ボッケは聞いてなかった。

「お前は相変わらずだな!お前みたいなボケに突っ込みたいんだよ」ツッコは呆れていた。アマリも少し笑ってる。


門の前では相変わらず気だるそうに椅子に座り、空を眺める門番のグースがいる。

「グース、薬草採取行ってくるよ」「じゃあねグース」ツッコ、ボッケの後にアマリがお辞儀をして続く。

「まーきおつけろよ」グースは眠そうな顔を振り向かせて手を振るとまた、空を眺め始めた。


街の周りを歩き草原が見え始めた。

「まずは薬草を探すぞ!これがメインの作業だからな、この前よりたくさん見つけるぞ!」ツッコの言葉に2人は頷いた。

「あとはツノウサギの件だけど俺たちにはポーションがない、というか買えない。だから直接攻撃はしない。まず、ゆっくり近づく、そしたら威嚇の足踏みをするはずだ。そしたら俺とボッケはツッコミとボケ、アマリはラップで動かなくなるまで、それを繰り返すんだ」ツッコは真剣な表情だ。


「確か、3回繰り返してもダメなら逃げるんだったよね」ボッケはツッコを見る。

「余分なことは絶対言うなよ!ボッケ!」ツッコの疑いの眼差しに、ボッケは気まずそうに目を逸らした。

「じゃーみんなで始めるぞ!」ツッコの号令で薬草探しが始まった。


それから3時間経ち合計6本目の薬草を取った時だった。周りを見たボッケがツッコに小声でいった。

「ねえ、あそこに、ツノウサギがいるよ」目線の遠く先で、ツノウサギが草を食べていた。


全員その場で集まり身を屈めて、なるべく見つからないようにした。

「じゃーアマリ、ドゥエンデで荷物しまってくれ」ツッコはアマリに小声で言った。

昨日の夜、アマリがドゥエンデと話していた時にドゥエンデに他にできることを聞いたところ、「コレ、ウラワザ」と言うと言葉(DJ)の保存できる音が1つ減る分で、音で空間に干渉し約60cmの立方体分の容量を収納できる事が判明した。しかも収納されたものは時間が経過しないというのだからすごい。荷物も減るし、逃げる時も楽なので、朝聞いた時には3人でドゥエンデを囲んでバンザイしていた。ドゥエンデも中で嬉しそうにバンザイしていた。


時折吹く風で草が揺れていた。

「作戦覚えてるな、みんな始めるぞ」全員でゆっくりと近づいた。


それから1分後。

「ちょっと待てよ!全然威嚇しねえじゃねえか!」ツッコは逃げ出した。

「話が違うよ!すぐ突進してくるじゃん!」ボッケも逃げ出した。

「いやぁあああーー」アマリも逃げ出すと、また2人を引きはなしていた。ドゥエンデはアマリの服を手で掴んで飛ばされないようにしている。


3人は全力で走り、縄張りの外と思われるところまで逃げ切るとツノウサギは追ってこなかった。

「ハァ、ハァ、50mぐらい離れてるな。声も聞こえないとスキルの効果なさそうだし大声で漫才とラップしてみるしかねえか?」ツッコは息を切らしながら喋っている。

「ハァ、ハァ、そうだよね.........ハァ....ってあいつ、こっちみて耳もこっち向いてるね......もしかして人間より耳いいって言うし聞こえてるかも?」ボッケが言うと。

「..なんで近寄ったんだよ!」

「..近寄らなくてもいいじゃん!」2人は顔を見合わせた。

アマリも理解したのか空気を読んだ。


みんなが息を整えるとツッコは言った。

「よし、始めるぞ!スキル開始だ!」「「「言葉の力を始めます」」」ツッコの号令でスキル開始した。

まばらに咲いた花の蝶が飛び上がった。


「ツノウサギだけに頭脳が尖ってるのかもね」「お前のボケは稀にしか刺さらねえけどな」ボッケとツッコが連携する。

「YO!やばいぜ! 実況するぜ!」「YO! ツノウサギ ウサ ウサ バン バン うっさいわ! 踏むな 睨むな こっち向くな! チェケラアチョ!」アマリと妖精はノリノリだ。

ツノウサギは滑って後ろに転んで頭を打ち、起きあがろうとして、さらに後ろに滑って頭を打ち、クラクラしてるが立ち上がると、その頭上に20cmぐらいの石が現れ結構な勢いで頭に落ちると倒れてヒクヒクしている。


「ツノウサギってツノに彫ったうさぎのこと?」「目の前見ればわかるだろアホ!」さらに、ボッケとツッコが連携する。

「YO! ツノウサギ ツン ツン ツンツクツン 見るな! 走るな! こっち来るな! 刺さるでしょーYO! 」アマリと妖精はドヤ顔だ。

ノックアウトされたツノウサギの半径50cmぐらいの範囲の地面がノックアウトのまま5cmの厚さで凍りついた。そして氷ごと寝たまま、後ろ向きに滑り頭を垂直落下すると勢いで氷がくだけ、また頭を打つとパタンと倒れた。そして、その頭上に20cmぐらいの岩が現れ結構な勢いで頭に落ちると、もう完全に沈黙した。


「もういいだろ、ちょっと確認するぞ!」ツッコはツノウサギを倒したことを確認した。

「よし、みんなスキル解除だ!」「「「言葉の力を終わります」」」ツッコの号令でスキル解除をした。

「やっと1匹だが倒したな」「そうだね、やっとだね」ツッコもボッケも一息ついた。

「やっぱり、可哀想って思っちゃうね。」アマリはポツリと呟くと、全員の目がツノウサギに注がれた。


ツッコはツノウサギの氷を払うとアマリにドゥエンデで収納してもらった。

「俺たち何も考えずに肉食ってたけど、これからは感謝しねえとな」ツッコが真面目な顔で言った。

「そうだね」「私もそうする」神妙な顔で全員一致した。


いいこと言った、すぐ後だった。

「まーこれからは、慣れるしかねえ、何しろ、俺たちの稼ぐ手段が薬草採取とこれしかねえしな..」

「どっちも報酬安いんだよね...」

「携帯食以外が食べたい..」

ツッコ、ボッケ、アマリの順で全員疲れた顔でがっくりした。


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