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暗闇の星の女王  作者: 姫野光希
√ルキア 繰り返す、終焉の見えない闇の中
2/46

プロローグ 大役と責任

“どうして?”と“何で?”

そんな思いばかりが私の頭の中を独占して、私の心を支配する。


「何で私が、“暗闇の星(ダーク・スター)の女王”なの…?どうして?」


ーーー何で、こんな私が…?


上手く言葉にできない感情達がいっぱいになって、溢れてる。


「“星の意思”は何で私なんかを選んだの?」


もっと強いひとだって、頭の良いひとだって…いっぱいいるじゃない!!

私なんかと違って、世界のひとたちのことを考えられるひとがやればいいのに…!!


「何で私なのっ…!?」


何で、どうして私なんかを選ぶの!?こんな私になんて、ムリに決まってるのに…できるわけない!

怖いの…世界の平和とか、安定とか。そんなの、わからない。(くに)のひとたちを守るとか無理だよ。


ーーーこんな私に、できるわけないんだから・・・・・




“星の意思”に選ばれた新しい暗闇の星(ダーク・スター)の女王は、その大役と責任から“逃げること”を選んだ・・・・・




その選択は、この星に生きる者達の誰もが、それを許さない。

この星に生きる者達の()が女王には、その心がきこえるはずだ。

それがこの星の“星の意思”に選ばれた者の能力なのだから。

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