表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
追憶の電脳世界〜エタニティ・ドリーム・ワールド〜  作者: 夢達磨
第三章 ギルド結闘編

この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

91/108

第91話 ピンチをチャンスに


 ジークさんが心配そうにモニターの前に張り付く。


 倒れたリーフィスさんをトゥビーさんが抱えてその場を離れる。


 ヒロさんは二人からゴーレムを離すために、ゴーレムの目に映るように動き回った。


「グーファーさん! ゴーレムを連れて、橘さんの後ろに回ってください」


「了解ですぅ!」


 ヒロさんは橘さんに近づきスキルを使おうとするが、橘さんも読んでいた。


「いっくよー! 『スパイラル……』」

「……『グランドウェーブ』ーー砂よ泥に変われ」


 そういうと、ヒロさんの周りが泥に変わり、ヒロさんは勢いよく転けた。


「あいたっ! ーーペッ! ッペッ! ゲホッゲホ。

 ううぇー! 口の中に泥が入っちゃったー! シャリシャリするー!」

 

 グーファーさんがゴーレムを連れてきた。この時を……待っていた!


「よし! ギルドキャノン! 発射ーー!!」


 あらかじめセットしておいたギルドキャノンを発射した。僕はゴーレム三体が一直線になるのを待っていた。


 そうすることで、一気にゴーレムは処理できるからだ。それにおまけで橘さんにも攻撃ができる。


 放たれたギルドキャノンは橘さんを巻き込んで爆発した。爆風で砂煙が舞う。



 そして、ハニポンが僕の服を掴んで揺らしながら言った。


「ちょっとぉー! ヒロピーに当たって怪我したらどうするのよ! ヒロピーになんかあったらあーしが容赦しないわよぉ!」


 僕は文句を言うハニポンを宥めながら言う。


「大丈夫だよ。ギルド対抗戦の味方への攻撃はダメージないから。

 ギルドキャノンも味方の攻撃だからダメージ判定はないよ?」


「そんなこと言ってるじゃないんですけどぉ!? ダメージがある、ないなんて聞いてませんんっ!

 あんた、サイコなんじゃないのぉ!?」


「失礼だなぁ。サイコだなんて……あんまり言われたことないよ?」


「このあんぽんたん!」


 煙が晴れると、そこにゴーレムの姿はなかった。


 しかしそこには、橘さんとグーファーさんが剣と剣をぶつけ合っていた。


「グーファーさんありがとう! 助かったよ!」


「……いえ、大丈夫ですよ。それより、ランサーとメイジがトゥビーさんたちを狙っているようです!」


「おらおらぁ! 隙だらけだぜ! 『ショックボルト』!」


「はぁぁぁっ!! 『シールドバッシュ』!」


「ーー『ウィンドトルネード』!」


 トゥビーさんはウィンドトルネードを地面に叩きつけた。

 

「うわぁぁっ!」


 盾のスキルを使ったカルミナさんは吹き飛ばされ、ショックボルトはウィンドトルネードと相殺された。


 橘さんはグーファーさんを力技でねじ伏せ、体勢を崩したヒロさんに剣で薙ぎ払った。


「きゃぁっ!」

 

 二メートルほど飛ばされたヒロさんに橘さんは、再び剣に土を固めリーチを伸ばした。

 僕は、『ギルドガードフィールド』を展開し、ジークさんたちに声を掛ける。


「ジークさん、ルナさん、予定より早いですがそろそろ行きましょう」


「承知しました。それと作戦は大丈夫なのですか?」


「みなさんに疲労が見えますし、さっきから、行動を橘さんに読まれている気がします。早いですが作戦を実行します!」


「分かった! あのインチキナンパ師をぶっ飛ばす!」


 ルナさんの質問に答え、ジークさんも続いた。かなり気合が入っているようだ。


「僕はヒロさんと、ジークさんはリーフィスさん、ルナさんはトゥビーさんと交代しましょう」


「分かりましたわ!」

「御意!」


「さぁ! ここから反撃だ!!!」

続きは10月22日投稿します♪

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ