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追憶の電脳世界〜エタニティ・ドリーム・ワールド〜  作者: 夢達磨
第三章 ギルド結闘編

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第82話 開幕! ギルド対抗戦・本戦!


 やっとこの日がやってきた。そう、今日はギルド対抗戦の本戦の日だ。

 この日のために、何回かギルド対抗戦に参加して練習してきた。

 トゥビーさんや、ジークさんたちもだいぶ慣れてきた様子だった。

 VRMMOとしての本戦は初めてだから、緊張する部分はあるけど、頑張ってトーナメントに進んでいきたい。

 

 ギルド対抗戦・本戦のルールはこんな感じ。


 ポイント制で上位8ギルドが本戦のトーナメントに進める。


① マッチング時間には、α、βの二種類がある。

αの時間帯 9時 15時 21時

βの時間帯 10時 16時 22時で、計6つの時間帯があり、一日前に、出たい時間を設定しておくことで、その時間にマッチングされる。

 勿論、本戦参加中のギルドしかマッチングしないようになっている。


② トーナメントは一日に一回おこない、十八時から始まる。決勝も同じ。


③ ポイントゲット方法。

(1) ギルド対抗戦・勝利で1点 

(2) 自軍の守護獣のHP50%以上残し勝利で1点

(3) 5人以上キルして勝利で1点

(4) 対抗戦アイテムを三種類以上使用し勝利で1点

(5) 敵軍の守護獣の討伐で1点


 1試合の勝ち点は最大で5点、1日で最大15点稼げる。


④ 期間中に十試合をおこない、勝ち点が高いギルド八組が本戦・決勝トーナメントに出場できる。


 といった感じだ。本戦の期間が終了すると、勝ち点の多さで順位が決まっていき、ギルドランクの昇格、維持、降格がある。

 まあ今回は、みんな初めての本戦だから降格はないのだけれど……。

 本戦のトーナメントに進むには、勝ち点はだいたい、40点以上必要となってくる。


 僕たちの第一試合は、βの時間帯の16時から、『対抗戦ルーム50』でおこなわれる。

 


 今回の本戦に、5024のギルドが集まったようだ。全てのギルドが参加しているとは考えにくいのだが……それにしても多すぎだろ……。

 ギルド会館がある場所ならどこからでも、気軽に参加できるから、たくさんのギルドが集まるみたいだ。そういうところは、昔から変わらないと思う。


 僕たちは時間まで、各々準備やトレーニングに励んだ。



 そして、15時55分になり、僕たちはギルド会館の対抗戦ルームのギルドロビーに向かった。


 16時になると、15分間の作戦会議が始まるのだが、先に作戦会議をしていたので問題はなさそう。

 僕たちの守護獣は前回と同じ、フェアリー型になった。理由も前回と同じだ。


 だが、今回は一味違う。レベルを上げており、スキルも使用できるようになっている。

 フェアリーにしかできない戦い方も強さもある。

 そして、作戦会議の時間がやってきた。特に言うこともないので、雑談とお互いを士気を鼓舞しあい、フィールドへと進んだ。


 対戦相手は『輝度愛楽きどあいらく』というギルドらしい。

 所属人数は20数名、レベルやステータスはそこまでって感じだった。


 僕は司令塔なので、ギルドロビーに待機している。ギルドロビーは、フィールドより少し上に建設されており、透明な板から下を見下ろせるし、一応モニターからでも確認できるように造られている。   


 フィールドからの声もギルドロビーの声もマイクをオンにしていれば、声が聞こえるようになっている。


 ギルドロビーの部屋は広く、かなりの人数が収容できるようになっている。

 軍隊などに使われる司令室のような機械がたくさんある。マイクも六本あり、一人一人に指示を出したい場合はそれを使うことができる。

 あとは、対抗戦アイテムを置くためのスペースと使用するための差し込み口がある。


 先陣を切るのは、ヒロさん、ザーハックさん、ジークさん、ルナさん、リーフィスさんだ。

 司令塔をできるのは、今は僕とヒロさんしかいないので、僕が変わるとしたらヒロさんとだ。

 ギルド対抗戦・専用アイテムをどんどん使っていくぞ! 勝ち点を稼げるだけ稼いで勝つ!


 フィールドに立つ十人は、それぞれのフィールドエリアで相対する。

 ここからでも緊張感が伝わってくる。相手の構成は、アタッカー三人、サポート一人、ヒーラーが一人で、僕たちも同じ構成だ。

 相手の守護獣はビースト型のようだ。色は赤いので、火属性かな?


 そして、カウントダウンが始まる。


 三、二、一……。そして、カウントが零になった。


 相手のヒーラーたちは左右に広がり、アタッカー三人は中央を走り抜ける。

 ヒロさんは魔法をアタッカー三人に放つ。三人は攻撃を躱す。が、彼らの陣形は崩れ分断された。


 ザーハックさんは、大声を上げながらソルジャーの男性に、『燼滅紅牙』で攻撃をした。


 その隙に相手のウォリアーの女性が、フェアリーに向かう。

 僕は、対抗戦アイテムの『ギルドウィンドキャノン』の準備をする。

 ギルドキャノンは高威力の攻撃系の対抗戦アイテムだ。全属性存在する。最初はレベル1だが、条件をクリアすることで、レベル2などが購入できるようになる。最大レベルは3だ。

 ギルドキャノンは一試合中に、一定時間内に特定の属性を撃つことで、属性コンボが発生し、こちらの有利になる効果が発動させることができる。


 ギルドキャノンは直線型か拡散型を選んで発動できる。その二つの違いは、直線型は一つの場所を指定して撃つので、ダメージには期待できるが、避けやすく当てにくい。


 拡散型は威力は下がるが、相手プレイヤーを追尾して攻撃してくれるので、当たりやすい。

 直線か拡散かは戦況を見極めて撃つようにしている。

 勿論、自分たちが放ったギルドキャノンなどのダメージは味方にはない。


 ルナさんとリーフィスさんは、守護獣を守ることに専念しているようだ。

 一応、二人にはフェアリーのカバーは僕がするので、自分の思うように動いてほしいとは伝えてある。


 ギルドウィンドキャノンを撃つ用意を終えた僕は、タイミングを伺う。

 相手と自軍の守護獣の距離を取らせるために、拡散型を選んだ。


 リーフィスさんは、『プロテクション』を守護獣に使用した。

 ルナさんは、ウォリアーの女性に『フラッシュボール』を繰り出す。

 見事に命中。すると、後ろからグーファーさんが感動の声が聞こえだす。


「うおぉぉっ! ルナ様ぁっ! ナイスですよぉ! その調子ですぅぅ!」


 その様子を見た、トゥビーさんは引きつり笑いをしている。


 『フラッシュボール』の煙から飛び出し、守護獣に近づく。

 リーフィスさんは守護獣の盾になろうと前にでたところで、僕はギルドウィンドキャノンを発動させた。


「『ギルドウィンドキャノン』発射ーーっ!!」


 僕たちがいる、少し上にある砲台から巨大なビームが発射された。

 ビームは空中で拡散すると、相手プレイヤーを追尾し攻撃した。

 それを好機と捉え、僕は対抗戦アイテムの『ギルドパワーフィールド』と『ギルドアンチガードフィールド』を展開した。

 フィールド系はフィールドエリア内にいる、味方の特定のステータスを25%上昇させることができ、アンチフィールドは逆に、相手のフィールドエリア内にいる、相手の特定のステータスを25%ずつ減少させることができる。

 

 三つの対抗戦アイテムを使用したので、勝つことができれば、勝ち点がもらえる。

 そうしている間にザーハックさんとジークさんが次々とキルをしていく。


 そして、数分が経ち、守護獣を討伐することで勝利することができた。


 みんなの活躍で勝ち点5を手に入れた!

 初戦を勝利で終えたのはとても嬉しい!


「「「みんなお疲れ様ぁぁ」」」

 

 その夜、次のマッチング情報がでた。

 明日のまた同じ時間に『ユニバースワールド』というギルドと、対抗戦がおこなわれることになった。

ここから本戦がスタートです!

トワたちの活躍を見守ってください♪

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