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追憶の電脳世界〜エタニティ・ドリーム・ワールド〜  作者: 夢達磨
第四章 光の巫女・始動編

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108/108

第108話 ヌシモンスター


「キシャーーーーン!」


 目の前にいるのは、草原エリアのヌシモンスター、『黄泉蟷螂 マンティス・アンダーワールド』というモンスター。


 五メートルを超えるカマキリのようなモンスターで、動きやすいスマートな体。獲物を捕らえるように進化した大鎌。あの鎌で捕らえられたら八つ裂きにされてしまいそうだ。270度見える巨大な目。あの目から簡単には逃れられない。弱点は火、氷、雷の三属性。レベルは25か。


「あのカマキリは、同時に二つのことができないのでザーハックさん、ジークさん、ヒロさんの三チームに分かれましょう」


「「了解!」」

「了解だよ!」


 ザーハックさんのチームは、グーファーさんとトゥビーさんの3人。

 ジークさんのチームはリーフィスさんとルナさんの3人。

 ヒロさんと僕の2人のチームを作って分けた。その後に作戦を伝える。


「カマキリのモンスターが、一つのチームに狙いを定めてる間に、他のチームは死角から足を集中的に攻撃。モンスターの体勢が崩れたところを一斉攻撃! 攻撃対象にされたチームは逆方向に逃げる。名付けて、蜻蛉返り作戦です!」


「なんかダサイけど了解!」


(ヒロさんにダサイって言われた……)


「分かりましたわ」

「「了解です」」


「作戦開始!」


 僕が開始の合図を出すと、僕とヒロさんを中心に、残りの2チームが左右に分かれた。


「ーー『挑発』!」


 僕はマンティス・アンダーワールドに、スキル挑発を使用した。そのモンスターは、僕を目掛けて突進する。


「動きを止めます! 安らぎを与える植物よ、木々の力と交ざりて、対象を捕捉せよ! 『ボタニカル・キャプチャー』!」

「久々の獲物だぁっ! 噛み砕け!『燼滅紅牙』!」


 トゥビーさんが動きを止め、ザーハックさんの重い一撃が、モンスターの右半身を襲う。


「キエーーーンッッ!!!」


 マンティス・アンダーワールドから甲高い叫び声が放たれる。モンスターはバランスを崩し、その場に転倒する。


「リーフィス姫は安全な場所に。ルナ! 俺たちも続くぞ!」

「はい! お兄様!」


 ジークさんの一声で、ルナさんは魔法攻撃の準備をしながら草原を駆ける。


「お兄様! わたくしからいきます! 『フラッシュスピア』!」


 ルナさんが放った魔法は、モンスター見事に命中。受けたダメージで、モンスターはジタバタし始めた。


「くらえぇぇっ!!!」


 その隙にジークさんは高く飛び上がり、槍をモンスターの腹部へと突き刺した。

 暴れ回るモンスターに、ジークさんは振り落とされないようにしがみつく。

 

「うおぉぉぉっ!?」


「ヒロさん。『トゥインクルめくスター』をマンティス・アンダーワールドの首を狙って打ってください」

「はいよ! ーー煌めけ! 『煌めく星』!」


 ヒロさんの魔法は、円を描きながらモンスターの首に命中させる。


「おぉっ! すごいっ! 魔法をコントロールするなんて! 面白い!」

「えっへん! すごいでしょ! 色々出来た方が便利がいいと思って練習したんだー!」


 ヒロさんはこんな練習もしていたのか。自分の技術を磨き上げる……か。僕も見習わないとね。

 

 そんなこんなしていると、マンティス・アンダーワールドの体力がみるみる減少していく。ジークさんの突き刺した槍が、ジワジワとダメージを与えているようだ。


「では、トドメといきましょう! ザーハックさんとルナさんはMPを大事にしてください。僕とヒロさんとトゥビーさんでトドメをさします!」


 僕が言い終えると同時に、トゥビーさんとヒロさんは魔法の準備を始めた。

 僕も『インパクト』の構えをしながら走る。


「いっくよー! スパイラルマジックー!」

「美しい水よ、気高い風の力を借り、旋風となりて大地をかけよ。『アクアトルネード』!」


 モンスターは立ち上がり暴れ始める。ジークさんは武器から手を離し綺麗に着地する。


「くらえーっ! 『インパクト』!」


 僕の攻撃でモンスターはよろけ、そのまま二人の魔法が命中し、消滅した。


「やったー!」

「やりましたー!」


 そんな声が周りに響く。そして、次は火山のヌシ、『豪泳ごうえい炎魚えんぎょ ヴォルクテュス』を倒した。

 続くように雪山のヌシ、『力雪りきせつ獣人じゅうじん ハイドイエティ』

 沼地のヌシ、『怪盗かいとう泥竜でいりゅうシーフドロゴン』

 街のヌシ、『擬態ぎたい鳥獣ちょうじゅう ミミクドリー》の順番で、ヌシモンスターを攻略していった。


 そして数日が経ち、『モンスターラッシュ』が終了した。


 結果は……みんなのおかげで13位を取ることができた! こんないい順位は狙ってなかったけど、いい順位が取れて嬉しい!

 1位は、道鷹さん率いる『皇帝なる隼』だった。2位との差もかなり開いての1位。これは本気で取り組んでても無理だっただろうな。流石、エタドリ最強の男。僕も見習わなくちゃ!


 

 報酬を受け取った後、準備途中だったお店作りをするため、ゼロさんと合流した。


長らく更新できなくてすみませんm(_ _)m

遅くなりましたが、今年もよろしくお願いします(^^)

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