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いちよの序章
赤い部屋のなかで君は何を想像する？又は創造する?
いかんせん、人生を物語にする作業は困難を極めている。これ迄の傷痕は無意味になるのかもしれない。
まー悪く思わないでくれたまえ人生は何時でもただ混沌の中に沈むだけなのだから。
しかし、これはフィクションの駄文な小説だそこまで重く考えることもない。
この小説は作り話だけれど、少なくとも作者の懺悔と言える。
今日も冷たい風に冷やされたコンクリートの道で魂は頭を下げている。
通りすがりのトラックの運転手はヒッチハイカーと間違える、
そんなトラックがもう何百台も通りすぎた。
