表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

9/234

第9話 人の夢と書いて儚いと読む

「こ…これ白金貨ってやつだよね…」


ゴンザレス太郎の声が震える…

日本の通貨価値からするとこれ1枚で約1000万円くらいの価値があるのを知っているからだ。

ゴクリ…

そして、もう一つ確かめたい事があったのでゴンザレス太郎は財布を手に持つ。

手にある白金貨と大きさを比較して…


「入っても15枚だな…」


実に1億5千万円がこの中に在ることになる。

だがゴンザレス太郎が考えていたのはそんな事ではない。


「1.2.3.4.5」


手に5枚の白金貨を掴んで袋から取り出す。

そして、枕元に5枚の白金貨を置いて袋の中を見る…

その顔がほくそ笑む。


「はは…マジでか…」


もう笑うしかない状況にゴンザレス太郎は暴れだしたい自分を押さえていた。

目の前にあるこれだけで約5000万円くらいの価値があり生涯稼げる額くらいが目の前にあるのだ。

しかもそれだけではない、取り出した袋の中には白金貨が中から取り出したにも関わらず限界まで入っていたのだ。

これが所持金MAXの効果で、使用しようが中に追加しようが入るだけ限界まで入った状態が維持されるのだ。


ゴンザレス太郎は手に持っていた白金貨を袋の中に戻した。

不思議なことにもう入らない筈なのにまるで入れた分だけ減ったように袋の中に戻った硬貨を見て明日一体何に使おうかとニマニマしながら再び眠るのだった。




翌朝…ゴンザレス太郎の部屋から絶叫が響くのだった…


「うわぁー!銅貨2枚しか入ってないー!?なんでー?!」

こういう書いてて楽しい作品は隙あらば加筆したくなりますね!

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
このランキングタグは表示できません。
ランキングタグに使用できない文字列が含まれるため、非表示にしています。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ