表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

42/234

第42話 油断大敵

「おーい、大丈夫かぁ~」


気を失ったメールを介抱するジル。

いつもと逆で普段はジルがメールに介抱されているその光景にマコトも微笑んで現実逃避する。

今自分が手にしているのがラストエリクサーでこれ一つで下手すれば国が買えるのだ。


「しかしまぁ、とんでもない物が出たわね…」


フーカがため息を吐きながらゴンザレス太郎に語りかける。

その値段もそうだがその効果をフーカはスキルで見ていたのだ。


「まぁ実在するアイテムなら出るみたいだし仕方ないんじゃない?」


そう、ここが大切なのだ。

正確には『実在する』ではなく『実在した事実がある』なので現代に残っているアイテムに限らず現存しない歴史、伝説、神話に残されているアイテムや絶滅した魔物の素材全てからランダムでアイテムが変化するのだ。


「あれっ?私…あれれっ?」


メールが目を覚ましジルに手を借りて体を起こす。

ラストエリクサーの存在に驚いて意識を失ったのを覚えていないようだった。


「さて、んじゃあメールも起きたし次のを掘りますか」


一体次は何が出てくるのかとワクワクしているマコト…

依頼の品をどうするのかすら忘れている辺り結構彼も動揺しているようだ。


「ここ掘れバウバウ…ん?なんだこれ?」


マコトからラストエリクサーを受け取っていたフーカが視線をやるとマコトは何やら黒い紐のような物を持ち上げていた。

それを見たフーカは叫ぶ!


「それを切っちゃダメ!」


だがその声が届くと同時にマコトはその紐を持ち上げようとして引きちぎってしまった。

そして辺りは光に包まれ大爆発を起こすのだった。

フーカが最後に見た表示は…


『クイーンボムの堪忍袋の緒:切れると切れた場所を中心に半径500メートルを吹き飛ばす大爆発を起こす』


っであった。

これにて本年内の更新は終了予定です。

今年は小説を書き始め沢山の方に観ていただき本当にありがとうございました。

今思考中の新作もありますので来年も変わらずどうぞよろしくお願いします。

それでは皆さんよいお年を

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
このランキングタグは表示できません。
ランキングタグに使用できない文字列が含まれるため、非表示にしています。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ