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第17話 アイテム減らないの実験1

「アイテム限定だろうから武器防具は後から試すとして…」


ゴンザレス太郎は日中に買っておいた傷薬とリンゴと自分のおもちゃ、筆記用具に道で拾った石ころなんかを用意した。


「よし、それじゃあスキル『プロアクションマジリプレイ』発動!」


スキルの発動と共にメモしておいた紙を取り出しそれを見ながらコードを入力していく…


「やっぱりクジ引いて出たあの紙は使わなくても表示はされないか…」


使用未使用に関わらずクジのメモはスキルを解除すれば消えるのは『好感度MAX』で確認済みだったので分かっていたが確認は大事だ。


「再確認もよし、コード実行!」


ウィンドウが光り体の中に消えたのを確認してベットから体を半分出した状態でゆっくりと目を閉じるのだった。









ゴトンッ!

「うぅ~」


少し寝てベットから落ちたことで目を覚ましたゴンザレス太郎。

目覚まし時計みたいな物があれば良いのだが無いので考え抜いた末に思い付いたのがこれだったのだ。


「痛て~」


頭を擦りながらまずは傷薬を試してみる。

実験するのはアイテム用の袋から取り出した物と机に置いていた物だ。

少量の小瓶に入った傷薬はポーションの劣化版で簡単な擦り傷や打撲を癒す効果がある。


「んじゃあ袋から出したこれを頭に…」


一応袋の中を使う前に覗くが中に傷薬は無い。

そして、頭にかけて空になった瓶を床に置く。

再び袋を覗くと…

中に傷薬が在った!


「床にある空瓶もそのままか…」


アイテムが使用しても減らないどころか空き瓶はそのまま残った事から、高級な容器に入ったものを使えばそれだけで容器が無限増殖出来る事実に気持ちが高ぶる!

この世界でも貴族が使う用の家具などもあり、それらを増やすことが出来る事実にこのスキルを得てから何度目か分からないほくそ笑んだ顔をするゴンザレス太郎。


「次はこっちか」


そう言ってまだ少しズキズキする頭に机の上に置いていた傷薬を手に取り使用した。

痛みがすっかり無くなった頭を撫でて空いた瓶をさっきの空き瓶の横に置く。


「おいおい…マジかよ…」


振り替えると机の上に中身の入った傷薬が置いてあるのだった。

朝から「不定期更新」の使い方間違ってるから!って知人からメールが来てましたwwww

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