用語
○魔法、精霊
▽〈魔法〉
西方大陸で発達した、精霊を使役し物理現象を発生させる技術。
同様のものは世界中で独自発展している。
習得には素質と修練が必要とされる。
▽〈精霊〉
幻想世界のどこにでもいる不可視の存在。
自然万物の象徴とされているが、詳しいことは不明。
属する物質や現象によって姿形が違う。
▽精霊光
精霊の発する燐光のこと。
魔法の素質のあるものにしか感知できない。
▽魔杖
魔法を行使する者、魔導師が携帯する短い杖。
杖頭にはまった石で精霊の接近を感知でき、集めた精霊の止まり木にもなる。
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○歴史、事件
▽西方歴
西方大陸、特に南側で一般的な暦。
西方正教という宗教によって、教祖の誕生を元年として定められた。
北方諸国ではあまり西方正教が普及しておらず、独自の暦を持つ国も多い。
▽〈平定戦争〉
イニス・プリダインにおいて、西方歴1639年から12年間続いた戦争。
当時半独立国であった4つの大州により争われた。
この戦争の結果、イニス・プリダインは連合王国として統一平定された。
▽〈黒の霧事変〉
西方歴1656年にイニス・プリダインを襲った非常事態。
詳細は不明だが、3年たった西方歴1659年現在でも状況は継続中である。
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○〈学校〉関係
▽学位
学習の進捗に合わせて生徒に授与される位。
基本的には在籍年数と一致するが、飛び級や減級もある。
▽学部
〈学校〉における学業の大分類。
〈陸士学部〉〈水士学部〉〈軍需学部〉の三つが存在する。
▽学科
学部の下にある専門的な小分類。
各学部ごとに様々な学科があり、独立した学習カリキュラムを持っている。
▽貴族寮
主に貴族階級に属する生徒のための寮。
生徒本人だけでなく、その従者や付き人も住むことができる。
▽学部群
〈学校〉市街地の中央を占める大規模な校舎群。
中心には陸士学部の大講堂がそびえ立っている。
▽軍師学科
レイの所属する学科。陸士学部の下位学科。
主に戦術や戦略について学習するが、教練も行う。
▽魔導師学科
ニカの所属する学科。陸士学部の下位学科。
軍事技術のみならず、魔術についての専門的な教育が受けられる。
▽諜報学科
陸士学部の下位学科。
生徒には入学に際して選抜試験があり、それをパスした者だけが入れる。
学科扱いではあるが同時に〈学校〉の諜報、警察組織も兼ねている。
▽歩兵学科
陸士学部の下位学科。
戦術の基礎と、主に歩兵指揮者のための教育を行う。
教練が他の学科に比べて飛び抜けて多い。
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○イニス・プリダイン関連
▽戴冠王
〈イニス・プリダイン連合王国〉の盟主のこと。
全土の王の上に立つ大王位。
▽円卓
連合王国の最高意思決定会議。円形のテーブルが使われる。
戴冠王と、四大州から集まった十二人の王で会議が行われる。
▽スィンダイン
イニス・プリダイン連合王国、ならびにスォイゲル王国の首都。
スォイゲル王宮が中心にそびえている。
▽レティヒェン
スォイゲル王国中央部にある要衝の領地。
アデルの生まれ故郷。
▽グアレウス
ケルニュウ王国の首都。南向きの大きな入り江に建設された商業都市。
▽小人
亜人の一種。身長は常人の半分ほどで体が丸っこい。魔法の才に優れる。
▽中人
小人や巨人が常人を指して使う言葉。
▽カエル・エディン
エル・アルバン王国の首都。自然の岩山の周りに建設された軍事都市。
▽巨人
亜人の一種。常人の倍近い身長を持つ。ただし女性はそこまで大きくない。怪力。
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○カルネ関連
▽機装
機装世界で作られた機械仕掛けの巨人型兵器。
人が乗ることによって動く。その単純質量だけで幻想世界では脅威となる。
▽〈想素〉
機装世界において一般的なエネルギー。欲望エクセルギーとも言われる。
人間の欲望や願望、願いなどを変換したものとされるが、詳細不明。
▽〈想神族〉
想素を代謝して生きる生命体。
神懸かり的な力を有する。詳細不明。
▽〈邪神たち〉
想神族の派閥の一つ。
人間を家畜と見なし、その生き方に干渉して繁栄しようとしている。
詳細不明。
▽〈反抗者〉
想神族の派閥の一つ。
人間のあるがままを尊重し、邪神たちとは敵対する勢力。
詳細不明。
▽〈眷属たち〉
邪神たちによって超常の力を分け与えられた人間。
主に邪神たちの手足となって働くが、自我は保っている事が多い。
▽〈御使い〉
反抗者のパートナーとなった人間。
互いに想素を融通し合うことで支え合う存在だとされているが、詳細不明。
▽〈神衣〉
カルネの所持していた力の結晶。さまざまな服の形で具現化される。
現在は幻想世界中にばらまかれてしまっている。
▽〈喚装〉
カルネが持つ固有の能力。
服装とそれにまつわる神話、伝承などの力を対象者に付与することができる。
喚装には対応する神衣が不可欠となる。
▽現象固定効果術式
想神族が複雑な現象を起こす際に展開する「光の紋様」。
詳細不明。
▽〈銀装騎ヴンダーヴァッシェ〉
カルネの所持する機装。
彼女のために作られたとされる機装で、小柄ではあるが性能は高い。
その真価は内蔵された〈喚装神姫機巧〉にある。
▽〈神姫喚装〉
ヴンダーヴァッシェを対象とする大規模喚装。
神衣を元に新たな四肢と装甲を生成し、合体させることでヴンダーヴァッシェを大幅に増強、拡張する。
▽〈ダイタンオー〉
神姫喚装により強化されたヴンダーヴァッシェの別銘。
神衣ごとにほぼ別物と言える性能バリエーションを持つ。
▽〈神姫兵装〉
ダイタンオーが使用する「神殺し」の力。
相性にもよるが、ほぼ全て想神族にとって致命的な威力を持っている。
▽〈神姫武装〉
〈神衣〉に備わっている特殊機能、もしくはそれを使うための武装、道具。
武装という呼称はあるが、機能によっては武器ではない場合もある。
▽〈添神装〉
〈神衣〉の一種。
服そのものではなく、アクセサリーや身体的特徴の姿を取るもの。
他の〈神衣〉の機能を拡張したり、組み合わせで〈神衣〉を変化させたりする。
▽〈主神装〉
〈神衣〉の一種。服としての姿を持った一般的な〈神衣〉。
まつわる伝承、神話、妄想にちなんだ機能を持つ。
▽〈核神装〉
〈神衣〉の一種。他の神衣を再生させる力をもつ特別な〈神衣〉。
全部で十六着ある。たいていの場合自我を持っている。
▽〈神鍵〉
〈神衣〉の一種。〈核神装〉と関連づけられた〈添神装〉。
全部で十五個ある。
▽〈魂神装〉
特定の〈神衣〉を組み合わせることで得られる新たな状態。
その中でも「特定の人物」を明確に対象としたものが〈魂神装〉と呼ばれる。
その人物にちなんだ特殊能力を持つが、汎用性は皆無。