Forward&Receive
掲載日:2015/10/18
キャッチボールよりもたちが悪い。
ボールを持ってる時間がない。
バットで激しく打ち合う感じ。
どう言ったって、乱打戦。
ボールがどこに行くかも知らずに。
ピッチングマシンが投げるボールを。
必死になって、打っている。
そのスピードなんか知らない。
早くたって、遅くたって。
打ち返せさえすれば、勝ちみたい。
ボールにきっと価値はない。
だから、硬いバットで思い切りたたく。
なぜって、近くにおきたくないから。
手元にあると、害があるから。
一秒にも満たないレスポンス。
きっと、そのやり取りに誰も気づかない。
手軽な話。
身軽な話。
重さで価値が決まるわけじゃない。
飛距離で価値が決まるわけじゃない。
ましてや、数に価値なんてない。
だから、思いっきり叩く。
叩いてもどうせ、勝ちはないから。
どこまでも飛んで行け、どこまでも広がっていけ。
そう、憎しみを込めて。
右手のバットで。
殴り倒せ。
Enterのキーを押せ。
右クリックをしろ。
負けを認めろ。
無価値を認めろ。
そして、目をつむれ。
一分一秒を競い合うなんて。
ついていけない。
ありがとうございました。




