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顔文字
「、、いっ、、て~、、」
あたかは、よろよろと立ち上がり、辺りを見回した。
屋上の床には亀裂があり、その亀裂を辿ると、大きな穴から煙が立っていた。
そして、自分が落ちた時にできたと思しき凹みの近くには、もう一つの凹みが出来ていた。
「、、、大丈夫かよ、、。」
「、、、。」
返事がない、ただの屍のようだ。
と、あたかは思った。
どうやら夜海は気絶しているようだ。
あたかは、とりあえず放置することにした。
(ヨ_ミ){解せぬ
(作ー者){メンゴメンゴww
(あロた){なにこの顔文字w
「おいっ!!」
喋る玩具のような声が、あたかには聞こえた。
あたかは気のせいだと思った。
「おいっそこの突っ立ってるやつ!!」
気のせいではないようだ。