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ダンジョン食堂  作者: 作者不明
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見習い料理人アギト






勇者の息子としても呼び声は高く父親と母親譲りの魔力と武闘技術は他の者よりも秀でてはいる。人間と魔王というハイブリットのハーフという事もあるのだろうが、本人はさして気にもしない。母親譲りの褐色の肌に父親譲りの黒髪に190はあろうかという長身、細身の体に均整のとれた筋肉、作務衣さえきていなければどこかの戦士でも話は通じる事だろう。だが彼は料理人……誰かを幸せにするためにその腕を振るう一人の料理人なのだ。彼の目標はただ一つ、その料理の腕で世界すらも救ってみせた父を越える事、日夜父の技術を継承し練磨し腕を磨いているのだ。



そして彼の他に姉と妹がおり、彼は長男というものであり、いずれ父の技術を継ぐものと幼き時から考えていた。姉は魔法の才に秀で、妹は剣の才に秀でていた。自分はどちらの才も受け継いだようだが……料理の才もその二つの才能を凌駕するほどに受け継いだと感じている。故に慢心せず己を高めに迷宮料理人としての本分、迷宮での食材探しと新たな料理を作るために足を運ぶのだ。




改めて彼の名を告げよう、彼は全ての迷宮を踏破した料理人狭間修二と歴代最強の魔王ミローサとの間に産まれし半魔の皇子にして偉大なる料理人の後継者狭間アギトである。





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