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ダンジョン食堂  作者: 作者不明
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伝説の料理人

のんびり書きますのでみてみてください。ご飯は万物の友

あらすじ


とある世界で召喚された勇者はとても不思議な料理人、包丁片手に魔獣を倒し、挙句の果てにはそれを調理した。彼の名は狭間修二、とある食堂の一料理人、彼は事故で死亡し異世界へと転生を果たす。彼がした偉業とは………。




第1話



ダンジョン食堂。



かつて魔王と呼ばれる存在がいた。そして異世界より勇者が召喚され平和は齎された。ここまでは普通の英雄の話と大差はない。勇者と魔王は本来敵対する運命である。だがこの勇者はどこか違った。料理人と思しき作務衣を纏い、研磨された包丁を武器とし、魔王が造ったとされるダンジョンと呼ばれる迷宮を踏破する。ダンジョンというものは携帯食糧や活動するために必須な物資が必要なのだが……彼は現地で調達をした。



仲間である大魔術師は語る。



「まさか迷宮であんなに酒に合うつまみが喰えるとおもわなかった」




仲間である僧侶は語る。



「あいつ頭おかしいのよ、あんな美味い料理を作るなんてどうかしてる」




仲間である剣士は語る。



「あいつ身体強化もなしでドラゴンしとめてステーキにするとかありえないしょ」




仲間である盗賊は語る。



「料理のために罠を物理で破壊するとかどれだけでしょう」






彼は語る。




「……目の前に食材があって誰かを幸せにできるならば俺は包丁をふるう」




こうして異世界から来た狭間修二ことシュウジによって迷宮料理という新たな分野が開拓され……彼は世界最強の迷宮料理人として名を馳せることとなる。




そして彼の為した偉業はそれだけではなく、魔王を嫁にしたという事もある。戦いをするに連れてこの世界は必要悪という概念存在が魔王の一族を蝕んでるという事を知り、仲間達には動揺がはしり、世界各国に通達され事実関係を確認したのち……結果的に見れば魔王を殺すしかないという結論に至ったがシュウジはその結果を覆し魔王すらも救ったのだ。






その概念に対して思い切り蹴り飛ばし概念存在そのものの書き換えを行ったのだ。大魔術師曰く概念存在というものは世界に根付いた原初の存在、本来ならば書き換えるという荒技はできないはず……なのだが、シュウジはあろうことかその原初の存在を説教し、泣きわめかせ必要善という全く真逆の存在へと昇華させてしまったのだ。




その伝説の話は20年前の話……その伝説の男は今一人の青年を後継者として育てている。



その青年の名は狭間アギト……魔王と勇者二人の息子である。




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