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畠ノ池高校
関東内陸部にある私立高校。戦国時代にこの地域を所有していた大名「稲木氏」の居城で周囲を河で囲まれ、出入り口を一箇所にした難攻不落の城塞。稲木氏はその後徳川家に仕え、戊辰戦争では幕府軍として参戦して一時的には明治政府軍を返り討ちにすることに成功。維新後は旧陸軍の駐屯地となった。戦時中は陸軍の兵器工廠だったが本土空襲の激化に伴い地下に工廠を移設、その後周辺工廠の統合を繰り返す内に地下数百mに渡る巨大工廠となった。本土決戦に備えて資材、熟練工員の集中配置に加えて過剰な情報統制により終戦まで主だった被害はなかった。また、未完成とされた兵器もここで製造、試験も行い温存されていた。終戦後、連合軍に技術や兵器が渡るのを恐れて入り口を封鎖し、その上に「新しい日本を導く人材の育成」という名目で関係者の融資により畠ノ池高校が誕生した。数年前の大地震の影響で耐震工事を行っている最中に偶然入り口が発見され、小銃から重砲に加えて稼働可能な戦車、さらには莫大な数の弾薬や各製作機器、マニュアルなどが保管されていた為大きな話題となった。近々それらを一斉に博物館に輸送する予定。
アルファウイルス
南米某国で発見され世界中に広まった新型ウイルス。感染者は呼吸困難、激しい高熱や嘔吐の症状が出た後6時間以内に死亡するがその約12時間後にはまるで生き返ったかのように歩行、しかし皮膚は腐り落ちゾンビのように人間を襲い出す。ワクチンは無く、接触感染により拡大する。感染者は痛覚、知能が失われて本能で行動する。典型的なゾンビのように頭部を破壊すると即死する。
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