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G海軍航空隊  作者: 自宅防衛隊
オレはGだ。
9/46

独逸帝國

今回は独逸帝國です。

Gです。

日英同盟は無事結ばれました。


マリーンエンジンはロールスロイス社から技術者も派遣され、

日本の川崎重工明石工場で作る事になってます。

もうお分かりと思いますが、飛燕は日本のマスタングとなって出て来ます。

飛燕の長所とマスタングの特徴をミックスしたオバケ戦闘機になります。

飛燕の最大の長所はとにかく頑丈だった事ですからね。

音速近くまで速度を上げても壊れなかったと言うのは事実ですから。

何故、活躍が残されなかったのか不思議な位です。


さて今回は独逸帝國ですよ。

「イタ公抜きで今度は()ろうぜ。」と言いたくなる位、独逸は好みです。

そう・・・。

日本は独逸、英国、日本の三国で今回は戦う予定です。

独逸ですが、ヒットラーが居ません。

よってハーケンクロイツも靡いてなくて、帝政独逸帝國のままでした。

調べて見ると「ヒットラー伍長」は軍隊には入らず、画家として頑張ってます。

妻のエヴァブラウンと悠々自適の生活をし、

ピカソとヒットラーは世界の画家として認められてました。

コレでいいんじゃネ?


独逸はビスマルク帝政のまま、戦後を送っております。

英国とも仲良く付き合う仲とか・・・。


「G中佐、貴国のゼロ戦は中々の出来ですな。

我が国もメッサーシュミットとハインケル、フォッケウルフと作成していますが、

まだ形にになるに至っておりません。」


「メッサーシュミット博士、Bf109は十年は使える戦闘機になると我々は確信しています。

卑下なさらず、開発に勤しんで下さい。

ただ、航続距離はもう少しあればとは思います。」


「Bf109は迎撃戦闘機(インターセプター)として開発したのですが、防空では無く、

侵攻戦闘機に使われそうです。さすがに迎撃戦闘機として開発した飛行機が侵攻作戦に

使われるかと思うと、ヒヤヒヤしています。」


「博士、これは絶対に他国、特にソ連とかアメリカには漏らさないで欲しいのですが、

貴国の戦闘機でもある程度は航続距離を伸ばす秘訣があります。

コレは我が国と独逸の親交のための贈り物と考えてください。」


「ほ、本当ですか?まだ他国に知られていない技術を我が国、しかも私にですと?」


「ハイ。詳しくは後ほど設計図と現物をお渡ししますが。

爆弾形式の落下タンクを装備させるのですよ。

戦闘機に。」


「戦闘機に落下タンクですと?」


「ハイ。使い捨ての落下タンクを我が国のゼロ戦は装備しております。

コレは輸出ゼロ戦には備えておりません。

我が国だけの秘密ですから。」


「なるほど・・。確かにコレは知られると不味いですよね。」


「ココだけの話ですが、我が国独自のゼロ戦は既に航続距離は三千キロを凌駕してます。」


「なんと・・・。三千キロ以上も飛べるのですか?

戦闘時間も入れてですよね。」


「その通りです。もちろん輸出ゼロ戦は落下タンクも装備出来ません。

これは敵に知られると重大な失策に繋がるからです。

それでも今の時代なら、数年は追いつかれる事は無いと自覚はしてますが。」


「その通りです。

我々の試作メッサーでも、貴国のゼロ戦よりも性能は下です。

ただ、同盟を結ばれる国にはその日本版のゼロ戦の秘密を教えて頂けるのですよね。」


「その通りです。

信じるに値出来る国には秘密は極力持ちません。」


「有難い話です。我々も日本帝国とは良きお付き合いを望んでおります。」


「ココでけのお話にして欲しいのですが、我々は数年以内にはソ連が貴国に攻め込むモノと

考えています。軍備は十分でしょうか?」


「未だに我が国は第一次世界大戦の始末に追われ、軍備は不十分です。

そのためには貴国みたいに技術も軍備も見識もある国との同盟は大変有難く思います。」


「我々も同じですよ。我が国はアメリカやソ連からは東洋の小国と罵られておりますが、

その我々でも最先端の戦闘機を輸出出来るのです。

ただ、我が国は海に囲まれております。

そのため、陸軍での航空機開発は断念させました。

理由は陸しか飛べないパイロットなんて不要だからです。」


「耳の痛い話ですが、理解は出来ますね。

我が国も大国に囲まれ、ある意味欧州の陸の孤島でもあります。

我が国のビスマルク総統も好戦的な人ではありませんが、攻めて来られたらお引取りして

貰うしかありませんからね。」


「その通りですよ。我が国もシナにも手出しせず、国の中で出きる事のみに専念してるにも

関わらず、アメリカからは色々と介入を入れられて困っております。

そのためには同盟国を求め、国の力を強化するべきです。」


「同意出来ます。日本帝国と英国、そして我が独逸帝国との三国で薄汚い大国との勢力に

対立出来る力を付けるべきです。」


「そのための同盟ですからね・・。」


メッサーシュミット博士や独逸空軍、海軍との交渉はうまく行きそうだ。

軍事、ならびに国との同盟も結ばれた。

独逸からは膨大なマザーマシンと最新技術の提供が。

我が国からはゼロ戦百機と空母、戦艦の設計図。

そして航空機技術の秘密が渡された。

独逸も周辺友好国に出来上がったメッサーシュミットBf109を輸出開始し、

経済力と周辺諸国の友好化。

武力の強化に努めてるらしい。

我が国も頑張らないと。

ただし特定三国以外とね。




独逸帝国との友好条約が結ばれました。


追記です。

このSSの中に出る人物は実在の方と妄想の中の人物が混在した架空世界です。

実際の歴史とリンクはしてますが、現実歴史とは違う世界となっています。


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